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Yamareco

記録ID: 437219
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳

2014年04月26日(土) 〜 2014年04月27日(日)
 - 拍手
GPS
29:30
距離
16.9km
登り
1,574m
下り
1,554m

コースタイム

4/26 6:30三股駐車場-8:30まめうち平-11:50蝶ヶ岳13:15-14:25蝶槍15:00-15:50蝶ヶ岳(天泊)
4/27 4:00蝶ヶ岳-4:50蝶槍6:10-7:00蝶ヶ岳(テント撤収+食事)8:45-12:00三股駐車場
天候 晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
烏川林道は4/26開通。深夜(2時前)だったのでゲートが開いているか不安でしたが
ちゃんと開いてました。道路に雪はありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
・駐車場から10分ほど林道を登ったところに、登山口があり、登山ポスト・トイレがあります。
・駐車場内にもトイレあります。
・まめうち平までは雪はとぎれとぎれに残っています。
・まめうち平から上は雪道です。良く踏まれていますが所々踏み抜きました。
・まめうち平から暫くなだらかな斜面が続きますが、そこを過ぎると
 急登とトラバースの連続になるので早めにアイゼンをつけた方が良いかと
 思います。
・トラバースはしっかりとトレースがついてますが、気温が上がって
 雪が腐ると崩れやすくなりますので慎重に。
・キャンプ地は雪上・地面の露出しているところの両方がありました。
・蝶〜蝶槍の稜線上は雪と岩のミックスです。アイゼンは大概不要かと思います。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
ゴジラの木
2014年04月26日 07:16撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/26 7:16
ゴジラの木
「あれ、こんなに急登だったっけ?」と思いながら登り続けました。三股からの登りは概ね眺望に乏しいですが、常念沢が少し元気づけてくれます。
2014年04月29日 01:11撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 1:11
「あれ、こんなに急登だったっけ?」と思いながら登り続けました。三股からの登りは概ね眺望に乏しいですが、常念沢が少し元気づけてくれます。
春霞でかすみ気味ですが、それでも稜線に出た時の眺望は格別です。
2014年04月29日 01:14撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 1:14
春霞でかすみ気味ですが、それでも稜線に出た時の眺望は格別です。
テントを設営して蝶槍へ向かいます。
2014年04月30日 10:09撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/30 10:09
テントを設営して蝶槍へ向かいます。
複雑に入り組む2重稜線。快適なコースです。
2014年04月30日 11:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/30 11:27
複雑に入り組む2重稜線。快適なコースです。
山がかすみ気味なので代わりに雷鳥さんにモデルになってもらいました。
2014年04月29日 01:16撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 1:16
山がかすみ気味なので代わりに雷鳥さんにモデルになってもらいました。
雪面に寝そべって、無理やりバックに槍を入れました。
2014年04月29日 23:21撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 23:21
雪面に寝そべって、無理やりバックに槍を入れました。
今度は常念をバックに。
2014年04月30日 12:09撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/30 12:09
今度は常念をバックに。
モデルありがとう。
2014年04月29日 18:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 18:36
モデルありがとう。
西日に輝く前穂
2014年04月29日 18:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 18:38
西日に輝く前穂
常念への登山道
2014年04月29日 18:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 18:43
常念への登山道
北尾根
2014年04月29日 18:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 18:47
北尾根
横尾尾根
2014年05月01日 10:06撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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5/1 10:06
横尾尾根
蝶槍から。槍沢と横尾本谷が立ち並ぶさまは圧巻ですね。
2014年04月29日 18:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 18:50
蝶槍から。槍沢と横尾本谷が立ち並ぶさまは圧巻ですね。
帰りも出迎えてくれました。
2014年04月29日 23:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 23:23
帰りも出迎えてくれました。
まだ肉冠が育ってませんがオスですね。
2014年05月01日 11:59撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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5/1 11:59
まだ肉冠が育ってませんがオスですね。
常念坊。今回は断念です。
2014年04月29日 18:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 18:52
常念坊。今回は断念です。
こんな景色を見ながら夕食です。
2014年04月29日 19:05撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:05
こんな景色を見ながら夕食です。
日の入り後、ちょっとだけ空が色付きました。
2014年04月29日 19:09撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:09
日の入り後、ちょっとだけ空が色付きました。
2日目、4時にテントを出て、再び蝶槍へ。
日に出前の槍穂。
2014年04月29日 19:13撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:13
2日目、4時にテントを出て、再び蝶槍へ。
日に出前の槍穂。
浅間も八ヶ岳も見えない春霞。それでも日の出は
美しい。
2014年04月29日 19:15撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:15
浅間も八ヶ岳も見えない春霞。それでも日の出は
美しい。
きれいな空の色
2014年04月29日 19:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:23
きれいな空の色
常念もほんのり色づきました。
2014年04月29日 19:32撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:32
常念もほんのり色づきました。
あちらからご来光見ている人もいるかな。
2014年04月29日 23:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 23:29
あちらからご来光見ている人もいるかな。
大天井方面
2014年04月29日 19:37撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:37
大天井方面
色付く穂高
2014年04月29日 19:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 19:43
色付く穂高
常念との鞍部にも光が届きました。
2014年04月29日 20:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/29 20:01
常念との鞍部にも光が届きました。
やっぱり槍はカッコいいですね。
2014年05月01日 10:14撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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5/1 10:14
やっぱり槍はカッコいいですね。
2014年04月29日 20:15撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 20:15
槍穂一望
2014年04月30日 23:02撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/30 23:02
槍穂一望
せりあがる北穂。
2014年04月29日 21:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 21:29
せりあがる北穂。
南岳、中岳もなかなか素敵です
2014年04月29日 21:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 21:54
南岳、中岳もなかなか素敵です
北鎌尾根と東鎌尾根の競演
2014年05月01日 10:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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5/1 10:17
北鎌尾根と東鎌尾根の競演
常念山稜
2014年04月29日 22:53撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 22:53
常念山稜
だいぶ谷にも陽が入ってきました。
2014年04月29日 23:04撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 23:04
だいぶ谷にも陽が入ってきました。
蝶槍の上で一時間以上まったりしました。
ぼちぼち引き揚げます。
2014年05月01日 00:14撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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5/1 0:14
蝶槍の上で一時間以上まったりしました。
ぼちぼち引き揚げます。
この方、私よりも先に着き、立派な機材でずっと写真を撮ってました。絵になるなぁ。
2014年04月27日 06:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/27 6:22
この方、私よりも先に着き、立派な機材でずっと写真を撮ってました。絵になるなぁ。
蝶の稜線が入るとちょっと長閑な風景に見えます。
2014年04月29日 23:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/29 23:39
蝶の稜線が入るとちょっと長閑な風景に見えます。
常念岳。またね。
2014年04月30日 00:00撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/30 0:00
常念岳。またね。
ゴジラの木から下部ではキクザキイチゲが沢山咲いていました。
2014年04月27日 11:25撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/27 11:25
ゴジラの木から下部ではキクザキイチゲが沢山咲いていました。
この花大好きです。
2014年04月27日 11:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/27 11:28
この花大好きです。
フキノトウ。陽射しに輝いてました。
2014年05月01日 11:59撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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5/1 11:59
フキノトウ。陽射しに輝いてました。
登山口が一番沢山咲いていました。
2014年04月27日 11:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/27 11:39
登山口が一番沢山咲いていました。
烏川林道の脇にはひっそりとカタクリの大群落がありました。
2014年04月27日 12:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/27 12:29
烏川林道の脇にはひっそりとカタクリの大群落がありました。

