危うく道迷い！！嫁は負傷！ 〜 白駒池からにゅう・中山・高見石周回 〜

2022年06月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 9.9km
• 登り: 572m
• 下り: 561m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:59

8:24 白駒の池 駐車場
8:32 8:33 白駒分岐
8:39 8:40 青苔荘
8:45 8:45 八千穂高原方面分岐
8:54 8:55 ニュウ方面分岐
9:28 9:34 白駒ニュウ分岐
10:00 10:00 白駒ニュウ分岐
10:29 10:30 稲子湯分岐
10:39 10:57 ニュウ
11:57 11:57 中山分岐
12:15 12:16 中山
12:20 12:56 中山展望台
14:27 14:37 高見石小屋
15:14 15:14 白駒分岐
15:23 白駒の池 駐車場

久々の北八ヶ岳でスリップもしたくないので、超スローペースです

天候

晴れ *\(^o^)/*
※雲が多いが概ね晴れ
※風が強く開けた場所では寒いほど*/

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R299沿いの白駒池駐車場利用
※500円/日で今回は1泊だったので入庫時に支払
※領収書兼駐車券！？をダッシュボードの上に置いて下さいとのことでした（出庫時に領収書兼駐車券を確認するようです）
※入庫時の8時で北側駐車場は満車。南側駐車場が1割程度の駐車、出庫時には8割程度の駐車でした
※早朝でも駐車は可能ですが、出庫時に駐車代の支払いを求められます

コース状況／危険箇所等

コース全体を通じて危険箇所はありません

【白駒池駐車場〜青苔荘】
・僅か15分程の道のりで、砂利の引かれた歩きやすい道です。サンダル履きでも歩けると思います。

【青苔荘〜にゅう】
・青苔荘から白駒池周回と剣ヶ峰分岐、白駒池と稲子・にゅうの分岐、白駒湿原辺りまでは歩きやすい木道ですが、その後、斜度はありませんが湿った針葉樹の森の中のぬかるんだ道になります。
・やがてにゅうへの登りになりますが、標高差約300mを一気に登ることになります。稲子方面への分岐を過ぎ、ひと登りするとにゅうと中山の稜線に出ます。
・北に向かい軽くひと登りすると三角点のあるにゅうとなります。
・天候が良ければ北東には浅間、北には縞枯山〜北横岳、南には天狗岳や硫黄岳、白駒池や高見石も見ることが出来ます。
※にゅうは岩場のピークで比較的簡単に登れますが、東側は切れ落ちているので注意が必要です
※今回は稲子湯・にゅう分岐で稲子湯方面に20分ほど進み、コース誤りに気が付き戻りました。そのまま進んでも30分ほどのロスでにゅうには向かうことが出来ますが、踏み跡もメインコースより薄く不安を感じたので予定コースに戻りました

【にゅう〜中山〜中山展望台】
・にゅうから南西方面にアップダウンを繰り返しながら40分ほど進むと、中山峠・天狗岳方面と中山・高見石方面への道にT字路で突き当たります。
・しっかりとした標識に従い、中山・高見石方面へ進み、岩の多い斜面を登り上げると樹間で展望のない中山のピークに到着です。（注意していないと通り過ぎてしまうと思います。）
・中山山頂から僅かに下ると南側が開けた中山展望台に到着です。中山展望台は岩の転がる場所ですが展望が良いので休憩適地かも知れません。東西天狗岳や硫黄岳、南アルプスや中央アルプス、縞枯山〜北横岳・蓼科山を眺めることが出来ます。

【中山展望台〜中山高見石】
・比較的岩の多い斜面を下りながら50分ほど進むと高見石に到着です。
※高見石への道も湿った樹間の道で、濡れた岩はかなり滑りやすくなっています
・高見石にはお洒落な雰囲気の高見石小屋があります
・高見石小屋の東側から大岩の重なる高見石に登ることが出来ます。北〜西側の展望がよく、白駒池が下に見える場所です。（今回は嫁の疲れがあったため登っておりません）
※高見石のピークまでは大岩の岩登りとなりますが比較的簡単に登れます。○印に従って登ればお子さんでも登れると思います。また岩の間に物を落とすと取れなくなります。

【高見石〜青苔荘〜白駒池駐車場】
・トイレの脇から直接、白駒池へ降りるコースと、小屋の左側から白駒池駐車場と白駒池の間に降りるコースがあります。
・以前に白駒池に直接下りるコースを歩きましたが、大岩があったり下りにくい印象でスリップして転倒したことがあるため、今回は別コースをとりました。
・ここも湿った樹間の道で、濡れた岩はかなり滑りやすくなっています

