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Yamareco

記録ID: 4314257
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

初夏の信州山旅(2022); 1)北八つを歩く 〜静かなる森と池〜

2022年05月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:51
距離
7.2km
登り
321m
下り
314m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:12
休憩
0:35
合計
3:47
13:25
82
14:47
15:00
17
15:17
15:37
28
16:05
16:07
50
16:57
16:57
15
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・登山口の麦草峠まで、道路には残雪もなく、特に問題なかった。

・麦草峠には、無料の大きめの駐車場あり。WCもあり。
コース状況/
危険箇所等
登山道にはこの日現在(5月22日)、わりと残雪あり。5−20cm程度だが、溶けかけたり凍っていたりと、滑りやすく要注意。軽アイゼンなどの使用をお勧めします。
白駒池付近の木道も、雪解け水で濡れていて滑りやすいので要注意です。

また、残雪によりルートが少し解りにくい場所もあるので、ヤマレコマップなど、スマホGPS地図の活用をお勧めします。

その他周辺情報 登山口の麦草峠には麦草ヒュッテあり、営業中のようであった。
この日、午前中の八ヶ岳連峰は雲の中。昼過ぎにようやく八ヶ岳稜線の雲が少なくなってきた。
・・じゃあ、山へ向かおうか、、
2022年05月22日 12:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/22 12:44
この日、午前中の八ヶ岳連峰は雲の中。昼過ぎにようやく八ヶ岳稜線の雲が少なくなってきた。
・・じゃあ、山へ向かおうか、、
麦草峠に到着。日曜日のせいもあり、天候のわりに車が多かった
2022年05月22日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/22 13:23
麦草峠に到着。日曜日のせいもあり、天候のわりに車が多かった
さっそく、高見石へと向かう。最初は考えていたとおり、遊歩道のような楽そうな道だったんだが、、、
2022年05月22日 13:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/22 13:29
さっそく、高見石へと向かう。最初は考えていたとおり、遊歩道のような楽そうな道だったんだが、、、
北八つの魅力は、コケに覆われた深い森。
コケの表情(1);スギゴケだろうか?
2022年05月22日 13:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/22 13:49
北八つの魅力は、コケに覆われた深い森。
コケの表情(1);スギゴケだろうか?
コケの表情(2);なにか緑色の花が咲いているようにも見える
2022年05月22日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 14:00
コケの表情(2);なにか緑色の花が咲いているようにも見える
コケの表情(3);案内板によると「チシマ シッポ ゴケ」というらしい。たしかにコケにしてはひょろ長い
2022年05月22日 14:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 14:28
コケの表情(3);案内板によると「チシマ シッポ ゴケ」というらしい。たしかにコケにしてはひょろ長い
途中から登山道には残雪がでてきた。この後、難儀した(汗)
2022年05月22日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/22 13:56
途中から登山道には残雪がでてきた。この後、難儀した(汗)
残雪で苦労しつつ、ようやく丸山ピークに到着。展望はほとんどなかった
2022年05月22日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/22 14:48
残雪で苦労しつつ、ようやく丸山ピークに到着。展望はほとんどなかった
青空も少し戻って、時折り日差しもでてきた
2022年05月22日 15:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/22 15:00
青空も少し戻って、時折り日差しもでてきた
「高見石」ピークのすぐ近くにある高見石小屋。一度泊まって見たい小屋
2022年05月22日 15:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/22 15:17
「高見石」ピークのすぐ近くにある高見石小屋。一度泊まって見たい小屋
小屋の裏手から、ゴロゴロとした巨岩でできた「高見石」ピークへと向かう
2022年05月22日 15:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/22 15:16
小屋の裏手から、ゴロゴロとした巨岩でできた「高見石」ピークへと向かう
「高見石」にて、青空と、白い雲と、どっしりとした岩たち
2022年05月22日 15:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 15:36
「高見石」にて、青空と、白い雲と、どっしりとした岩たち
「高見石」のピークから、青い瞳のような白駒池が、眼下に見えた
2022年05月22日 15:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 15:34
「高見石」のピークから、青い瞳のような白駒池が、眼下に見えた
北を見ると、北八つのなだらかな稜線がどこまでも続いている
2022年05月22日 15:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/22 15:19
北を見ると、北八つのなだらかな稜線がどこまでも続いている
南の「中山」は、縞枯山とおなじように、縞枯れ模様が良く見えた
2022年05月22日 15:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 15:36
南の「中山」は、縞枯山とおなじように、縞枯れ模様が良く見えた
「高見石」ピークを構成しているのは、火山岩(※)。溶岩の流れを示しているような筋状の模様が認められた

※ 産総研「シームレス地質図v2」によると、「安山岩〜玄武岩質安山岩」
2022年05月22日 15:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 15:18
「高見石」ピークを構成しているのは、火山岩(※)。溶岩の流れを示しているような筋状の模様が認められた