感想

今年のGWの前半は天気がイマイチそうなので、直前の週末に北アルプスを
訪ねることにしました。涸沢辺りは日曜日に小屋開けだったようですが
蝶ヶ岳や常念は土曜日から小屋開け。天泊なんだから小屋開け前でも良い
ようなものですがやっぱり開いてた方が安心です。
ここ2年続けて、春の北アルプス初戦は常念でしたが、今年は蝶ヶ岳に登る
ことにしました。一昨年の晩秋に日帰りで登った時にあまりに素晴らしい
眺望で、何時かは天泊で訪ねて見たいと思っていた山です。
三股から蝶ヶ岳まで登って見て十分体力が余っていそうなら、常念経由で
周回コースにすることも考えていましたが、登山口での指導員(?)のおじさん
に「この時期、常念経由はしんどいよ」と言われ、ちょっと尻込み。

実際に登り始めて見ると久しぶりのテン泊装備が肩にずっしりと重く感じられ
ます。まめうち平を過ぎたあたりはから、前後して歩いていた単独の方と
「あれ、このコースこんなにきつかったでしたっけ?」と話しながらのろのろ
と登りました。結局ほぼコースタイム通りの時間をかけて蝶ヶ岳に到着。
稜線から見える槍穂の眺めは春霞にかすみながらもやはり圧巻です。
受付を済まし、眺めの良い槍穂よりの雪上にテントを設営し、蝶槍へと向かい
ます。途中、雷鳥のお出迎えがあり、モデルをお願いしました。
蝶槍から見る、槍沢から突き上げる槍の姿は、もっともお気に入りの眺めの
一つです。のんびり景色を楽しんだ後、テン場へと戻りました。

あくる朝はこの時期としては結構な冷え込みでした。テント内の端に置いて
いた靴も凍りついてスキーブーツの様な硬さになってしまいました。
3時半に勇気を振り絞って寝袋から這いだし、4時にテントを出発して再び
蝶槍へと向かいます。朝の冷え込みで視界がクリアになってくれることを
期待していましたが、前日よりはましなものの依然として霞が残っており、
浅間も八ヶ岳も見えないご来光でした。それでもほんのり色づく槍穂の
景色を一時間以上堪能し、テントに戻ってのんびり遅い朝食を済まして
三股へと下りました。
かすみ気味な眺望が少し残念でしたが、2日とも天気に恵まれたのは
何よりでした。



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コメント

素晴らしい眺望の数々!
usatakoさん、はじめまして

さすが、槍、穂高の展望台と言われるだけあって、
素晴らしい眺望ですね
usatakoさんの撮影も素晴らしく、メチャクチャ美しさが伝わってきますよ
感動しました

自分は、五月中旬に何処に行こうか思案中なのですが、危ない槍、穂高より蝶が岳もいいなぁ と、心が傾きました
でも、まだ悩みます

レコ参考にさせて頂きます。ありがとうございました
2014/5/1 20:33
Re: 素晴らしい眺望の数々!
SHIBAWAN さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

蝶ヶ岳からの眺望は本当に最高ですよ。槍も穂高も上高地からの
標高差がそのまま目前に迫り、とても雄大に見えます。

とは言え、私も次回はもう少し懐深く山に入ろうかと思っています。
涸沢からの穂高、北穂からの槍、前穂北尾根。色々と妄想が膨らんでいます

とにかく安全第一で素敵な登山楽しんでくださいね。レコ待ってます
2014/5/2 0:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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利用交通機関: 車・バイク
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