甲府 興因寺山・淡雪山・白山・湯村山〜積翠寺から湯村温泉

2014年04月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 13.9km
• 登り: 738m
• 下り: 930m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:55
• 合計: 7:04

距離 13.9km 登り 741m 下り 943m

7:49 積翠寺バス停
7:56 積翠寺
8:39 穴口峠
8:52 9:00 興因寺山
9:30 淡雪山
10:30 千代田湖
11:16 白山
11:57 12:08 湯村山
12:32 13:28 杖温泉 弘法湯（湯村温泉）
14:10 14:50 甲州ほうとう小作
14:53 甲府駅

○コース参考
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド14　山梨県の山　「20　興因寺山」

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→八王子→大月→甲府　JR横浜線・中央本線　1,944
甲府駅北口→積翠寺　山梨交通　310


起点：積翠寺バス停
終点：甲府駅

甲府→八王子→町田　特急かいじ　JR中央本線・横浜線　1,940+1,450

交通費計：5,644

コース状況／危険箇所等

コース全般で危険箇所はありません。
○積翠寺〜興因寺山〜淡雪山
・案内は少なめ。武田の杜の遊歩道には案内が多くあるが、興因寺山と淡雪山へは、有志による手書きの案内があるのみ。
・踏み跡ははっきりしている。
・穴口峠から興因寺山の間は、時期によっては藪になりそうだが、草刈などの手入れはされていた。
・展望は、興因寺山から淡雪山の区間が素晴らしい。興因寺山の山頂からも少しだけ展望あり。
・コース中で出合った人：なし。
○淡雪山〜千代田湖
・案内はない。赤テープを頼りに進むが、道ははっきりしている。
・歩く人は少ないようで、時期によっては藪になりそうだが、手入れはされているらしく、藪こぎはなかった。だが、倒木などがたくさん残っている。
・コース中で出合った人：なし。
○千代田湖〜湯村山〜湯村温泉街
・一転して、案内も多くあり、とても良く整備された道。歩いている人も多い。
・展望は、千代田湖から登って最初のピークに四阿があり、ここから北西側の眺めがいい。
　白山からは、甲府市街側の眺め。湯村山は富士山側だけが刈払われている。
・コース中出合った人：数え切れないほどたくさん。

