白岩岳・釜無山

2022年06月01日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,017m
• 下り: 1,018m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 12:10

5:00 釜無山登山口
6:10 6:10 釜無山
7:50 8:00 東谷頭
11:30 12:00 白岩岳
14:30 14:40 東谷頭
16:10 16:20 釜無山
17:10 釜無山登山口

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

林道釜無線のゲート前の釜無山登山口手前のスペースに駐車
入笠山エリアの入笠林道には、時間制限(8時00分〜15時00分（7時間）)の一般車両通行規制があるため、入笠林道から釜無山登山口まで車で行くには規制区間に午前8時前に入ることが必要です。当然、帰りも午後3時以降となります。

コース状況／危険箇所等

・登山口〜釜無山：笹薮漕ぎあります。コースにはテープがあるので、良く確認していけば大丈夫です。笹薮漕ぎは胸の高さ位の笹が登山道に覆いかぶさっていますが、足元は刈り払われているのでよく観察すれば分かりますが、けっこう抵抗があります。場所によっては笹がひどく倒れているので、踏み倒された笹の上の方が楽です。ここ数年、笹が刈られていない感じです。
・釜無山〜東谷頭：釜無山直後と東谷頭登りの釜無山に近い区間笹薮漕ぎがあります。稜線ではなく山腹を通るエスケープルート(？)もけっこうありので、安易に選ばない方が良いと思います(良くコースを知らない人は、稜線を外さないことが大切です。)。テープは設置されていますが少ないです。
・東谷頭〜白岩岳：笹はありますが、丈が短いので歩行にはあまり支障はありません。笹の丈が低い分手前の区間よりルートは分かりやすく感じましたがテープは少ないです。
・基本的に、稜線には分岐箇所がないので稜線を歩けば問題ないと思います。ただ、稜線以外の方がたくさんの方が歩かれていたりするので、そちらを選んだ方がエコな場所もあります。私のように体力に自信のない方は、稜線を意識しながら藪の少ないところを慎重に選んだ方が楽です。しかし、安易に稜線を離れると、結局、山腹から稜線に戻らなければならないので、エネルギーの浪費となってしまうこともあるので、大きく稜線から離れない方が良いと思います（実体験）。

写真

6/1 5:02

釜無山登山口
釜無山登山口です。いきなり笹薮となります。

6/1 5:04

笹に覆われた登山道
木にピンク色のテープがありますが、登山道は笹に覆われています。

6/1 6:08

釜無山山頂
釜無山山頂に到着しました。朝露か昨日の雨で濡れた笹薮漕ぎで疲れました。

6/1 6:11

長いササに覆われた登山道
ピンク色のテープはありますが、けっこう深い笹が茂っています。

6/1 6:39

甲斐駒ヶ岳・鋸岳・千丈岳
甲斐駒ヶ岳・鋸岳・千丈岳が姿を現しました。

6/1 6:39

千丈岳
千丈岳のカールが見えます。

6/1 6:40

白岩岳までの稜線
稜線の最後に小さく見えるのが白岩岳です。まだ、遠いです。

6/1 6:42

富士山
稜線の上に富士山が少し頭を出しています。

6/1 6:44

中央アルプス
稜線の右側に中央アルプスが見えてきました。

6/1 6:44

木曽駒ケ岳
千丈カールと木曽駒ケ岳がはっきり見えます。雪がまだかなり残ってようです。

6/1 6:44

空木岳
空木岳も良く見えます。まだ雪があります。

6/1 6:45

御嶽山
伊那盆地の向こうに御嶽山が見えます。上部には雪が残っています。

6/1 6:45

北アルプス
北アルプス南部も良く見えます。

6/1 6:45

槍ヶ岳
槍ヶ岳の山頂部の雪は解けているようです。

6/1 6:46

穂高連峰
穂高連峰の雪はまだけっこう残っているようです。

6/1 7:11

オサバグサ
笹の下にオサバグサが咲いていました。

6/1 7:14

ツバメオモト
ツバメオモトはまだ蕾です。

6/1 7:43

北岳方面
甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳の間に北岳が見えてきました。まだ、雪が残っています。

6/1 7:53

東谷頭
東谷頭に来ました。標識はありませんが、写真左側に三角点がありので、ここだと思います。

6/1 8:09

八ヶ岳
八ヶ岳が見えています。雪はだいぶなくなっています。

6/1 8:31

鳳凰三山
鳳凰三山の上部が見えています。地蔵岳のオベリスクが良く見えます。

6/1 8:32

ビンズイ
サクラの木の上にビンズイが止まっています。

6/1 8:34

シロバナノヘビイチゴ
シロバナノヘビイチゴがたくさん咲いています。

6/1 8:36

コテングクワガタ
何故か外来種のコテングクワガタがたくさん咲いています。登山口付近の林道にもたくさん咲いています。

6/1 8:37

ニリンソウ
ニリンソウもたくさん咲いています。

6/1 8:38

コキンバイ
名の由来は丈が小さく、花の形がウメに似ていて、色が黄金色であること、あるいは、キンバイソウに似て小さいからだという。
初めて見る(確認できた)花です。

