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記録ID: 442439
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山縦走(青木鉱泉からドンドコ沢〜中道コース)

2014年05月04日(日) 〜 2014年05月05日(月)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:09
距離
20.9km
登り
2,624m
下り
2,619m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5/4
8:35青木鉱泉〜沢沿い経由〜10:10南精進滝−12:30五色の滝13:00−14:00鳳凰小屋14:30−15:20地蔵岳15:30−15:50鳳凰小屋

5/5
6:20鳳凰小屋−7:40観音岳−8:10薬師岳8:20−9:40標識(ダケカンバ広場)9:50−
10:20林道出会い−10:40登山口−11:10青木鉱泉
天候 5/4 晴れ
5/5 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉駐車場(1日750円)
中道ルート登山口付近に駐車可
コース状況/
危険箇所等
◇青木鉱泉〜南精進滝
 沢沿いを行きました。残雪は無し。登山道ははっきりと付いていますが、細いトラバースとつづら折りの急登があります。残雪時は苦労しそうです。
◇南精進滝〜鳳凰小屋
 基本的に、滝を経由して登山道に合流できるパターンですので、時間があれば滝を見ると良いです。
 残雪は標高2000m手前から出てきました。ステップもありアイゼンは履かなかったですが、トラバース箇所もあり、不安であれば履いた方が安心です。
◇鳳凰小屋〜地蔵岳
 残雪の急登。雪がくさっていたため、苦労しました。砂地であっても同様でしょう。
 アイゼンは装着しました。
 目の前に山頂が見えていますが焦らずに。
 朝早い時間だと、凍結しているでしょう。その場合、ピッケルがあった方が安心だと思います。

◇鳳凰小屋〜稜線近道
 小屋直後からかなりの急登。朝早く凍結しているので、要アイゼン。
◇観音岳〜薬師岳
 気持ちの良い稜線歩き。残雪と砂地が半々でした。アイゼンがあった方が安心でしょう。
◇薬師岳〜中道登山口
 しばらくは樹林帯の急登下り。残雪はかちかちで要アイゼン。
 小屋でもあまりお勧めはされませんでしたが、たしかに不慣れであればお勧めはしません。
 赤テープやペンキはありますが、樹林帯で見失いやすく、迷いやすい地形です。
 トレース無しで、地図とGPSが無いのであれば、迷う恐れがあります。
 また、山と高原地図及び国土地理院に書かれている登山道と実際の道は少しずれています。
 午後になれば、雪も融けてきて、踏み抜き地獄になりそうです。
 ただし、枝に気を付ければ歩きやすいので、時間はかなり稼げます。
◇中道登山口〜青木鉱泉
 林道歩き。
 青木鉱泉へのショートカットとして、川の渡渉コースがあります。
 水量を見ながら慎重に。
南精進滝。
水量豊富で立派です
南精進滝。
水量豊富で立派です
白糸の滝。
五色滝。
一番見ごたえがありました。
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五色滝。
一番見ごたえがありました。
鳳凰小屋手前。
雪の平原風。
向こうには地蔵のオベリスク。
鳳凰小屋手前。
雪の平原風。
向こうには地蔵のオベリスク。
賽の河原から甲斐駒。
賽の河原から甲斐駒。
賽の河原からオベリスク。
まだまだ、雪は残っています。
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賽の河原からオベリスク。
まだまだ、雪は残っています。
お地蔵さん。
オベリスク。
真下まで行って力尽きました。
オベリスク。
真下まで行って力尽きました。
岩の隙間からなかなかの景色。
岩の隙間からなかなかの景色。
晩御飯は、鳳凰小屋のカレー。
この後事件が・・・
晩御飯は、鳳凰小屋のカレー。
この後事件が・・・
二日目。
観音の山頂。
二日目。
観音の山頂。
砂地の気持ち良い稜線。
砂地の気持ち良い稜線。
微妙に雲がかかっていますが、白峰三山。
微妙に雲がかかっていますが、白峰三山。
少し雲がとれてきた。
少し雲がとれてきた。
歩いてきた稜線を背景に。
歩いてきた稜線を背景に。
下山は中道コースから。
ここらのダケカンバの広地付近まで雪がありました。
下山は中道コースから。
ここらのダケカンバの広地付近まで雪がありました。
中道登山道の入口の案内。
中道登山道の入口の案内。
もう少し崩れた廃屋。
こんなのがいくつかありました。
もう少し崩れた廃屋。
こんなのがいくつかありました。
最後の林道。
けっこう距離があります。
最後の林道。
けっこう距離があります。
青木鉱泉への近道。
水量が結構あって、渡渉箇所に迷いました。
青木鉱泉への近道。
水量が結構あって、渡渉箇所に迷いました。

感想

せっかくのゴールデンウィーク。
あまり混んでそうではなく、景色が楽しめ、僕らの実力でも行けそうなところ。
ということで、去年から狙っていた鳳凰三山へ。

けっこう残雪も残り、思った以上の急登。
まあ、冷静に標高差を考えれば、予想できたんですが。
それでも、ドンドコ沢コースは、立派な滝を楽しみながら登れる良いコースです。

鳳凰小屋から地蔵岳、観音岳へ向かう道は、どちらもかなりの急登ですが、稜線に出ると、甲斐駒・白峰三山が目の前にドーンと広がり、疲れを忘れさせてくれる景色が広がっていました。
特に、三山の縦走は、広い砂地の稜線で、非常に気持ちが良いです。

下りは中道コースから、一気に青木鉱泉まで。
なかなか楽しめる周回コースでした。

残念だったのは、鳳凰小屋のカレーは美味しかったですが、お替りは早い者勝ちなことです。
お替りしたい人は、早めに食堂へ行きましょう。

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