白滝山

2022年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 12.4km
• 登り: 972m
• 下り: 960m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:21
• 休憩: 1:59
• 合計: 7:20

6:00 葛川市民センター駐車場
6:04 6:05 坊村
6:13 6:21 明王谷林道ゲート
6:39 6:41 三ノ滝
6:44 6:44 伊藤新道出合
6:50 6:52 口ノ深谷 入口
6:59 7:02 牛コバ
8:19 8:20 スベリ石
8:30 8:50 白髭渕
9:16 9:37 夫婦滝
10:07 10:08 オトワ池
10:19 10:50 長池
11:04 11:06 オトワ池
11:17 11:22 白滝山
11:51 11:57 わさび天井滝
12:05 12:12 わさび大滝
12:42 12:43 伊藤新道出合
12:48 12:48 三ノ滝
13:04 13:11 明王谷林道ゲート
13:18 13:19 坊村
13:20 葛川市民センター駐車場

天候

晴れ、市街地気温30度予報

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/葛川市民センター

コース状況／危険箇所等

道の状況/牛コバから白滝谷を遡上、夫婦滝、長池経由の時計回り周回。渡渉2箇所にロープあり。全体に踏み跡怪しく、赤テープを探しながら進むことになる

その他周辺情報

温泉/くつき温泉てんくう

写真

5/29 6:08

6時前から葛川市民センターの駐車場にはすでに何台も車が停まっている。明王院から武奈ヶ岳へ向かう人が多い中、

5/29 6:09

我々は右の明王谷林道に進む

5/29 6:27

最初は舗装された林道を進む。画像よりも実際はもっと薄暗い

5/29 6:40

下って戻って来なければならない三ノ滝には寄らないで進む

5/29 6:44

伊藤新道出合。真っ直ぐに進む

5/29 6:57

川の上のタニウツギのピンクが優しい

5/29 7:00

やっと、牛コバに着いた。駐車場から1時間

5/29 7:05

さて、いよいよここからスタート。日陰の谷筋を遡ると思うと緊張する

5/29 7:35

苔むした岩と頼りない踏み跡に不安。見つけた赤テープを目指して早々に道を外し、ザレた斜面に取り付いてしまう

5/29 7:43

軌道修正、今度は小さな渡渉だ。やれやれなんとか渡る

5/29 7:51

間も無く2本目の渡渉、ロープを頼る。その後、また道を失う。基本、沢を外さないこと

5/29 8:07

見上げれば、スラブを伝って沢が流れている。布ヶ滝だろうか

5/29 8:31

漸く沢筋を越えたかと、ホッとしたところが白髭渕との表示板。休憩と腹ごしらえだ

5/29 8:49

ここからは登りだけ

5/29 9:14

夫婦滝手前で山頂が尖んがって見えている

5/29 9:40

夫婦滝の表示に従って怪しい道を下る

5/29 9:31

滝を見にいく時は大概こうだ。夫婦滝

5/29 9:32

連れが言うに、今までに見て来た「夫婦滝」の中でも一番清々しいと

5/29 10:03

道を引き返し山上へ。音羽池までもう直ぐだ。今日はこの赤テープをどれだけ頼りにしたことか

5/29 10:08

音羽池。山上にこんな澄んだ池が、どうして

5/29 10:08

水面に浮かぶのがフトヒルムシロという水草

5/29 10:08

初めて見るような気がする。続いて、長池に向かう

5/29 10:19

途中、幾つもの小さな池や沼があって、一番大きいのがこの長池

5/29 10:22

ここには、そのフトヒルムシロがびっしり。それにしてもこの名前！

5/29 10:26

池周りの一番高い所が明るいと思ったら、高圧線の鉄塔が立っている。向こうに高島トレイルの稜線が連なっている

5/29 10:50

二度目のランチをここでゆっくり摂る

5/29 11:06

帰路、音羽池で改めてモリアオガエルの卵塊を発見

5/29 11:09

山頂に向かう途中で向こうに蓬莱山が見える

5/29 11:17

そして、木立の中に白滝山山頂。夫婦滝付近からみたピークとは思えない。展望はない。伊藤新道から上がって来たという夫婦は蓬莱山に向かうと言う

5/29 11:36

帰りは伊藤新道、九十九折の道をひたすら激下り

5/29 11:57

滝の音が聞こえて来て、ワサビ天井滝

5/29 12:05

その一段下にワサビ大滝

5/29 12:14

滝を後にワサビ谷を真っ直ぐ下る。もう、どれだけ下ったか分からない

5/29 12:42

と、朝の伊藤新道出合に出て、ホッとしながら林道を下る。今日は30度近くなるとか。しかし、山中は冷涼で暑さを感ずることはなかった

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

感想

teamjnk

沢音に道かき消され迷う道 気持ち抑えて山上目指す

最初の薄暗い林道からずっと沢の音を聞きながら進む。漸く着いた牛コバから遡上する沢道は苔むしてもおり意外と踏み跡が頼りない。大きな沢音が不安をかき立てる。基本を忘れて赤テープに惑わされて道を外す。渡渉に及び腰となる。斜面を切った細い道の下は深い谷。滝を十分に楽しむ余裕はない。

山上に池沼浮かぶ白滝山 水源となりて名瀑を生む

夫婦滝を過ぎ、山上が近づくにつれ周りは広く明るく変わり、登り切った所に澄んだ大きな池が現れる。長池までの間にも幾つかの池と干上がりそうな沼が点在し、全く別の世界の山に入ってる感じ。山全体が水瓶のようだ。我々にとって白滝谷からの遡上はリスクも大きかったが、ここを経ないとこの山の魅力を十分に味わえなかったのではなかろうか。