6/1 8:40

レンプクソウ
レンプクソウが数本咲いていました。

6/1 8:54

キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメはたくさん咲いています。

6/1 8:58

ミヤマハタザオ
ミヤマハタザオもたくさん咲いています。

6/1 9:00

カワラウスユキソウ
カワラウスユキソウの葉でしょうか？

6/1 9:02

クモマナズナ
クモマナズナもたくさん咲いています。

6/1 9:05

クリンユキフデ
クリンユキフデはあまり多くありません。

6/1 9:06

北アルプス
北アルプスが良く見えます。

6/1 9:07

乗鞍岳
乗鞍岳も残雪でゼブラ模様です。

6/1 9:10

キジムシロ
キジムシロがたくさん咲いています。

6/1 9:12

コミヤマカタバミ
コミヤマカタバミもたくさん咲いています。ただ、半開きのものがほとんどです。

6/1 9:19

北岳・間ノ岳
北岳・間ノ岳が読み見えます。谷筋には雪が残っています。

6/1 9:27

北岳
北岳はきれいな三角形です。

6/1 9:48

八ヶ岳連峰
北八ヶ岳の蓼科山から南の編笠山まで見えます。

6/1 10:46

シナノコザクラ
シナノコザクラのところまで降りてきました。

6/1 10:44

シナノコザクラ
シナノコザクラがたくさん咲いていますが、旬を過ぎたものもけっこうあります。

6/1 10:52

シナノコザクラ
この花を見に来ました。まだフレッシュなものもあってよかった。

6/1 11:20

イワセントウソウ
イワセントウソウはけっこうたくさん咲いています。

6/1 11:29

小黒川方面への分岐
稜線まで戻ってきました。小黒川方面への分岐方向には目印のピンク色のテープがたくさんあります。

6/1 11:36

白岩岳山頂
白岩岳山頂にようやく到着です。

6/1 11:36

中央アルプス方面
白岩岳の山頂部には石灰岩が露出しています。

6/1 11:38

クモマナズナ
石灰岩の間にクモマナズナが密生しています。

6/1 11:45

南アルプス北部のオールスター
山頂部からも南アルプス北部の代表的な山々が良く見えます。

6/1 11:59

フデリンドウ
フデリンドウはあまり多くありません。

6/1 12:00

キジムシロとニリンソウ
キジムシロとニリンソウが並んで咲いています。

6/1 12:22

オオカメノキ
オオカメノキが咲いています。あまり多くありません。

6/1 12:26

コミヤマカタバミ
綺麗に開いたコミヤマカタバミです。

6/1 12:44

釜無山への稜線
釜無への稜線です。これから笹薮がずっと続きます。

6/1 13:10

シナノコザクラ
ピンク色の花があるので確認したら、シナノコザクラが咲いていました。

6/1 13:17

エゾボウフウ
イワセントウソウに似たセリ科の花が咲いています。総苞片も小苞片も無いのでエゾボウフウのようです。

6/1 13:23

タガソデソウ
タガソデソウが咲いています。蕾だけのものもあります。

6/1 13:33

タチツボスミレ
タチツボスミレはたくさん咲いています。

6/1 15:26

マイヅルソウ
マイズルソウはたくさんありますが、花が咲いているものは僅かです。

6/1 16:24

コミヤマカタバミ
紫のコミヤマカタバミです。数は少ないです。

6/1 17:07

林道釜無線の林道ゲート
釜無山からの帰路は、途中から笹薮漕ぎをしなくても良い林道を歩いてきました。ただし、林道には分岐があるので注意が必要です。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

Unschn

先日、市道黒河内線車両通行止めてなっていることを知らずに白岩岳に出かけましまい、白岩岳登山を諦め、南アルプス林道歩きに変更しました。
今回、白岩岳に登る他の方法は無いかと調べたところ、釜無山登山口からならばぎりぎり挑戦できそうなので再チャレンジすることにしました。
今回のルートは稜線歩きで、全てのアルプスを眺めることができましたが、事前の情報のとおり笹薮漕ぎが大変でした。
釜無山から先のルートは確かに破線ルートで目印は少ないですが忠実に稜線をたどって行けば問題ないと思います。むしろ、笹の丈の高い釜無山までとその直後の方が笹薮漕ぎとしては大変でした。そういう意味では、現在の釜無山までのルートも破線ルートだと感じました。
行くときはわからなかったのですが、釜無山までのルートの5分の1くらいまでは林道があるので、そちらを通る方が楽です。ただし、分岐があるので登山道の木に付けられた目印のテープの方向を意識しながら進むことが必要です。
林道の交通止めで、今回、ルートを変更しての白岩岳の登山は体力的には大変でしたが、いろいろな花に出会え、稜線からのアルプスの眺めも素晴らしかったので、結果オーライだったと思います。