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Yamareco

記録ID: 4435720
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

赤谷山 〜戸倉スキー場から戸倉峠へ〜

2022年06月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:53
距離
6.7km
登り
703m
下り
513m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
0:52
合計
4:43
10:09
49
スタート地点:ばんしゅう戸倉スキー場
10:58
10:59
98
リフトトップ
12:37
12:37
10
稜線出合い
12:47
13:38
20
13:58
13:58
28
P1143
14:26
14:26
26
二股の樹
14:52
14:52
0
14:52
ゴール地点:林道入口
天候 曇/晴
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
現在は閉鎖されている旧戸倉トンネル東側林道入口(鎖がかかっていて車両は侵入できません)に自転車をデポし、車で「ばんしゅう戸倉スキー場」へ向かい、その入り口付近の空地に車を止めて歩き始めました。スキー場は中まで入ると料金が発生する(夏場はキャンプ場として営業している)ようです。
コース状況/
危険箇所等
スキー場の下からリフトトップまでは特に道が付いている訳ではないので、草原の中で歩きやすそうなところを探して歩きました。また、稜線少し手前から赤谷山山頂辺りは笹が多く、道が覆われているところもありました。それ以外は概ねわかりやすい道です。適切に標識も設置されています。危険個所は特にありませんが、笹や草を掻き分けて行く場所がありますので、長袖は必須、手袋もぜひ着用してください。
スキー場下手の空地に車を停めました。
2022年06月26日 10:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:17
スキー場下手の空地に車を停めました。
歩いて入る分には問題ないですよね。
2022年06月26日 10:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:19
歩いて入る分には問題ないですよね。
さて、このゲレンデを上りますか。
2022年06月26日 10:19撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:19
さて、このゲレンデを上りますか。
道は…無さそうです。草を搔き分けて行きます。
2022年06月26日 10:25撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:25
道は…無さそうです。草を搔き分けて行きます。
お、スキー場っぽい。
2022年06月26日 10:38撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:38
お、スキー場っぽい。
リフトの上って眺めがいいよね。
2022年06月26日 10:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:41
リフトの上って眺めがいいよね。
マムシグサ
2022年06月26日 10:44撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:44
マムシグサ
ウツボグサ
2022年06月26日 10:48撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:48
ウツボグサ
ようやくリフトの一番上まで上ってきました。
2022年06月26日 10:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:59
ようやくリフトの一番上まで上ってきました。
ここから森の中に入ります。
2022年06月26日 10:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 10:59
ここから森の中に入ります。
ヤマボウシの白い花が目を引きます。
2022年06月26日 11:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 11:07
ヤマボウシの白い花が目を引きます。
尾根は下草が無く、歩き易いです。シカがいるんでしょうね。
2022年06月26日 11:13撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 11:13
尾根は下草が無く、歩き易いです。シカがいるんでしょうね。
ブナが増えてきました。標高は900mを越えました。
2022年06月26日 11:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 11:31
ブナが増えてきました。標高は900mを越えました。
要所には標識が立っているので安心です。
2022年06月26日 11:37撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 11:37
要所には標識が立っているので安心です。
地質図Naviでは「デイサイト・流紋岩 大規模火砕流」となっています。中国山地でよく見かける火山砕屑岩の仲間ですね。
2022年06月26日 11:44撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
1
6/26 11:44
地質図Naviでは「デイサイト・流紋岩 大規模火砕流」となっています。中国山地でよく見かける火山砕屑岩の仲間ですね。
尾根のルートは小さなアップダウンがありますが、傾斜は比較的緩やかです。
2022年06月26日 11:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 11:58
尾根のルートは小さなアップダウンがありますが、傾斜は比較的緩やかです。
足下に笹が増えてきました。
2022年06月26日 12:13撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:13
足下に笹が増えてきました。
だんだん笹が多くなってきました。
2022年06月26日 12:29撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:29
だんだん笹が多くなってきました。
戸倉峠から続く稜線に当たりました。