○温泉
湯村温泉街　杖温泉　弘法湯　700円

写真

4/26 5:28

八王子駅。
朝日に染まる横浜線の列車。

4/26 6:49

中央線の車窓から。
塩ノ山と塩山市街。

4/26 6:55

中央線の車窓から。
10.2の上あたりに富士山。
でも霞んでいる。

4/26 7:17

甲府駅北口。
ここからバスに乗る。

4/26 7:23

バス待ちの間に、甲府駅南口の信玄さん。

4/26 7:45

終点の積翠寺バス停。
バスは1日2本。午前中は1本のみ。

4/26 7:49

積翠寺バス停近くから。
ここからも市街が少し見える。

4/26 7:49

バスはすごい所に停まっている。

4/26 7:51

庚申塚。

4/26 7:55

積翠寺。
周囲は山に囲れている。

4/26 7:56

積翠寺。

4/26 7:56

積翠寺の信玄像。

4/26 7:57

どちらも積翠寺の温泉地。
要害山は右。これから行く興因寺山は左へ。

4/26 7:58

積翠寺の町並み。

4/26 7:59

古湯坊を目指して進む。
興因寺山への案内はない。

4/26 7:59

もうすっかり春の山色。

4/26 8:07

道脇にはヤマブキが多い。

4/26 8:08

ここで舗装路を離れる。
案内はないが、このまま舗装路を進んでも、武田の杜の遊歩道に行ける。

4/26 8:13

少し沢沿いを進み、この小さな案内で沢を渡る。

4/26 8:14

カキドオシ。

4/26 8:20

武田の杜の遊歩道に出るが、すぐに離れる。

4/26 8:22

ひらひらと花びらが落ちてきて、見上げるとヤマザクラ。

4/26 8:26

ミツバツツジ。
咲き始めもあれば、終ったものもある。

4/26 8:26

ミツバツツジ。

4/26 8:37

要害山とか兜山とかと同じように、ここもアカマツが多い。

4/26 8:39

しばらく登って舗装路に出る。ここが穴口峠か。

4/26 8:40

穴口峠。
左手から登ってきて、興因寺山へは右の電柱の方へ行く。

4/26 8:41

案内がないと間違えそうなポイント。
ここから少しだけ急登。

4/26 8:44

尾根筋はきれいに草が刈られていた。

4/26 8:51

鉄塔の下に出る。

4/26 8:52

この鉄塔下が、興因寺山の山頂だった。

4/26 8:52

興因寺山の山頂からは、少しだけ展望がある。

4/26 8:53

興因寺山の山頂から。
霞んでいるのが惜しいが、南アルプスも見える。
農鳥岳と間ノ岳、かな？

4/26 8:59

産毛たくさんの新葉。

4/26 8:59

興因寺山の山頂。
展望は少なめだが、そこそこ広くて日当たりも良く休憩には良さそう。

4/26 9:00

手書きの案内に従って、淡雪山へ。

4/26 9:17

北西側、上帯那町の眺め。

4/26 9:18

興因寺山から淡雪山の区間は、展望が素晴らしい。
甲府市街側の眺め。

4/26 9:19

富士山は、ほとんど見えなくなってしまった。

4/26 9:20

あの森は武田神社。

4/26 9:21

これから歩く山並み。
アップダウンが多そうだ・・・

4/26 9:28

アカマツの木に生えていたキノコ。
まんじゅうみたいでおいしそう。

4/26 9:29

地面が一際白い場所に出る。

4/26 9:30

ここが淡雪山だった。

4/26 9:31

淡雪山。
独特の地質で、眺めもいい。

4/26 9:31

淡雪山からの眺め。
すぐ下に大正池。

4/26 9:39

金子（きんす）峠。

4/26 9:43

金子峠の古い石仏。

4/26 9:52

まだ桜も多く残っている。

4/26 9:53

ヤマザクラ。

4/26 10:07

中峠の近く。

4/26 10:11

しばらく藪っぽい道が続く。
そして倒木。

4/26 10:13

ピークっぽいところに祠があった。

4/26 10:20

イカリソウ。

4/26 10:24

キャンプ場の近くを通って、ここで県道に出る。

4/26 10:30

武田の杜の案内に従って、県道を離れる。

4/26 10:30

千代田湖。
釣り人が多い。

4/26 10:31

千代田湖。
湖面に写る新緑。

4/26 10:32

もしかして、メタボ？

4/26 10:32

次は白山に向かう。

4/26 10:38

白いイワカガミは、ヤマイワカガミ、かな？

4/26 10:39

ヤマイワカガミがたくさん咲いている。

4/26 10:39

ヤマイワカガミ。

4/26 10:40

新芽輝く遊歩道。

4/26 10:46

ここにも白い砂と岩。
眺めが良さそうなので登ってみる。

4/26 10:47

登ってみると、やっぱりいい眺め。

4/26 10:47

茅ヶ岳と、太刀岡山に曲岳と黒富士、かな？

4/26 10:47

白い岩が目立つのは昇仙峡のあたりかな？

4/26 10:49

千代田湖の周囲は緑がきれい。

