常念岳〜蝶ヶ岳

2022年06月24日(金) 〜 2022年06月25日(土)

• GPS: 13:53
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,437m
• 下り: 2,437m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:04
• 合計: 5:29

6:21 三股駐車場
6:31 6:31 三股登山口
8:47 8:48 2207標準点櫓跡
10:03 10:03 前常念岳
10:53 10:53 三股への分岐点
11:05 11:07 常念岳
11:12 11:13 三股への分岐点
11:50 常念小屋

2日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:35

6:36 常念小屋
7:28 7:33 三股への分岐点
7:39 7:59 常念岳
9:52 9:53 2592ピーク
11:05 11:06 蝶槍
11:10 11:11 蝶ヶ岳三角点
11:16 11:17 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
11:35 11:36 瞑想の丘
11:40 11:42 蝶ヶ岳ヒュッテ
11:47 11:56 蝶ヶ岳
11:58 12:04 蝶ヶ池
12:06 12:48 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:49 12:50 蝶ヶ岳
12:55 12:55 大滝山分岐
13:01 13:02 最終ベンチ
13:11 13:14 第二ベンチ
13:35 13:36 蝶沢
14:08 14:08 まめうち平
14:38 14:41 ゴジラみたいな木
14:58 14:59 三股登山口
15:11 15:11 三股駐車場
15:11 ゴール地点

風が強く慎重に進んだため、稜線上はコースタイムがゆっくりになりました。

天候

初日　雨のち曇り　暴風
2日目　晴れ　やや暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場まで舗装路で安心でした。

コース状況／危険箇所等

前常念あたりから常念岳は岩稜ですが、雨、風なければ特に問題ありません。
常念小屋〜常念岳、蝶ヶ岳までの稜線は風の通り道です。風が強い日は稜線出た途端いきなり暴風にやられますので注意です。

写真

麓の松本市は晴れの天気予報でしたが、朝から雨が降ったり止んだりしていました。

分岐わかりやすいです。

前常念が見えてきました。

避難小屋です。今日のような天候が不安な日は心強いです。

天気怪しいです。

真正面の頂上が隠れている山が常念岳です。

常念岳と常念乗越の分岐です。常念乗越は常念岳を巻いて常念小屋に行けるルートですが、事故が多いため封鎖されています。

山頂付近の斜面には雪がしっかり残っていますが、登山道には雪はありません。

無事山頂に着きました。この日は12時には平均風速30メートルの暴風。山頂も風がかなり強かったです。

なんとか12時前に常念小屋に到着。山頂よりも小屋に降りていく時の方が風が強く何度もしゃがんで風を耐えました。

小屋から降りてきた道を撮影。常念岳はさらに奥にあります。

2日目、再度常念岳に登頂。昨日よりも風は多少良くなったが相変わらずの暴風。山頂から槍ヶ岳が見えました。

山頂からこれから行く蝶ヶ岳方面を撮影。

山頂から少し降りてきて振り返り常念岳を撮影。とても綺麗ですね。

稜線上から蝶槍と蝶ヶ岳を撮影。

稜線上から振り返り、常念岳（左）と前常念（右の端の方）を撮影。

蝶槍がだいぶ近づいてきました。

残雪ですが、なるべく土のあるところを歩けば実際の雪歩きは5メートルほど。夏の登山靴で十分でした。

また残雪ですが、こちらもなるべく雪を歩かないようにすれば実際5メートルほど。夏の登山靴で歩けました。

蝶槍からの槍、穂高連峰。槍は顔を出していますが、穂高の山頂付近は終始雲に覆われていました。さすが3,000メートル超えているだけあり、雪は常念よりも多く残っていそうです。

蝶槍から見た蝶ヶ岳。

蝶槍から見た常念岳。

蝶ヶ岳ヒュッテ到着。

蝶ヶ岳山頂から見た常念岳と蝶ヶ岳ヒュッテ。

蝶ヶ岳山頂と穂高連峰。

ここも残雪ありますが、登山道が半分見えていますのでぎりぎり雪の上を歩かなくて大丈夫でした。

蝶ヶ岳名物？ゴジラみたいな木。蝶ヶ岳ヒュッテにゴジラっぽいキャラクターのグッズが販売されている理由が分かりました。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 軽アイゼン

備考

念のため軽アイゼン持って行ったが必要ありませんでした。

感想

why_climb

常念岳、蝶ヶ岳は展望も素晴らしくとても良い山でした。
ただし、今回の山行では暴風でした。初日は12時から平均風速30メートルということで、12時前になんとか小屋につきました。平均風速30メートルといっても、最大瞬間風速はもっとありそうです。平均風速30メートルでは、立つことはおろか、しゃがんでても飛ばされそうになります。風が一瞬弱まった隙に進み、風が出たらしゃがんで耐えるの繰り返し。常念岳から小屋までがとても大変でした。
小屋に無事についてから、荷物を置いてのんきにカメラ片手に小屋からでたら、本当に吹き飛ばされそうでした。地に這ってても飛ばされそうでした。
二日目も平均風速20メートルということで、初日ほどではなく、なんとか歩けましたが、暴風に変わりなく慎重に稜線上を進みました。風は常念岳や小ピークよりもむしろ鞍のような稜線上の標高の低いところが風が通り抜けるらしく猛烈に強くなっていました。雨は降っていなくて幸いでしたが、天気予報で晴れだとしても、風は要注意なことを深く学びました。今回は無事に下山できましたが、出発前や山行中の天気判断は反省点が多くありました。山行は自己責任です。みなさんも、風にはお気をつけて。