※北八つエリアは岩ゴロゴロの湿った場所が多いですので、特に下りにはスリップによる転倒に注意が必要です。斜めになった石、木の根、斜めの木道は確実に滑ります。

写真

6/25 8:20

今週も予定通り起床
アクセスのロスもなく8時に白駒池駐車場に到着
・・・ですが、メイン駐車場はすでに満車
国道を挟んで反対側のスペースに駐車となりました

6/25 8:22

本日の嫁のウェアリングは夏山仕様！
北八つなのでハイカットシューズです

※帰路、これが泥だらけになるとは予想もしていませんでしたね

6/25 8:23

まずは白駒池へ向かいます

6/25 8:24

観光客でも簡単にアクセスできる道を15分ほど緩く登りながら進みます

6/25 8:31

白駒荘（右）青苔荘（左）分岐です

6/25 8:35

青苔荘到着
トイレは宿泊者のみとのこと
日帰りハイカーは駐車場のトイレ必須ですね

6/25 8:35

今日は静かです

6/25 8:36

強風になる予報でしたが
ここも強風が吹いてます

6/25 8:37

おっ！
サラサドウダン発見

6/25 8:38

湖畔で1枚

6/25 8:39

8時過ぎなのでテン場はすべて空いてました

6/25 8:40

周回コースに入ります

6/25 8:43

東屋のある分岐を右に

6/25 8:45

見慣れた苔の風景のはずですが
ほの4年ぶりなので新鮮♪

6/25 8:47

塗れた木道は・・・
慎重に進みます

6/25 8:48

青い香りがしていて
心地よいです

6/25 8:51

白駒池は強風で波立ってました

6/25 8:51

白駒池周回コースからにゅう方面へ

6/25 8:54

どこも湿っていて滑りそう

6/25 8:57

木道が終わると
北八つらしい道に

6/25 8:58

泥濘地獄スタート！

6/25 9:02

これです！
どこに足を置くか迷います

6/25 9:03

再び木道

6/25 9:04

コバイケイソウはまだ花がついてませんね

6/25 9:05

白駒湿原を通過

6/25 9:08

苔ワールド

6/25 9:08

この時点ではまだ嫁は元気

6/25 9:08

いつものように先行するおじさん

6/25 9:08

木の上を歩くのは危険です
泥濘だと諦めるのが北八つですかね

6/25 9:10

でも
ひどい泥濘

6/25 9:15

池だし(;^_^A

6/25 9:15

スリップ防止にソールの泥落とし・・・だそうですが
すぐに泥だらけになりますよ

6/25 9:21

再び池(笑)