4/26 10:55

千代田湖と、遠くには南アルプス。

4/26 10:59

再び、新緑の遊歩道。
そろそろ登り返しがキツい・・・。

4/26 11:06

八王子神社のあるピーク。
ここが白山、かな？

4/26 11:10

手前の鉄塔があるピークが、さっき歩いた興因寺山。

4/26 11:12

眼下にこれから歩く稜線。

4/26 11:13

湯村山の向こうに甲府盆地が広がる。

4/26 11:16

白い砂の小ピーク。

4/26 11:16

振り返ると白山。

4/26 11:19

鮮やか緑と広大な甲府盆地。

4/26 11:41

湯村山が近くなると、道が石畳になる。

4/26 11:52

シャガ。

4/26 11:57

四阿の近くに金比羅神社の祠。

4/26 11:57

湯村山の四阿からの眺め。
富士山側が少し刈り払われている。

4/26 12:07

肝心の富士山は・・・ほとんど見えない・・・

4/26 12:08

湯村山の四阿。

4/26 12:10

湯村山城跡の井戸。

4/26 12:10

ジュウニヒトエ。

4/26 12:13

下りは湯村温泉へ。

4/26 12:25

歩きやすい道をしばらく下る。
緑がいい。

4/26 12:31

湯村の温泉街に下りてきた。

4/26 12:32

振り返ると緑の湯村山。

4/26 12:32

ここで温泉。

4/26 13:31

温泉の後は、のんびり駅まで歩く。

4/26 13:38

山の手通りから見える湯村山。

4/26 14:00

街路樹のハナミズキが満開。
ここは朝日通り。

4/26 14:10

駅近くの店で食事。
やっぱりほうとう。

4/26 14:22

今回は、ちゃんこほうとう。

4/26 14:53

甲府駅に戻ってきた。

4/26 15:19

帰りの電車のおやつ。
信玄餅アイスと、「これはうまい」。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

WashiTabi

甲府盆地の北端、中央線の北側エリア。
4月の桃の季節になると、なんだかこのあたりを歩きたくなる。
もう桃はほとんど終っているが。
昨年は春日居町駅から兜山に登って岩下温泉へ。
今年は、積翠寺から興因寺山に登って湯村温泉へ。

甲府駅から積翠寺行きのバスに乗る。バスは1日2本で午前中は朝7時半の1本だけ。
そしてほとんど貸切状態。終点の積翠寺で降りたのは自分だけ。

3年前に積翠寺から要害山と大蔵経寺山を歩いたが、今回は積翠寺から古湯坊の方に向かって行く。
山梨百名山の要害山と違って、名山でない興因寺山へは案内がない。
まずは興因寺山。
訪れる人が少ないのか、あまり記録がない山なので道の状況を少し心配していた。
が、踏み跡ははっきりしていて、手入れもされており、藪漕ぎもなく普通の登山道だった。
興因寺山の山頂は芝生になっていて、展望こそ少ないものの、日当たりが良くなかなかいい場所。

今日のコース中で一番眺めが良かったのは、興因寺山から淡雪山の区間。
道は細めだが、時々現れる白い花崗岩の岩と砂。
そして甲府市街の大展望。
残念ながら富士山は霞んでいて、ほとんど見えなかった。
淡雪山の山頂も花崗岩の岩と砂で、一面真っ白。
なるほど、それで「淡雪」なのか、と納得。

淡雪山までは有志による手書きの案内があるのだが、淡雪山からは途端に案内がなくなる。
金子（きんす）峠を経てキャンプ場の辺りまでは、道筋ははっきりしているが、少し荒れた感じの道。
倒木が道を塞いでそのままになっているところもたくさんある。
時期が悪ければ藪漕ぎになりそうな感じ。
キャンプ場の近くを通り過ぎると県道に出る。

千代田湖に着くと、走っている人とか釣り人とか、多くの人で賑わっている。
ここまでは、1人も見かけなかっただけに、少しほっとする。
千代田湖から先は、これまでと一転して、とてもよく整備された道で、多くの人が歩いている。

白山（しろやま）は八王子神社のあるピーク。
少し下ったあたりからの眺めがいい。
また、隣にある小さなピークから見ると、南面には白い岩がむき出しになっていて、すごい景観。

湯村山は、あまりピーク感がないが、四阿があり富士山側が刈払ってある。
でも富士山は霞んで見えなくなっていたが。
湯村山には城跡の遺構もある。

湯村山から、湯村温泉に下って、温泉。
近くにあった、弘法湯に立ち寄り。貸切状態でゆっくり入れた。お茶菓子まで頂いた。
温泉後は、のんびりと甲府駅に向かって歩く。
街路樹のハナミズキが満開で見事。
駅近くで、ほうとうを食べ、今回の歩きは終了。

特徴的な花崗岩の白岩白砂と、思いの他展望も素晴らしく、新緑に花に温泉もあわせて楽しめた。
山梨百名山に含まれていないのが不思議な気がする。

（さて次週は福岡に帰省。行き先はまだ決めていないが、とにかく天気が良ければいいが）

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/8XH5wjmnL6ERtXw69