奥多摩 / 一ノ瀬川本流・大常木谷
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 821m
- 下り
- 761m
コースタイム
天候 | 曇りのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
感想
9:00頃に一ノ瀬川橋から一ノ瀬川本流に入渓。水量はやや大目で、何度か水流に浸かりながら進む。トポでは第一ゴルジュや第二ゴルジュは結構泳ぐことになっているが、今回行ったところ、いずれもかなり埋まってしまっており難なく突破できた。但し、第二ゴルジュの最後は結構水流が強く、それぞれ空身になって本気泳ぎでトライしてみるものの、敢え無く撃沈。ハンマー投げなどにも挑戦してみるが中々届かないので、結局左岸から高巻く。
ナイアガラNo.1を登り、その後も何度か釜を泳いで進んでいくと、11:00前に大常木谷との二俣に到着。大常木谷は入った瞬間に今まで遡行してきた一ノ瀬川との違いが分かるほど水が澄んでおり、なかなか綺麗な沢である。
しばらくは癒し系の渓相の中を進み、8m五間の滝を突破後、大常木谷最大の25m千苦ノ滝が現れる。なんとなく登れなくはなさそうだが、左岸から巻道がついているので、そちらを進むが、無駄に踏み後が上まで続いているので、登り過ぎない様に注意が必要。
ここから大常木谷は、山女魚淵、早川淵などのゴルジュが連続する様になり、楽しい遡行が続く。その後、4mと3mの連瀑が現れ、三浦さんと弥さんは難なく突破していったが、自分は最後あと一歩の所で足が滑って落ちてしまったので、諦めて巻道へ移動。しかし、急に姿を消してしまった為、淵に巻き込まれたのではと心配されて、一瞬お二人をヒヤッとさせてしまった。誠に申し訳ない。
その後、不動ノ滝を左からザイルを出して登り、ほぼ大常木の核心も終了。しばらく代わり映えのしない沢中を歩くと、赤テープの目印のある会所小屋跡に到着。ここで沢装備を解除し、大常木林道から下山する。
大常木林道は地図に記されておらず、下りたいのにどんどん登っていくということもあり、やや不安な道。しばらく行くとモリ尾根上を進む道が左に現れるので、そこを尾根上に忠実に下れば、一ノ瀬川に降りる・・・と思いきや、最後の方で踏跡をロストしてしまったので、崩壊地を下降した後、大常木谷を下降して、なんとか一ノ瀬川に辿り着く。
この辺から夕立が激しくなり、雷雨の中を遡行。途中で一ノ瀬林道に登るポイントらしき場所を見つけて登り始めるが、実は一本左の尾根を登ってしまっており、泥壁のいやらしい登りを強いられる。なんとか踏跡に合流し、後は林道を歩いて一ノ瀬橋まで歩くだけ。
最後の方でいろいろ試練があったが、泳ぎの練習もできて、夏合宿の北又谷に向けて良いトレーニングとなった。また一ノ瀬川と大常木谷では水質に如実な違いが見られたので、奥多摩の綺麗な沢を感じたいという人は、是非とも一ノ瀬川より大常木谷の方の遡行をオススメしたい。
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