6/25 9:27

にゅうの登りにかかります

6/25 9:37

こんなんだったり

6/25 9:40

6/25 9:41

普段歩かないおじさんは
以外にも快調

6/25 9:45

あちこちに咲いていました

6/25 9:46

可愛いキノコも

6/25 9:47

ん？
怪しげな雰囲気
登り一辺倒のはずが下り？

どうやら稲子湯・にゅう分岐を直進したようです

6/25 9:47

痛恨の道間違い！
20分も進んで気が付くとは・・・
※そのまま進んでも回り込んでにゅうに行けますけどね

6/25 9:50

15分ほどかかって分岐まで戻ります

6/25 9:59

どうやら団体さんが休憩していて
そちらに気を取られて標識を見落としたようです
ご夫婦お二人も同じで、一緒に戻りました

6/25 9:59

にう・・・の方向がコース

6/25 10:05

また登りです

6/25 10:06

これがルート

6/25 10:22

嫁はだいぶ疲れが出てきたようです
立ち休憩を取りながら進みます

6/25 10:29

にゅう直前の分岐を通過
先ほどの道間違いをそのまま進むと
ここに出てきます

6/25 10:36

最後の登り

6/25 10:41

おっ！イワカガミが咲いてる♪
この後、あちこちで満開でした

6/25 10:41

にゅう手前から東西天狗岳

6/25 10:41

こちらは硫黄岳

6/25 10:42

うっすら富士山

6/25 10:42

金峰山も

6/25 10:44

強風でえらいことになってる嫁

6/25 10:44

にゅうの山頂へ向かいます

6/25 10:47

北側の展望
北横岳に蓼科山

6/25 10:47

丸山と手前に高見石

6/25 10:49

ひどい風で危険を感じるほどなので
戻りました

6/25 10:49

浅間山もうっすら

6/25 10:49

山頂からだと硫黄岳がばっちり

6/25 10:59

少し進んでにゅうの全貌

6/25 11:02

風が抜けない場所で小休憩

6/25 11:09

ゴゼンタチバナはまだ小さいですね

6/25 11:10

ルートはこんな感じ

6/25 11:10

奮闘する嫁

6/25 11:11

先行するおじさん

6/25 11:12

樹間から硫黄岳、天狗岳

6/25 11:21

木の根がすごい！

6/25 11:29

風ですっかりやられた嫁

6/25 11:39

またも小休憩

6/25 11:42

微妙に元気のない嫁

6/25 11:47

ん？
何だろ？

6/25 11:49

この辺りはまだ歩きやすい感じでした

6/25 11:51

やっと中山分岐到着！

6/25 11:56

右折して中山方面に向かいます

6/25 11:57

平坦ですが
泥濘も多数

6/25 11:57

木道がありがたい

6/25 11:59

縞枯れエリアで1枚

6/25 12:03

徐々に傾斜が出てきます

6/25 12:06

ゴゼンタチバナの小群落

6/25 12:07

赤が強い色なイワカガミ

6/25 12:07

短時間ですが劇登り

6/25 12:10

振り返れば展望が開けています

6/25 12:13

硫黄岳に東天狗岳

6/25 12:13

登り切りました

6/25 12:14

すぐに中山山頂
地味・・・

6/25 12:17

この先の中山展望台でランチにします

6/25 12:22

予想通り強風なので
ハイマツの陰で風を避けます

6/25 12:25

ちょっと遅めのお昼なので美味しい♪

6/25 12:31

ハイマツの「チクチク攻撃」対策でフードを被る嫁

6/25 12:33

こんな場所

6/25 12:33

ここからも天狗岳が見えます

6/25 12:33

北には北横岳と蓼科山

6/25 12:47

こんな場所です

6/25 12:56

では高見石に向かいます

6/25 12:57

小さなスミレ発見

6/25 12:57

慎重に進む嫁

6/25 13:00

沢みたい・・・

6/25 13:02

木道になるとホッとします

6/25 13:05

泥濘のぬちゃぬちゃに対向して
おじさんの「くちゃ攻撃（意味不明）」

6/25 13:07

苔ワールドは小さな森ですね

6/25 13:09

こんな感じはまだ歩きやすい場所

6/25 13:28

この後、嫁に災難が・・・

6/25 13:39

緩く下ります

6/25 14:00

油断したのか
疲れのせいなのか
湿った木に足を乗せ、サイドスリップして転倒！
右半身を泥濘にぶつけてしまい・・・
5分ほど痛みがひくのを待ちます

6/25 14:09

その後、嫁はより慎重に歩き
超スローペースに

6/25 14:12

開けた場所で休憩にしました

6/25 14:19

小さなお花畑

6/25 14:19

こんな感じの休憩

6/25 14:20

まだまだ続く北八つらしい道

6/25 14:25

やっと高見石に到着
嫁は高見石には登らないようなので、今回は休憩のみ

6/25 14:25

小屋の脇に岩々の高見石があります

6/25 14:27

しばらく休憩！

6/25 14:36

白駒池に下るコースは泥濘と歩きにくい道なので
駐車場側に下るコースで下山です

6/25 14:39

すぐに渋の湯分岐

6/25 14:40

更に丸山・麦草峠との分岐に

6/25 14:40

40分ほどで下れます

6/25 14:48

あちこちに木道が出来ていて歩きやすい

6/25 14:55

基本はこんな道

6/25 15:02

こんな快適な道かと思えば

6/25 15:07

すぐにこんな感じ

6/25 15:11

まだまだ木道設置は進みそうです

6/25 15:13

嫁は再度、コケることもなく無事に下山

6/25 15:14

シューズの汚れが北八つを歩いた証ですね

6/25 15:16

後はゆるっと駐車場まで

6/25 15:20

はい！お疲れ様でした

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

LUMIX DC-GF9W ダブルレンズキット パナソニック

装備

個人装備

レインウェア（上下）

1

ノースフェイス　レインテックプラズマ

ソフトシェルジャケット

1

ミレー薄手

エマージェンシーキット

1

エマージェンシーブランケット・薬類、ナイフ、テーピング、ライター他

カメラ（M4/3機）

1

Panasonic GF9+12-32

手袋

2

ウィンドシェルタイプ・防滴タイプ

帽子（キャップ）

1

マムート（グレー）

スマートフォン

1

外部バッテリー　1個

ヘッドライト

1

予備電池1set

速乾性タオル

1

60ｘ30サイズ

水（1.0L)

1

PETボトル

多機能ウォッチ

1

SUNTOベクター

ダウンジャケット

1

モンベルアルパインダウンジャケット

ストック

1

LEKI　サーモライトAS

熊よけ鈴

1

共同装備

GPS

1

etrek30J+予備電池

自動車

1

C-HR（シルバー）

行動食

1

菓子類

タブレット

1

電解質タブレット

地図

1

山と高原地図、1/25000地形図コピー

コンパス

1

シルバ

水（1.0Ｌ）

1

PETボトル

昼食

2

コンビニおにぎり他

感想

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4年ぶりに北八ヶ岳に出掛けたくなり、比較的イージーな印象のにゅうから高見石の周回を歩くことにしました

先週の鷲ヶ峰が超らくちんだったので、その感覚で出掛けた感があったのですが・・・

先週のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4402220.html

もちろん全くの「別物」(;^_^A
予報通り、強風が駐車場から吹いているわ、駐車場は満車だわ
泥濘に滑る岩、距離9km・標高差5〜600m程度ではありますが、標識の見落としで別コースに進んでしまうわ、嫁はスリップして転倒するわ・・・で、なかなか内容の濃いハイクとなりました

幸い、道間違いは大きなタイムロスにもならず、もちろん問題なく予定ルートに復帰
嫁の転倒も帰宅後、岩にぶつけた脚を見ても5cm程度の擦り傷
消毒で悶絶していましたが、1週間もすれば傷口もふさがりそうです

数年前に足繁く通った北八ヶ岳ですが
加齢と共に注意力が低下し、筋力、バランス感も悪くなっていることを実感しましたので、無理のない計画とコースとりで再訪したいと思います