みちのく潮風トレイル14 唐桑半島

2022年05月18日(水) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,130m
• 下り: 1,260m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:00

8:30 スタート地点
9:06 9:06 巨釜半造入口
9:31 9:37 折石
9:53 9:53 半造レストハウス
10:34 10:36 半造レストハウス
12:20 12:25 神の倉の津波石
13:28 13:35 御崎神社
15:30 ゴール地点

天候

晴れ　海から時々霧が寄せる　おかげで暑すぎず心地よい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

早馬山下の漁火パークの駐車場利用
三陸道を北上し唐桑ICから、仙台から2時間少しで着けるとは、近くなったものだ

コース状況／危険箇所等

潮風トレイルのコースと宮城オルレのコースを取り混ぜて歩いている。潮風トレイルはトレイル杭やテープ少な目。地図は必ず携帯したほうが良い。オルレコースは印豊富。そちらに引っ張られること多し。
コース自体に危険個所はない。防潮堤工事でルートが変わっている箇所あり。

写真

5/18 8:31

漁火パークの駐車場。広いね。

5/18 8:33

予定してなかったけれど目の前にある早馬山。足慣らしに登りましょう。

5/18 8:37

眺めばっちり！唐桑半島先まで見えます。

5/18 8:42

海から霧が押し寄せ、広田半島が島のように

5/18 8:43

高田湾を挟んでそびえる氷上山と五葉山

5/18 8:45

早馬神社。鎌倉時代、武将梶原景時の兄が僧となり、代々この神社の宮司を務めているそうです。

5/18 8:47

大島の先端、龍舞崎の向こう微かに三角錐の金華山が見える

5/18 8:48

青空に卯の花。夏が来ぬ。

5/18 8:56

大島と気仙沼をつなぐ大島大橋。奥に見える山はツツジの名所、徳仙丈山。何となく山頂が紅い。

5/18 8:59

漁火パークに戻りました。改めてみちのく潮風トレイルスタートです。

5/18 9:02

大島の亀山が間近に見える

5/18 9:25

巨釜方面に下っていくと海が見えてきた。霧が海岸林や集落までかぶってきた。

5/18 9:26

海から押し寄せる霧の壁が幻想的

5/18 9:31

天然のプールのような湾の美しい水の色

5/18 9:32

波渦巻く荒磯

5/18 9:33

5/18 9:34

巨釜の名勝、折石が見えてきた

5/18 9:34

折石は高さ16m、白っぽい結晶質石灰岩でできている。この辺りは常に波が泡立ち、そのために巨釜と名付けられたとか。

5/18 9:36

5/18 9:45

半造との間にある前田浜

5/18 9:47

大黒様の小さな祠

5/18 9:49

5/18 9:52

オルレの標識。今回は青矢印で。

5/18 9:59

5/18 10:11

足元が波に洗われる大岩

5/18 10:12

5/18 10:25

半造の名前は昔、アワビが沢山取れて繁昌したの繁昌が訛ったんだそう

5/18 10:26

霧が押し寄せ、波しぶきもおぼろ

5/18 10:29

ウッドチップが敷き詰められた道は足に優しい

5/18 10:31

半造側にある駐車場。地元の叔父さんたちがゲートボールやっていた。

5/18 10:33

たまには証拠写真

5/18 10:40

海べりを歩くので荒れたときのために迂回路が設定されている

5/18 10:43

今日は大丈夫。ちょっと歩きにくいけど。

5/18 10:44

霧の向こうから波を寄せてくる

5/18 10:46

潮風トレイルの杭とオルレのリボンが仲良く

5/18 10:55

ウマノアシガタ

5/18 10:56

ひっそり路傍にたたずむ祠

5/18 11:21

チゴユリ

5/18 11:24

クサノオウ

5/18 11:33

こちらはウラシマソウでしょうか。立派な個体です。

5/18 11:36

また霧が巻いてきた

5/18 11:40

緑色のマムシグサ

