残雪と新緑の村山葉山

2022年06月05日(日) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 11.2km
• 登り: 895m
• 下り: 881m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:56
• 合計: 6:42

距離 11.2km 登り 895m 下り 896m

8:37 スタート地点
10:27 どうだん通り分岐
10:45 10:46 小僧森
11:01 11:02 大僧森
11:38 葉山
11:56 12:47 葉山神社
13:01 葉山
13:24 13:25 大僧森
13:39 13:40 小僧森
13:51 13:52 どうだん通り分岐
15:19 ゴール地点

天候

曇りのち部分的に晴れ、微風
最低気温12℃、最高気温22℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

1358m峰に登り詰めるときの残雪地帯が広大で、ガスがかかっていると迷い易いかもしれない。

写真

6/5 7:38

朝の村山地方の空。月山上部が見えない。隣の村山葉山も同様。

6/5 8:37

岩野口の駐車場に到着。

6/5 8:39

登山口周辺はニリンソウが豊かだった。ほかエンレイソウ、クルマバソウも。

6/5 8:41

葉山と大円院について。

6/5 8:42

背後の広場。昭和30年まで、ここにお寺が建っていたらしい。

6/5 8:44

曇り空への登山開始で不安が募った。

6/5 8:59

標高900mくらいからブナの森に変わった。

6/5 9:06

うば様。

6/5 9:17

修験道の山は昔から歩かれていたからか、登山道が広くて歩きやすい。

6/5 9:38

標高1200mくらいで急登が終わり、岩が目立つようになった。

6/5 9:42

100万ドルのドウダン。迂回するようにテープが張られていた。

6/5 9:48

こんな残雪部分も通過した。跳ねた枝による顔面パンチを2回食らった。

6/5 9:54

樽石山からのルートと合流。左に進む。

6/5 10:00

1358m峰に登り詰める部分の残雪が広大で、視界もこんな状態で迷いそうだった。

6/5 10:04

こんな傾斜もあるのでチェーンスパイク等あるといいかも。

6/5 10:14

ミツバオウレンがいっぱい。

6/5 10:15

マクロレンズに交換して撮った。

6/5 10:30

畑コースと合流するところで右（東）側から晴れてきた。

6/5 10:31

なかなか好いタイミングだったのでは？

6/5 10:36

けっこう山のゼブラ模様を楽しめるんでないか？

6/5 10:42

キジムシロ属の花。小葉が3×2なのでミツバツチグリではない。

6/5 10:43

最初のピーク、小僧森を通過して振り返ったところ。

6/5 10:52

進行方向。晴れを期待しながら進む。

6/5 10:55

雲の切れ間に火口の底が見える。渦を巻くように残雪が続く。

6/5 10:56

2週連続のシラネアオイ。

6/5 11:07

オオバキスミレ。

6/5 11:11

このキジムシロ属は小葉が5枚のが多いので、エチゴキジムシロと判明。

6/5 11:16

残雪の爆裂火口壁が、、、

6/5 11:16

一枚では収まり切らない長さで続いている。

6/5 11:18

遠くに見えた滝。

6/5 11:21

変わった融け方をした雪。

6/5 11:26

大つぼ石の上に立った。ちょうど向かいにも烏帽子岩というのがあるらしい。

6/5 11:27

西側には月山があるが、次々と雲がやって来て、残雪のブナの森しか撮れなかった。

6/5 11:29

小僧森、大僧森、大つぼ石といろんな小ピークがあり、その上り下りのとき火口壁を見渡せるのだった。

6/5 11:33

ツマトリソウ。

6/5 11:36

ハクサンチドリも一ヶ所だけ咲いていた。

6/5 11:37

大つぼ石のピークを振り返った。

6/5 11:41

葉山山頂の辺りでエチゴキジムシロが一際豊かになった。

6/5 11:47

この咲き方だとやっぱりミヤマキンバイかもしれない。自信なくなってきた。

6/5 11:53

これはヒメイチゲ。小さい花だがまずいつもの距離で撮って大きさを示す。

6/5 11:55

次に全体像。

6/5 11:57

葉山神社（奥の院）に到着した。

6/5 12:00

その奥のトンボ沼という広場で食事休憩をとった。

6/5 12:00

トンボ沼から見た葉山の山頂。

6/5 12:09

葉山神社の方向。

6/5 12:17

休憩中に見えた鳥海山。

6/5 12:19

朝日連峰の方角に巨大なハロが発生した。→環水平アークの間違い

6/5 12:45

このトンボ沼は、十部一峠や肘折からの道が合流する交差点なのだった。

6/5 12:48

帰る方向の眺め。

6/5 12:52

見通しがよくなった。

6/5 13:00

帰りは爆裂火口が逆向き。

6/5 13:10

月山や朝日はこんな感じで一度も見えなかった。「また来てね」ということなのかも。

6/5 13:14

残雪のそばにはショウジョウバカマが多かった。

6/5 13:22

烏帽子岩の下の大きな滝。

6/5 13:29

もう一度ヒメイチゲ。

6/5 13:38

ツバメオモト。

6/5 13:43

小僧森の上から盆地がよく見えた。晴れているのは蔵王熊野岳。

6/5 13:50

最後に小僧森を振り返った。

6/5 13:55

オオカメノキの花。

6/5 13:59

1358m峰を下りるときはチェーンスパイクを着けた。雪の下にお田沼があるハズ。

6/5 14:05

山形神室〜水晶山までの二口山塊の図。

6/5 14:15

瑠璃色の虫。ツチハンミョウ。

6/5 14:18

新庄市の北にギザギザの山が見えて甑山じゃないかと思った。

6/5 14:27

これは向かいの村山市と船形連峰。

6/5 14:29

その左の尾花沢市の扇状地。見えている山は翁山とか左が禿岳だろうか？

6/5 14:32

サラサドウダン。100万ドルとは盆栽のような見事な樹の形のことだった。

6/5 14:33

これも好いタイミングだったかも。

6/5 14:43

あとはブナの森の快適な帰り道だった。

6/5 14:45

マイヅルソウの葉っぱに隠れたミヤマカタバミ。

6/5 15:16

最後の杉林でホウチャクソウも見つけた。

6/5 15:20

杉林・尾根筋・森林限界部分となかなかバラエティに富んだ植生の山だった。

6/5 15:40

帰りに葉山市民荘に寄った。

6/5 15:41

長命水と言って見るからに水が美味しそう。残雪期はいろんな場所の湧き水が楽しめる！

6/5 15:42

畑集落といって、こんな山奥に人が住んでいて分校もあったとは驚きだった。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

感想

りがとみ〜ぬ

帰りに山形市内で買い物があったので、早く終わる登山が求められました。
選ぶ山や時間帯によって晴れ間にありつけるかどうか分かれる、博打打ちのような一日だったと思います。

村山葉山が広大な爆裂火口を持った大昔の火山だということは、地形図から分かっていました。問題はその広さで、、、直径が3kmというと、蔵王の馬の背カルデラとか裏磐梯の火口壁、安達太良山の沼ノ平より圧倒的に広いんですよね。

その広さを存分に感じてきました。不忘山と水引入道よりも圧倒的に広かったです（向かいの山が）。
思いのほか残雪のゼブラ模様もちょうどいい感じでした。幸運に感謝しています。