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Yamareco

記録ID: 4417249
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

岩手山/サンカヨウ、シラネアオイの楽園(馬返し登山口、突風につきお鉢まで)

2022年06月19日(日) 〜 2022年06月20日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:34
距離
10.6km
登り
1,376m
下り
1,358m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:53
休憩
0:31
合計
5:24
10:57
10:58
21
11:19
11:38
31
13:07
13:08
54
14:02
14:04
87
15:31
15:32
10
2日目
山行
4:03
休憩
1:02
合計
5:05
6:38
6:39
25
7:04
7:04
7
★お鉢分岐(南東)
7:11
7:31
19
★お鉢分岐(南西)
7:50
8:28
13
8:41
8:41
6
8:47
8:48
44
9:32
9:32
42
10:14
10:15
23
10:55
10:55
11
11:06
11:06
19
天候 ・Day1:曇りのち雨、風ときに強い
・Day2:曇り朝のうち一時晴れ、風高所は強風ところにより暴風
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
・馬返し駐車場(無料)は第1〜第3まであり
コース状況/
危険箇所等
・馬返し(新道)から七合目:ほぼ樹林帯。急坂あり。階段数ヶ所。鎖場、ロープ場はありません。標高によってシラネアオイ、サンカヨウなどさまざまな花が咲き乱れていました。旧道にも違う花があるようですが、サンカヨウなら新道ですかね。