※ 産総研「シームレス地質図v2」によると、「安山岩〜玄武岩質安山岩」
さて、白駒池方面へと下るが、ここも残雪が多く慎重に下った
2022年05月22日 15:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/22 15:55
さて、白駒池方面へと下るが、ここも残雪が多く慎重に下った
白駒池のほとりへと到着。蒼い水面に白い雲が映っていて、素敵な風景
2022年05月22日 16:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
5/22 16:11
白駒池のほとりへと到着。蒼い水面に白い雲が映っていて、素敵な風景
白駒池のほとりを巡る遊歩道を行くが、このコースも以外と残雪が多かった
2022年05月22日 16:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
5/22 16:22
白駒池のほとりを巡る遊歩道を行くが、このコースも以外と残雪が多かった
白駒池を一周する遊歩道から、麦草峠への木道を行く
2022年05月22日 16:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
5/22 16:35
白駒池を一周する遊歩道から、麦草峠への木道を行く
苔むす深い森、「もののけ姫」がでてきそうな雰囲気
2022年05月22日 16:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 16:35
苔むす深い森、「もののけ姫」がでてきそうな雰囲気
苔むす巨樹。屋久島にでも来たような深い樹海
2022年05月22日 16:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 16:42
苔むす巨樹。屋久島にでも来たような深い樹海
岩と緑の木々が織りなす、「白駒の奥庭」
2022年05月22日 16:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
5/22 16:49
岩と緑の木々が織りなす、「白駒の奥庭」
同じく)「白駒の奥庭」の風景
2022年05月22日 16:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 16:50
同じく)「白駒の奥庭」の風景
午後5時過ぎ、ようやく麦草峠近くの麦草ヒュッテまで戻って来た。以外と時間がかかってしまったな、
2022年05月22日 17:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 17:10
午後5時過ぎ、ようやく麦草峠近くの麦草ヒュッテまで戻って来た。以外と時間がかかってしまったな、
(おまけ)車で下る途中に見かけた鹿。この付近も鹿の食害が進んでいるようだった。
2022年05月22日 17:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 17:39
(おまけ)車で下る途中に見かけた鹿。この付近も鹿の食害が進んでいるようだった。
(おまけ)山麓にある「尖石(とがりいし)縄文博物館」。以外と面白い博物館だった。
2022年05月22日 12:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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5/22 12:36
(おまけ)山麓にある「尖石(とがりいし)縄文博物館」。以外と面白い博物館だった。
撮影機器:

感想

【山行No.  700(1)】

※ 今年は、年初からコロナ第6波(オミクロン波)もあったし、また3−4月は花粉症で、山歩き自体も低調だった。
この5月も体調イマイチだったりして、せっかく季節は山歩きに良いシーズンなのに、山歩きがほとんどできてないうちに、はや5月も下旬だ。
・・が、体調も多少良くなってきたので、半年ぶりに県外への山旅に出かけることにした。行先は定番の信州。

 今回の山旅はあまり無理せず、天気の様子を見ながら、楽チンそうな山に登ろうと思う。

------
<5月22日>

・この日は、はや信州滞在3日目。前日までは信州も天気がぱっとせず、博物館見学などで過ごしていたが、この日は天気が回復傾向のよう。
 ・・元々、登る山は決めてない山旅だけど、急に思い立って久しぶりに北八つをぶらっと歩くことにしてみた。

・朝、松本を出るころには、雲の隙間から青空もでつつあったんだけど、八ヶ岳の麓に行くと、稜線は灰色の雲に覆われている。
 ・・ああ、しょうがないな、と思い、山麓にあった「尖石(とがりいし)縄文博物館」という所に寄ってみた(博物館は思いのほか面白かった)。
 お昼過ぎに博物館から外に出てみると、稜線の雲も取れつつある。で、さっそく麦草峠へと向かった。

・標高 約2100mの麦草峠まで車で行く。もう午後も1時過ぎだし、今日は、高見石や白駒池を周遊するコースを歩いてみよう。

・麦草峠から見える丸山は、なだらかなそうで楽勝かと思っていたが、黒木の森の足元には、まだまだ残雪があり、しかも所々凍っていたり、逆に溶けかけでドロドロだったりで、思いのほかやっかいな登りだった。展望のあまりない丸山ピークを越え、高見石へ、、

・高見石付近は以前歩いているが、「高見石」自体は寄っていないので、今回初めてになる。高見石小屋の裏手の、巨岩がゴロゴロしたところを登ると、展望が開けた。
 眼下には青く佇む白駒池が見え、遠くには北八つの丸っこい山々が見える。

 ・・若いころ、ゴールデンウイークに、雪の降る中、この北八つを縦走したことが思い出された。
「あれはもう40年近く前のこと、思えば長く山歩きをつづけてきたなぁ、あの頃は元気だけはあったなぁ・・」  、などと岩の上で独り物思いにふける。

・その後、白駒池へと向かう。この下りは木道が整備されているが、残雪のせいで滑りやすく、慎重に下った。白駒池は北八つらしい静かな池。午後も遅く、人の姿もない静寂の池のほとりをぐるりとめぐる。

・白駒池のほとりから麦草峠までのコース、「白駒の奥庭」という場所があり、自然の庭園風で、感じが良かった。


・軽い足慣らしのつもりだったが、残雪のせいもあり思いのほか時間がかかり、出発点にもどったのは、もう午後5時を過ぎていた。
・・さあ、松本へ戻ろう。明日はどこに行こうかな?

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