(鈴鹿)夜間登山訓練と芽吹き前の愛知川遡行


- GPS
- 14:26
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,634m
コースタイム
裏道登山口(3:00)〜藤内小屋(3:45)〜国見峠(5:00)〜上水晶〜タケ谷〜大瀞手前(9:45)〜上水晶出合(11:00)〜国見峠(15:00)〜藤内小屋(16:30)〜裏道登山口(17:00)
※コースタイムは箇所箇所で調査しているので参考になりません。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国見峠からの上水晶の道は一箇所崩れている場所がある。倒れた杉の木の上を歩く場所がある。 愛知川の上水晶出合から下流は川沿いに登山道もあるが河原を歩いた方が楽しい。途中で何度も渡渉をする。渡渉の難易度は水量しだい。今回は水量が少ないので靴も濡らさず快適だった。 |
写真
感想
夜間登山の練習を兼ねて愛知川に向かった。
4月16日(水)晴れ
2時間あまりの夜間登山をするために逆算して家を夜中の12時半に出た。高速を使わず下道で走っていたがラジオが面白かったので国道23号を突っ走り過ぎてしまった。四日市を通り過ぎるところだった(汗)
コンビニで行動食と朝食を買って裏道登山口を出発したのが午前3時ちょうど。満月が山を白く照らしていた。月明かりはあってもヘッドライトを点けなければ道は暗くて見えない。今回も非常用のモンベルのヘッドライトを試した。
裏道はその昔何十回と通った道であるが大豪雨でほとんどの登山道が変わってしまった。豪雨後の裏道はまだ私は慣れていない。昔の裏道のイメージが逆にじゃまする感じだ。
暗いので四の渡しの手前で崖崩れの下に入り込んでしまった。訓練のつもりで通過したら足元が崩れてビビった。こんな場所でこんな時間に命を落とせば昔の山仲間に笑いものにされてしまう。やっぱり暗いヘッドランプは非常用のみに使う方がよいと思った。
藤内小屋を過ぎたあたりで月の光に浮かび上がった藤内壁が幻想的であった。
藤内壁出会いを過ぎたあたりで夜が白み始める。四日市の街明かりの上の空が青みを帯びてきた。この時間でこの場所は生まれて初めてだ。まるで高い山で味わう夜明けのようで新鮮であった。
国見峠に着いた時にはかなり明るくなった。ここで夜間登山の練習は終わりということになった。満月が御在所岳の山腹に丁度沈んでいった。
国見峠から下の林は芽吹き前なので明るい。おまけに異常乾燥注意報が連日出されているので落ち葉がカサカサ音を上げる。
上水晶谷を下っていく途中、地獄谷出会い付近で崖崩れの場所があった。今では上水晶は余り人が使わないようなので所々で踏み跡がぼやける。
途中で沢に釣糸を垂らしてみたが反応がないばかりか魚影すら全く見えなかった。
上水晶からコクイ谷の方に少しだけ歩いて「神崎川」への道に曲がる。しばらく歩くと神崎川(愛知川)に合流した。川の水量は少なかった。まるで秋ぐらいの水量だった。瀬々らぎの水面が陽光をキラキラと反射していた。
ほぼ左岸を歩いていたが、何回も渡渉を繰り返す。水量が少ないので渡渉は簡単だ。年をくってしまったのでバランスが悪いが両手用のトレッキングポールがよい支えになった。タケ谷出合を過ぎてジャンプする場所もあった。そういう時には少しばかり自分の中に若さを感じた。
漠然と大瀞まで目指したが疲労度が高まったので手前あたりで引き返すことにした。ここらでも竿を立ててみたが魚影は全く感じられなかった。
歩行訓練のつもりだったが、まだ山慣れしていない私には川石の上を伝い歩くのは疲れる。
なんとか上水晶出合まで戻ってきて、そのまま沢沿いに上水晶を遡行する。国見峠手前あたりはヘロヘロバテバテだった。
なんとか国見峠まで来て、そのまま裏道を下降する。前尾根の北側の岩壁をマジマジとして見る。今頃気付いたのであるが、この側壁はすごいと思った。登るルートはあるのだろうか?クラックが無数に走っている。前尾根の下降路は別として、ルートは何本も取れそうだと思った。今の私にはとっても無理だけれど…。
やっとの思いで藤内小屋まで戻ってきた。そのまま登山口まで歩き続ける。登山口近くに咲いていたヤブツバキの赤が綺麗だった。
車に戻り、やれやれ。
今回トレランシューズで来たが、左足の指先を痛めた感じだ。ただし、14時間はよく歩いた。
評判の「希望荘」に向かった。
希望荘のアプローチ道路を登るとき、「あれ?これって昔のゆずりは荘?」と思った。比較的若い頃、御在所に来た帰りには私たちは必ずゆずりは荘に寄ったものだった。希望荘というのはゆずりは荘を改装したのかなぁ?
初めて乗った希望荘のケーブルカーはお気に入りになった。子供だったら何回も乗って遊べる。私はオジサンだけど遊びたかった。
希望荘の風呂はタオル付き600円。消費税増税で値上げになったのかな?お湯は昔のゆずりは荘と同じだった。というか昔は片岡温泉のお湯をポンプアップしていたと思う。でも、ここはマルだね。もう片岡温泉には行かないかも?他の日帰り温泉も開拓してみたい。
この希望荘は4階がお風呂で2階にレストランがあった。私は知らずに入ってみたらまずまずな感じ。でもきょうはここで食べるのは止めておいた。理由;お風呂代だけでお金を持ってこなかった(涙)
車に戻り、何が食べたいか自分の心に聞いてみたら「鳥のから揚げ」という答えが返ってきた。そんなこんなで「きょうは開拓するぞ!」という意気込みで菰野に向かう。
車を走らせると湯の山からすぐに「おとし」という店が目に飛び込んだ。私の嗅覚は最近自信がないがきょうはいい感じがする。
案の定、鳥のから揚げと生姜焼きの「コンビ定食」というお得なメニューをいただいた。この店はまるである。次回は1000円のトンカツを食べよう!
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