・七合目から九合目(八合目避難小屋経由):ハイマツなど低木帯です。傾斜は緩やかで晴れていれば眺望も楽しめます(きっと)。

・九合目からお鉢(山頂部分:岩石地帯と低木地帯で眺望よし(のはず)。お鉢周辺では爆風、突風にさらされました。
馬返し登山口を出発します。八合目避難小屋に向かいます。(10:15)
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馬返し登山口を出発します。八合目避難小屋に向かいます。(10:15)
登山口周辺の花。コアヤメ
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登山口周辺の花。コアヤメ
オダマキです。
タニウツギ
予報は曇りのち雨。明るい日差しがたちこめ期待させます。二合目周辺です。
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予報は曇りのち雨。明るい日差しがたちこめ期待させます。二合目周辺です。
なにかしら。
おなじみ?のチゴユリです。
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おなじみ?のチゴユリです。
ギンリョウソウ。早くも雨が降り始めました。
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ギンリョウソウ。早くも雨が降り始めました。
ミヤマキンバイ。
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ミヤマキンバイ。
なんと、イワカガミの登場です。うれしい。
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なんと、イワカガミの登場です。うれしい。
そして今回の真打ちのひとり、サンカヨウ! 雨は降り始め。まだまだくっきり白いです。三合目の手前。【翌日の下山時に透明度がup!up!します】
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そして今回の真打ちのひとり、サンカヨウ! 雨は降り始め。まだまだくっきり白いです。三合目の手前。【翌日の下山時に透明度がup!up!します】
おっ! その直後にシラネアオイがお出迎え。小降りとはいえ雨が気にならないです。
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おっ! その直後にシラネアオイがお出迎え。小降りとはいえ雨が気にならないです。
すぐさま今度はハクサンチドリがたたずんでいました。
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すぐさま今度はハクサンチドリがたたずんでいました。
もう花の園です。ヒメマイヅルソウかしら。
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もう花の園です。ヒメマイヅルソウかしら。
カラマツソウ。
ミヤマザクラ。四合目の上です。
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ミヤマザクラ。四合目の上です。
そしてきたきた、シラネアオイの群生です。
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そしてきたきた、シラネアオイの群生です。
シラネアオイロードと言ってもいいのではないでしょうか。
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シラネアオイロードと言ってもいいのではないでしょうか。
白いアオイちゃんも。
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白いアオイちゃんも。
アップでいかせていただきます。小降りながらも雨だなぁ。
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アップでいかせていただきます。小降りながらも雨だなぁ。
ほとんどのアオイちゃんの顔が登山口に向いています
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ほとんどのアオイちゃんの顔が登山口に向いています
アオイ畑です。ずっと撮影笑(六合目の手前)
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アオイ畑です。ずっと撮影笑(六合目の手前)
雲の中、六合目。足を痛めてしまい、ゆるりゆるりと。(14:40)
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雲の中、六合目。足を痛めてしまい、ゆるりゆるりと。(14:40)
ウコンウツギ。クリーミーな色合いがいいです。
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ウコンウツギ。クリーミーな色合いがいいです。
まだまだ続く、ウェルカム状態のアオイちゃんたち。
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まだまだ続く、ウェルカム状態のアオイちゃんたち。
七合目の手前。雨にあたり続けるサンカヨウ。透明感が少し出てきていて。
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七合目の手前。雨にあたり続けるサンカヨウ。透明感が少し出てきていて。
サンカヨウとシラネアオイの競演
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サンカヨウとシラネアオイの競演
サンカヨウ6姉妹です。透明度はもう少し雨にあたったらさらに高まりそうです。
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サンカヨウ6姉妹です。透明度はもう少し雨にあたったらさらに高まりそうです。
サンカヨウとシラネアオイはお似合い。
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サンカヨウとシラネアオイはお似合い。
サンカヨウのお花畑と言っていいです。その清楚ながらもセクシーな姿にため息。
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サンカヨウのお花畑と言っていいです。その清楚ながらもセクシーな姿にため息。
白やピンクに囲まれる中、黄色のキバナノコマノツメがアクセント。あと10分ほどで八合目避難小屋に着きます。
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白やピンクに囲まれる中、黄色のキバナノコマノツメがアクセント。あと10分ほどで八合目避難小屋に着きます。
八合目避難小屋に到着(15:40)。雲の真っ只中で眺望無し。夜半まで強風が続きました。
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八合目避難小屋に到着(15:40)。雲の真っ只中で眺望無し。夜半まで強風が続きました。
おはようございます。翌朝の日の出。なんと、なんと晴天です。雲海から太陽が。(4:14)
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おはようございます。翌朝の日の出。なんと、なんと晴天です。雲海から太陽が。(4:14)
昨日はなかった景色。朝日に山が照らされます。風もあまりない。このままいい天気になってほしいです。
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昨日はなかった景色。朝日に山が照らされます。風もあまりない。このままいい天気になってほしいです。
朝日を背にした八合目避難小屋。水も豊富にあり、きれいで大きいです。
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朝日を背にした八合目避難小屋。水も豊富にあり、きれいで大きいです。
期待した早朝なのですが、その後すぐにガスに包まれてしまったようです。風も一段と強い。でも岩手山の頂に向かいます。(6:20)
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期待した早朝なのですが、その後すぐにガスに包まれてしまったようです。風も一段と強い。でも岩手山の頂に向かいます。(6:20)
ショウジョウバカマがお出迎えです。
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ショウジョウバカマがお出迎えです。
エゾノミツモトソウ?
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エゾノミツモトソウ?
おっ、コマクサ!(お鉢にて)
突風に負けじと懸命に生きてます。
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おっ、コマクサ!(お鉢にて)
突風に負けじと懸命に生きてます。
お鉢まで登り、お鉢をたどって山頂を目指しましたが...。風が強すぎます。突風です。山頂はすぐそこなのだけど。20分ほど岩陰に滞留後Uターン。風が理由の引き返しは自身初めてです。やむなし。よしサンカヨウを見よう!(に切り替えです)
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お鉢まで登り、お鉢をたどって山頂を目指しましたが...。風が強すぎます。突風です。山頂はすぐそこなのだけど。20分ほど岩陰に滞留後Uターン。風が理由の引き返しは自身初めてです。やむなし。よしサンカヨウを見よう!(に切り替えです)
無人の九合目避難小屋に立ち寄りゆっくりコーヒーを飲んでくつろいでから下山へ。七合目の下まできましたら。
いるいる、サンカヨウちゃんは雨に濡れてどうなってるかな。これが見たかった。
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無人の九合目避難小屋に立ち寄りゆっくりコーヒーを飲んでくつろいでから下山へ。七合目の下まできましたら。
いるいる、サンカヨウちゃんは雨に濡れてどうなってるかな。これが見たかった。
これです! 透明度up!up!
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これです! 透明度up!up!
ほぼほぼシースルー。
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ほぼほぼシースルー。
昨日の半透明からの進化ぶりが凄まじいかも。
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昨日の半透明からの進化ぶりが凄まじいかも。
花の向こうがちら見えです。神秘的。
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花の向こうがちら見えです。神秘的。
シースルーサンカヨウがそこここに。
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シースルーサンカヨウがそこここに。
ダブルで。たまらない^_^
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ダブルで。たまらない^_^
そして今日も再びシラネアオイに囲まれて。しあわせかも。(09:03)
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そして今日も再びシラネアオイに囲まれて。しあわせかも。(09:03)
最後にもう一度サンカヨウちゃん。夢のようなひとときをありがとう。
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最後にもう一度サンカヨウちゃん。夢のようなひとときをありがとう。
馬返しに下山しました。お疲れ様でした。(11:25)
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馬返しに下山しました。お疲れ様でした。(11:25)

感想

前日か翌日ならいい天気が望めるタイミング...。でしたが、お休みの関係から予定も行き先も変えずに、シラネアオイやサンカヨウを追って岩手山まで出かけました。勝手に名付けた『シラネアオイロード』で完璧な美からの歓迎を受け、『サンカヨウガーデン』には水も滴るいい女たちにたくさんいました。

雲がもくもくガスの中、時折雨も降りました。そして強風予報。雨と風、さらには普段より重い荷を背負い、さながら歩荷訓練のよう。

当初は馬返しから岩手山頂経由で焼走りに下山予定でした。山頂目前のお鉢はひどい突風。すぐそこの山頂に行けるかどうかと言えば、恐らく大丈夫でしたが、天気回復の見込みもなく、ほんのちょっとした(『恐らく大丈夫』の裏側にある)リスクとはいえ、取る必要はないとUターンして下山しました。

でもそんな天気のおかげで、雨の前、雨の中、雨の後とどんどん透明になっていくサンカヨウの神秘を目の当たりにすることができました。

これも巡り合わせ。久しぶりの自身にとって新たな日本百名山登頂にはならなかったものの、清楚なサンカヨウをはじめとする麗しいたくさんの花々に囲まれました。天気の悪さも道中のupの多さも気にならない、気分が弾む2日間でした。

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体力レベル
3/5

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