谷急山・谷急沢左股

2022年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,010m
• 下り: 1,007m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:24
• 休憩: 0:56
• 合計: 9:20

7:21 国民宿舎裏妙義（閉館）
12:11 12:26 前衛峰
13:04 13:24 谷急山
13:56 14:15 前衛峰
15:02 15:04 三方境
16:40 16:40 国民宿舎裏妙義（閉館）
16:41 駐車場

＜GPSデータ>
歩行距離、累積標高(+、-）
10.8km、+1,169m, -1,169m

天候

曇りのち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧国民宿舎（休業中）の駐車場に停めました（無料）。20台は行けそうですが、当日は我々が2台目、帰りは4台に増えていました。

コース状況／危険箇所等

＜谷急沢左股＞
・滝が3，4か所あるがそれ程難しくはない。と言いつつ我々は2回ロープ出したのと、2つは右から巻きました。
・最後急登を行くと稜線に出る。

＜稜線⇒谷急山⇒三方境＞
・裏妙義らしくアップダウンが大変な区間が連続する。
・細尾根や細いトラバースが続くので慎重に。
・危険を感じる箇所にはロープや鎖があるので安心。

＜⇒旧国民宿舎＞
・緩斜面で歩き易い下りが続く。沢筋を越えてトラバース等あるがヒルが結構居るので要注意。

その他周辺情報

妙義ふれあいプラザ 妙義温泉「もみじの湯」
を利用。520円。
http://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/FureaiP-Momiji-no-yu.html

写真

6/26 7:17

裏妙義の旧国民宿舎（休業中）からスタートです。
裏に丁須の頭が見えているらしい。

6/26 7:17

地図。谷急沢左股は地図にも出ていません。

6/26 7:32

おっと、デカリス君。
レアな手描きです。

6/26 8:04

半時間ほど車道歩きのあと入渓します。

6/26 8:11

1つ目の滝に出ました。

6/26 8:11

上級者はフリーでクリアされましたが、私を含む初心者はコケが滑るのでロープで確保してもらうと安心感がだいぶ違います。

6/26 8:11

6/26 8:13

下から見ると一部薄い箇所があります。

6/26 8:16

ロープを取りに行く私（下）。

6/26 8:16

右側からトライするメンバー。

6/26 8:24

私もロープセットしてトライします。
安心感が違いますね。

6/26 8:39

滝以外は歩きやすいルートです。

6/26 8:39

イイ感じのルートが続きます。

6/26 8:44

2つ目の滝です。

6/26 8:44

上級者はフリーで。

6/26 8:49

ロープで確保されると安心して登れます。

6/26 8:58

私もトライ。

6/26 9:01

登ってから先を撮影。

6/26 9:02

後続を確保。

6/26 9:03

ロープはありがたいですね。

6/26 9:03

最後の1名も登ってきました。

6/26 9:12

その先も滝を攻める猛者たち。初心者は右手をまきました。

6/26 9:17

上から見るとこんな感じ。

6/26 9:27

その先は滝つぼの深いところを進んだり。

6/26 9:52

女道分岐にピンクテープ沢山あり。

6/26 9:52

その先。

6/26 9:55

まだまだ小滝が続きます。

6/26 10:10

フエルトソールでも滑りやすい所もあります。

6/26 10:32

シャワークライム中の猛者。

6/26 11:01

陽光が入ると気持ちいい。

6/26 12:29

脱渓後の稜線までは急登で岩に当たったので左からまきました。稜線で谷急山へ向かいます。ここは根っこの脇を登れます。

6/26 12:42

一部細尾根もありますが、危険を感じる程ではないです。

6/26 13:06

谷急山の山頂に到着。後ろは表妙義の相馬岳（左）とギザギザ。

6/26 13:06

浅間山をバックに。

6/26 13:07

1名ヒルにやられていました。事故現場(笑)

6/26 13:07

360度の絶景を堪能しながらしばし休憩です。

6/26 13:07

右手前は丁須の頭と、後ろは榛名山。

6/26 13:21

集合写真。表妙義をバックに。

6/26 13:55

三方境までも女坂分岐手前まで急登・急降下が続きます。

6/26 14:04

途中から丁須の頭。

6/26 14:06

急登で足取りが重い・・・。

6/26 15:03

三方境に到着。
山頂から女道分岐手前までは急登・急降下や細いトラバースで気を抜けませんでした。

6/26 15:03

平和な道になってゆったり休憩中のメンバー。

6/26 15:08

緩斜面歩きで下ります。一か所崩壊地は要注意。

6/26 16:40

国民宿舎に戻ってきました。
ちょっと疲れましたが、変化のあるいい歩きができた1日でした。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

