三窪高原ハンゼノ頭:レンゲツツジと 富士山遠望


- GPS
- 04:43
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 364m
- 下り
- 374m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 4:43
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。板橋峠からの登り返し100メートル弱の直登の急登はちょっときつい。 |
その他周辺情報 | 帰路、車で柳沢峠から勝沼インターに戻る数十分走った左側に、甲州市交流保養センター「大菩薩の湯」。日帰り入浴大人620円。未だに厳しいコロナ対策には閉口、あきれるほどだが、温泉はまあまあ。 |
写真
感想
◎食料などの調達のために事前にコンビニを要確認
いつも昼食用に事前にコンビニに寄って、おにきりとパン、飲み物等を調達します。今回中央高速の勝沼インターを出て国道411号で、柳沢峠を目指しました。通常、こういう道路を走ると、必ずどこかにコンビニが一軒は見つかるものです。ところが今回は、どんどん山中に登っていくばかりで、この道の両側には、集落らしきが見えず、コンビニが見つかりませんでした。やばいと思い、途中で塩山駅への案内があったのを思い出し、Uターンして塩山駅まで走りました。「駅周辺には必ずコンビニがあるはずだ」と思ったからです。駅あたりに着き、街中を走りましたが、コンビニがありません。通り掛かった方に聞いて、だいぶ先にローソンがあることが分かり、そこで食料を調達できました。それで数十分の時間をロスしました。
◎車のナビ、番地がない住所で着いたところは墓地だった
今回の登山の目的地は、柳沢峠でした。私の車は10年ほど前のトヨタウィッシュです。当時の純正ナビが着いてます。パナソニック製ですが、きわめて使いにくい上、ナビとしての信頼性はiPhoneでのGoogleマップに劣ります。今回、恐ろしいことが起こりました。事前に「柳沢峠」の住所をPCのGoogle地図で調べ、[〒404-0022 山梨県甲州市塩山上萩原]と出てきたので、それを車のナビで入力し、スタートしました。この住所表示では、番地がありません。しかし、ナビは近くまで案内してくれると信じ、ナビのとおり走りました。あるところで、勾配の強い細い道に右折するよう促され、登っていくと、すぐに「目的地に到着しました」と案内が終了しました。車のすぐ前左に展開していたのは、大きな墓地でした。「冗談でしょ?」。仕方なく、すれ違った軽トラックの運転手さんに、峠への道を聞くはめになりました。「それにしても、何で墓の前なんだよ」気分が滅入りました。
◎仲間の標識見落としの道迷い
今回は二人の連れがおり、三窪高原のレンゲツツジと富士山の雄姿を満喫しましたが、歩き足りないということで、予定より少し先まで、往復することにしました。藤谷ノ頭の先の板橋峠が目的地でした。二人は私より数十メートル先をスタスタと快適な道を進んでいきました。藤谷ノ頭を超えたところで,私のiPhoneのヤマレコアプリが、コースをはずれた警告を発しました。事前にダウンロードした地図に落としこんだ登山ルートは、藤谷ノ頭までだったのです。見れば左に巨大な太陽光パネルが見えました。山中にはメガソーラー発電所がありました。それを見ながら、かなり急な坂を下りました。メガソーラー施設を左に見て、左に大きく曲がったところが板橋峠でした。私はiPhoneでヤマレコ地図を見ていたので、それが分かりました。板橋峠は、メガソーラーの入口になっていたのです。
連れの二人はというと、メガソーラーの入口の反対側に設けられた、動物除けの頑丈な柵をかいくぐり、向こう側の山奥に、どんどん入っていきました。
「あれ? どこへいくんだ?」「もっと先の山に行くつもり?」「いやきっと、ちょっと調べてすぐに戻ってくるはずだ。なぜなら、ここが目的地の板橋峠だから」
しかし私も、柵の向うに入って後をおいかけようとしました。が、強固に作られた柵の人間が出入りできる隙間は、リュックを背負った私を通してはくれませんでした。リュックを下ろし、身体を横にしないと通れない細い隙間しかなかったのです。私は面倒になって、峠で仲間を待つことにしました。ピストンで帰らないと、帰れないルートですから。
20分くらい経過したころ、私のiPhoneが鳴りました。何とかやっとライン通話ができました。聞けば、道迷いをしているというのです。とにかく戻るというので、さらにそこで昼食をしながら待ちました。二人が戻って言うには、ここが板橋峠だとは思わず、目的地の峠を目指した先に進んだというのです。仲間はヤマレコもヤマップ地図も持ち歩いてはいませんでした。しかも、動物除けの柵のところに書いてある「板橋峠」の標識を見落としたのでした。ときどき山登りでアルアルの話ですね。仕方ないのは、標識が縦20センチくらいの小さな板切れで、変なところにぶら下がっていたのですから、見落としたもわけです。注意したいものです。こんなとき、ヤマレコ地図はありがたい味方です。
◎板橋峠に下りるのはデメリットだけ
柳沢峠からの三窪高原ルートで、足を伸ばすなら、藤谷ノ頭で引き返すことをおすすめします。今回はその先の板橋峠に下りたのですが、そこにあったのはメガソーラーでした。牧場でもあったらいい感じかもしれませんが、山中のメガソーラーには山の風情がありません。しかも、藤谷ノ頭から板橋峠の道はかなりの急登です。下りも大変ですが、登り返しは100m弱でもかなり疲れます。峠に下りるメリットを何一つ感じませんでした。えっ? その分汗をかいたので、ダイエットになっただろう? それがさっぱりですね。腹は出っ張ったまんま。
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