記録ID: 4324107
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
雪割草と石楠花の袈裟丸山（南西尾根から郡界尾根）
2022年05月24日(火) [日帰り]
kuriken1828
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:32
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 937m
- 下り
- 930m
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| 天候 | 午前中は快晴、午後から雲が広がってきました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
2日前の夕立で滑りやすくなっているかと思いましたが、あまり影響はありませんでした。 南西尾根は踏み跡がしっかりしていて、よく利用されているようです。下りで使う場合は駐車場に降りる枝尾根を示すピンクテープを見逃さないことが大切です。 八反張は通行禁止になっていますが、ここもよく利用されているようです。新しい鎖も張ってありました。 |
写真
郡界尾根登山口の駐車場に到着しましたが、5台で満車です。迷惑にならない場所を選んで、路肩に駐車しました。
林道を進むとすぐに行止り。広場になっていますが、ここにも駐車できるような感じ？
林道の先の踏み跡をたどってい行くと渓流に突き当たりました。ここを渡渉します。
渡渉して踏み跡をたどっていくと南西尾根の支尾根に到着しました。目印は倒木に巻いたピンクテープです。
途中、岩が露出した見晴らしのいい場所があります。南西尾根がよく見えます。
撤退する場合を考慮して、振り返って目印を確認しておきます。太い木の脇にある細い木に巻いたピンクテープ。
崩壊地に着きました。ゴロゴロした岩は腰を下ろして一休みするのにちょうどいい大きさです。
赤城山を眺めながら休憩します。この角度からの赤城山は、最高峰の黒檜山を中心に堂々として見えます。
高度が上がり、展望がよくなりました。
桐生の鳴神山から根本山への連なりでしょうか。
桐生の鳴神山から根本山への連なりでしょうか。
前袈裟丸山の山頂に到着しました。折場や郡界尾根から登ってきた人たちで平日の割に賑わっていました。折場から登り南東尾根で下る方に記念写真を撮っていただきました。
4
5/24 11:07
前袈裟丸山の山頂に到着しました。折場や郡界尾根から登ってきた人たちで平日の割に賑わっていました。折場から登り南東尾根で下る方に記念写真を撮っていただきました。
今日のお昼です。このカップ麺、容器がプラスチック製で潰すのに苦労します。買いだめしてあったようで、もうすぐ賞味期限です。今日も持ってきました。こんどは野菜も用意します。
2
5/24 11:18
今日のお昼です。このカップ麺、容器がプラスチック製で潰すのに苦労します。買いだめしてあったようで、もうすぐ賞味期限です。今日も持ってきました。こんどは野菜も用意します。
後袈裟丸山から連なる袈裟丸連峰と皇海山、日光白根山。山頂から少し八反張へ行ったところに北方面の眺めがいい場所がありました。
3
5/24 12:11
後袈裟丸山から連なる袈裟丸連峰と皇海山、日光白根山。山頂から少し八反張へ行ったところに北方面の眺めがいい場所がありました。
八反張。この地域の山に詳しい増田宏氏によれば、八反の網を張って野鳥を捕らえたことに由来するそうです。確かに、ここに網を張れば鳥が掛かりそうですね。
2
5/24 12:38
八反張。この地域の山に詳しい増田宏氏によれば、八反の網を張って野鳥を捕らえたことに由来するそうです。確かに、ここに網を張れば鳥が掛かりそうですね。
ユキワリソウ。思っていた以上に小さな花でした。登山道の脇にも咲いていたので、踏みつぶされないか心配です。奥の花はイワハタザオでしょうか。
3
5/24 12:47
ユキワリソウ。思っていた以上に小さな花でした。登山道の脇にも咲いていたので、踏みつぶされないか心配です。奥の花はイワハタザオでしょうか。
シャクナゲと笹の藪があります。藪をかき分け踏み跡をたどりました。
おにぎり岩と名付けました。本当は何という名前の岩なんでしょうか。
「つつじ岩」の石碑。「つつじ岩」はどこに？南西尾根にあった「ああなぎ」の石碑と同じものです。
八重樺原付近からの後袈裟丸山と前袈裟丸山。登った南西尾根もしっかり見えます。
この下りで膝が痛くなってきました。歩行量の限界が来たのでしょうか？このところ、下山の最後になると膝が痛くなります。
装備
| 個人装備 |
虫よけスプレー
ショートスパッツ（マダニ対応）<br />mayukoke1213さんのレコにマダニの写真がアップされていたのでマダニ対策をしました。
|
|---|
感想
今年の袈裟丸山は花の裏年になっていいるようです。レコを見ても花が少ないという記載が多くありました。残念に思っていると、八反張のユキワリソウがレコにあがっていました。ユキワリソウは、まだ見たことがないのでユキワリソウとシャクナゲを目当てに登ることにしました。
袈裟丸山は太田市の薮塚や新田あたりから見ると、伸びやかな錐形が美しい双耳峰の山です。実際はいくつもの山が南北に連なっています。前回、前・後袈裟丸山に登ったのは1992年5月5日でした。郡界尾根登山口から前・後袈裟丸山を往復しました。石の祠から先は雪が残り、吹き溜まりで30cmぐらいだったと記録してありました。
袈裟丸山の一般ルートはどれも往復ルートですが、樹林の中を意外に長く歩いたように思いました。そこで、周回ルートはないかレコを見ていると、南西尾根が見つかりました。前袈裟丸山への最短ルートです。バリエーションですが、結構多く歩かれています。今回、南西尾根を登ってみると踏み跡がしっかりしていて、藪漕ぎも少なく登りやすいルートだと思いました。
さて、お目当てのユキワリソウですが、八反張のコルに可憐な姿で咲いていました。サクラソウ科なので、サクラソウくらいの大きさかと思いきや、丈が低く、小さなピンク色の花を付けていました。図鑑によると、水の滴る岩場などに自生するようです。道の脇にも咲いていて踏みつぶされないか心配になりました。
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