AQUOS sense5G SH-53A docomo シャープ

感想

ShuMae

山の会のメンバー6人で谷急沢左股のあと、谷急山へ登ってきました。

谷急沢左股はWater Walkingの中ではグレードは高いようですが、沢登としては初級。
途中4か所ほど滝がありますが、会の上級者はロープ使わずクリアされていますたが、私のような初心者は念のためロープで確保してもらい登ります。昨年会のロッククライミング講習や、沢歩きは超初心者向けを2回経験ありましたが、滝の遡上は初体験。
最初余計なところに力が入って疲れましたが、慣れてくると楽しいですね。
シャワークライムは1か所ありますが、私は右からまきました。

脱渓後は稜線までの急登を登ります。右の尾根が大岩に突き当たったので、左の谷へ復帰しガレと落ち葉の急登を時に4つ足歩行でがんばると稜線に出ます。
一息のあと谷急山へ向かいますが、急登や急降下、細いトラバースありとやはり妙義らしさを感じるルートでした。

谷急山の山頂は360度の大絶景。これを見れたのは頑張ったご褒美と思いました。
近くに裏妙義の雄である丁須の頭や、表妙義の相馬岳周辺のギザギザ。
遠くには浅間山や荒船山などなどが拝めました。

さて、来た道を戻ります。
さきほど稜線まで上がった場所までは一度歩いたルートなので急登・急降下やトラバースもありますが、心づもりがあるので比較的安心です。
その先、P2への急登や、急降下の連続、ロープ場、鎖場が長いですが、足場はあるので慎重に下ります。
女道分岐前後はなだらか歩きで、三方境。

ここから国民宿舎（閉鎖中）まで下ります。
基本は緩斜面の平和な下りですが、時折崩壊地や崩れた沢筋もあり要注意が何か所がありますが、稜線ほど凶悪なものではありません。
でも、ヒルが沢山いるので要注意。私はスプレーをたっぷりしていたので無傷でしたが、スプレーにもよるのか10m置きにまとわりつかれるメンバーや、下山後、スパッツの中に5，6匹抱えてきた者など大変でした。

沢が出てくればゴールは間近。
暑い一日で疲れましたが、楽しい沢歩きや、急登や急降下、細いトラバースが続く裏妙義らしい谷急山を皆とワイワイいいながら歩けた充実した一日となりました。

帰り、表妙義の「もみじの湯」で、汗とヒルチェックして（1人くるぶしが血まみれでした(笑))、関越も半時間渋滞ほどで帰京しました。

コメント

andounouen

ShuMaeさん　こんにちは！
沢登りの楽しい季節になりましたね〜。
涼しそうで羨ましいです。（ヒルは嫌です）
このデカリス君この辺りに多いのでしょうか？
kuboyanさんandy846さんも見つけられるのを見た事があります！見たいです
お疲れ様でした！

ShuMae

andounouenさん、メッセージありがとうございます。
これからの季節、猛暑低山友の会はキツイですよね
その点、沢登りはジャブジャブ涼しくはありますヒルはやめて欲しいですけどね。
このデカリス君は群馬と日光（奥日光湯元）でしか私も見たことがないですが、絵柄がソックリ（下の写真#90)なので製造元は同じみたいですね。是非どうぞ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-896522.html

bobechan

いつの間にか沢登りにも挑戦されてたんですね…
そのアグレッシブさに感服です！

水との闘いに、ヒルとの戦い、、
私にはなかなか踏み込めない領域ですが、楽しいんだろうなぁーとはいつも思っています。
この暑い夏に、一服の清涼剤。
またお待ちしています😊

ShuMae

bobechanさん、コメントありがとうございます。
ご無沙汰しているうちに、山の会に入り、沢歩きや岩登り、冬のピッケル登山など個人で手の出しづらかった領域を少しづつかじっております。
ここのヒルはあっぱれでしたが私はディート30%のスプレーでしたので無傷でした
沢歩き自体は涼しいのですが稜線に上がるところは想像どおりいつも急登で、今回も4つ足歩行で死にそうになりながら登ていました一人だと絶対行かないレベル(笑)。
こちらこそ、またよろしくお願いいたします