5/18 11:46

フデリンドウ

5/18 12:18

ニッコウキスゲが咲いていた

5/18 12:20

蕾はたくさんあったけど、咲いていたのは2輪だけ。

5/18 12:21

トレイル杭の前にたたずむカモシカ君。この直前にも別のカモシカ君とにらめっこした。

5/18 12:23

カモシカ君と別れて神の倉の津波石へ

5/18 12:24

巨大な岩が入り江の口をふさぐように。東日本大震災の津波で海底から運ばれた。

5/18 12:25

今はこんな静かな海

5/18 12:25

大きさが分かりますかね

5/18 12:26

カモが一羽沖から岸へ

5/18 12:27

布袋様でしょうか。こうした神の像や小さな祠がそちらこちらにある。

5/18 12:30

さっきのカモシカ君、まだいたのね

5/18 12:35

これはマザーツリー。小学生の看板が可愛い。

5/18 12:43

海べりとは思えない新緑の森

5/18 12:50

急流の渓谷みたいだがこれは海

5/18 12:55

5/18 12:57

ルート沿いにヤマツツジの花が迎えてくれる

5/18 12:59

こんな穏やかな天気でも太平洋の荒波が、音高く打ち寄せる

5/18 13:01

5/18 13:02

黒潮と親潮のぶつかる三陸沖。深い群青の海の色が美しい。

5/18 13:04

5/18 13:04

どこでも見入ってしまうような海の風景が続く

5/18 13:07

高村光太郎文学碑　「黒潮は親潮をうつ親潮はさ霧をたてて船にせまれり」　まさに霧が迫ってきます

5/18 13:12

陽沼・陰沼（おぬま・めぬま）

5/18 13:12

結びの神イザナギ・イザナミが鎮座した場所。水の色が神秘的というけれど。

5/18 13:12

私はこっちの色のほうが好きだな

5/18 13:16

子供を置き去りにしてしまったとの伝説がある児置島

5/18 13:17

5/18 13:20

八艘曳の岩場には褶曲のような地層の模様

5/18 13:22

可愛らしい御崎灯台

5/18 13:22

嵐にあった漁船を鯨が救ったことから、鯨の霊を祀ったという鯨塚。鯨は御崎神社のお使いだから食べてはいけない。

5/18 13:29

大海津見大神を祀る、御崎神社に立ち寄り。航海の安全と大漁を祈願するパワースポット。

5/18 13:31

旅の安全を祈りました。くしくも先月は大山津見の神（虎捕山）にお参りしたばかり。

5/18 14:06

民家の庭先を抜ける。オルレのリボンがありがたい。

5/18 14:27

こんなところにオオバキスミレ。雪深い山の花との印象だが。

5/18 14:28

お馴染みのタチツボスミレ。この辺りではまだ菫の季節なのか沢山咲いていた。

5/18 14:42

神止浜では防潮堤工事で一部ルートが変更されている

5/18 14:47

唐桑御殿が並ぶ浜の道

5/18 14:47

時代を感じる唐桑御殿

5/18 14:54

小鯖漁港の向かいは大島亀山

5/18 15:10

ようやく鮪立へ。すぐ先が出発した早馬山。

5/18 16:00

今日はここがゴール。唐桑御殿の民宿です。さあ、ビールビール！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

LUMIX DC-G9 ボディ パナソニック

感想

yonejiy

以前から歩いてみたかった唐桑のオルレコース。登米のコースも歩いたし、ちょうど好天が続くようなので、一泊してみちのく潮風トレイルと合わせて、歩くことにしました。
スタートは漁火パークとしたものの、目の前にそびえる早馬山に登って見たくなり、登ってみたらこれは大正解でした。太陽が燦々と降り注ぐのに東の海上から、霧の海が押し寄せ、幻想的な風景を見せています。
巨釜半造でも霧のなかに浮かぶ岩場や海岸線、辿るルートにはベンチも多く、つい座って見惚れたくなります。
海辺のはずなのに山で見かける花にも出会い、カモシカ君にまで3回も会ってしまいました。御崎神社から先はすこし退屈なルートが続きましたが、ようやく少し足が重くなったころ、唐桑御殿の民宿にたどり着き、相方と祝杯を挙げて、翌日へ眠りについたのでした。