2022年06月26日 12:37撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:37
戸倉峠から続く稜線に当たりました。
右(北方向)に折れます。
2022年06月26日 12:38撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:38
右(北方向)に折れます。
笹の丈が高くなりました。手袋も着けました。
2022年06月26日 12:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:41
笹の丈が高くなりました。手袋も着けました。
森を抜けて、空が見えます。
2022年06月26日 12:46撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:46
森を抜けて、空が見えます。
赤谷山山頂
国土地理院の地図には山名表記がありません。
2022年06月26日 12:47撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:47
赤谷山山頂
国土地理院の地図には山名表記がありません。
若桜駅前のスーパーで焼そばが旨そうだったので昼食に買いました。あと、ハンバーグと野菜ジュース。
2022年06月26日 12:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 12:59
若桜駅前のスーパーで焼そばが旨そうだったので昼食に買いました。あと、ハンバーグと野菜ジュース。
二等三角点「落折」
北緯 35°16′48″.2083
東経 134°30′48″.1475
標高(m) 1216.57
2022年06月26日 13:23撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 13:23
二等三角点「落折」
北緯 35°16′48″.2083
東経 134°30′48″.1475
標高(m) 1216.57
氷ノ山方向 …だと思います。
2022年06月26日 13:38撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 13:38
氷ノ山方向 …だと思います。
戸倉峠へ向けて尾根を下ります。
2022年06月26日 13:45撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 13:45
戸倉峠へ向けて尾根を下ります。
ブナの森です。
2022年06月26日 13:55撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 13:55
ブナの森です。
P1143 左折します。
2022年06月26日 13:58撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 13:58
P1143 左折します。
写真ではわかりませんが、ハルゼミが賑やかに鳴いています。
2022年06月26日 14:14撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:14
写真ではわかりませんが、ハルゼミが賑やかに鳴いています。
いろいろな形の樹が楽しい。
2022年06月26日 14:25撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:25
いろいろな形の樹が楽しい。
二股の木、これは幹なのか、根なのか?
2022年06月26日 14:26撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:26
二股の木、これは幹なのか、根なのか?
杉の伐採中
休憩しましょう。
2022年06月26日 14:30撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:30
杉の伐採中
休憩しましょう。
この斜面を下ったら道へ出るはず。
2022年06月26日 14:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:49
この斜面を下ったら道へ出るはず。
ウスヒラタケ?
2022年06月26日 14:51撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:51
ウスヒラタケ?
道へ出ました。
2022年06月26日 14:52撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:52
道へ出ました。
振り返って登山口標識を確認。
2022年06月26日 14:53撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 14:53
振り返って登山口標識を確認。
しばらくコンクリート舗装の林道を歩きます。
2022年06月26日 15:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 15:00
しばらくコンクリート舗装の林道を歩きます。
旧戸倉トンネル、閉鎖されています。
2022年06月26日 15:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 15:07
旧戸倉トンネル、閉鎖されています。
チェーンが掛かっているので、車ではここまでしか来られませんでした。
2022年06月26日 15:09撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 15:09
チェーンが掛かっているので、車ではここまでしか来られませんでした。
デポしていた自転車。ここからスキー場入口まではずっと下り坂なので気持ちよく車のところまで戻れます。
2022年06月26日 15:10撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
6/26 15:10
デポしていた自転車。ここからスキー場入口まではずっと下り坂なので気持ちよく車のところまで戻れます。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(焼きそば+ハンバーグ+野菜ジュース) 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶600mL×2) 地図(コース図・地形図) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) ドローン(MavicMini) サブバッテリー 腕時計 手拭い 日焼け止め
備考 風がやや強かったのでドローンは飛ばしませんでした。

感想

 先週末、仕事がはかどらず山歩きができなかったので、日曜日ではあるが、あまり無理をしない程度に山を歩きたいという気持ちが高まった。天気予報によると岡山県側は降水確率が高そうなので、あまり南に行ない県境あたりの山を物色した。戸倉峠から県境を南向きに歩くと1,200mぐらいのピークに三角点がある。地図上に山名表記はないが、ヤマレコの過去ログを検索すると「赤谷山」という山だそうだ。東側のスキー場から上るルートもあるようなので、そっちから登って、峠からスキー場までの国道29号線の下り道は自転車を使うことにした。
 最初に自転車をデポするため戸倉峠の旧道へ向かった。「通り抜けできません」との表記があるので、東側、兵庫県宍粟市波賀方向から旧道へ入った。なるべく登山口に近いところまで車で上がりたかったが、旧トンネル出口近くから分岐して林道へ入ったところに鎖が掛けてあったため自転車はその近くのガードレールポールに括り付けておいた。次にに車で少し下って「ばんしゅう戸倉スキー場」へ向かった。ゲートをくぐって少し進んだところに「有料施設、予約者以外は入場禁止」という標識が立ててあったので、その手前の空地に車を停めて歩き始めた。とりあえずヤマレコのルートに従ってスキー場を正面から上ってみたが、登山道は特には無さそうで、草を掻き分けながら結構な傾斜を上って行かなければならなかった。後で考えれば、スキー場ゲレンデは大抵どこでも歩けるので、迂回した作業道とかを歩いたほうが歩き易かったんじゃないかな。
 ゲレンデの歩き易そうなところを突っ切ってリフトの最上部まで来ると、そこから先は樹林の中の登山道となった。赤谷山は「宍粟50名山」に登録されているので、登山者のこともある程度考えられていて標識も所々に設置されている。基本尾根歩きでリョウブやミズナラ、ブナなどの広葉樹の森に杉や檜の植林が混ざる。足下に下草がほとんど無いのは鹿が食べてしまっているのだろう。実際若い雌鹿が白いお尻を見せながら少し先を走り去っていく姿を目にした。しかし、県境の稜線(しそう天空回廊)に近付くと笹が増えてきて、県境を赤谷山山頂へ向かう部分では、背丈に近い笹(ネマガリタケ?)を掻き分けながらしばらく進まなければならない場所もあった。
 山頂周辺は高木が刈り払われていて周囲の山をパノラマで展望することができた。方向を確認しながら、氷ノ山と三室山ぐらいはなんとなくわかった気がしたが、それ以外の山はイマイチよくわからなかった。なんせ、周囲は全て山だ。
 まだ6月なのに下界は気温は30度を超える真夏日なので、標高1200mの山は少しは涼しいだろうと期待をしていた。さすがに陽光が当たるところに長時間いると暑いが、木陰に入るとしのげる。時折吹く風が気持ちよい。ゴロンと横になって昼寝でもしたい気分だったが笹の小枝がチクチクするし、アリやダニが服の中に入ってきても嫌だなと思って、腰掛けて昼食をとりながら休憩するのに留めた。ドローンを飛ばすのには風速が少し強めな感じがしてやめておいた。
 赤谷山から戸倉峠へ向かう県境の稜線は明るく歩き易い。道がそれほど明瞭というわけでもないが、時々現れる標識で道を外れていないことが確認できる。傾斜は比較的緩やかで展望の良いところもないが、木陰の中をそれほど負担を感じず歩くことができる。樹木の名前がわかればもう少し楽しく歩けるんだろうなと思うが、わかるのは幹の斑模様が独特なブナと、葉の形が特徴的なミズナラ、針葉樹のスギとヒノキくらいで、あとは自信が無い。大きな葉が高いところに掌状についているのはトチなのか、ホオノキなのか、いつまでたっても区別がつかない。いつも持っていくのを忘れてしまうのだが、樹木ハンドブックとかザックの中に入れておくと、余裕のある時には確認できるのかもしれない、…できないかな?とりあえず写真はしっかり撮っておいて後で確認できるようにしておこう。

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コメント

katsuharaさん
コメントをいただき、ありがとうございました。いやー鳥取からの遠征だったのでしょうか?驚きました。自分は名古屋市からの日帰りばかりです。愛知と三重岐阜長野の近県です。車中泊の用意はあるのですが実行に至っていません。遠征のコツなどあったら指南下さい。
2022/8/13 17:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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