面白山 名前の面白さに惹かれ

2014年05月07日(水) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 7.0km
• 登り: 637m
• 下り: 626m

コースタイム

11：15天童高原駐車場
11：50長命水
12：15三沢山12：20
13：05面白山山頂13：45
15：05天童高原駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山形自動車道「山形IC」降車、国道13号線を北上し
県道48号線（関山街道）に入り
県道281号線を約10km走ると天童高原スキー場、
広い駐車場と新しい休憩所やトイレがあります

コース状況／危険箇所等

登山口から長命水までは緩やかな巻き道で
登山道も広く付けられ、とても歩きやすい道
春の花が咲き始め、花を探しながら散策が楽しめました

長命水の左手前の急坂をひと登りで再び緩やかな尾根道になり
三沢山山頂です

三沢山から少し下り、ここから本日の一番の急坂に入ります
残雪もありますが、コースは概ね分かり、心配はありませんでした

写真

5/7 6:37

朝の米山SAから、快晴の米山さん

5/7 11:03

桜並木が満開の天童高原登山口駐車場。今年はあちこちでお花見ができて大満足♪

5/7 11:04

新しく建てられたような休憩施設。トイレも綺麗です。

5/7 11:07

天童高原遊歩道案内板

5/7 11:08

広がるゲレンデの向こうは天童市街地

5/7 11:08

紅葉を思わせる鮮やかな芽吹き

5/7 11:14

面白山目指してスタート

5/7 11:14

標識はしっかりしています

5/7 11:17

面白いタムシバの花の形

5/7 11:17

黄花のイカリソウ

5/7 11:19

緩やかな広い登山道。良く歩かれている道の様に見えます。

5/7 11:47

可憐なイワウチワ

5/7 11:51

長命水
美味しい水で喉を潤し、左の急坂をひと登り

5/7 12:04

背の高いタムシバ越しに面白山の稜線

5/7 12:07

20分で三沢山

5/7 12:17

明日登る予定の大東岳。雪がたっぷりありそう(T_T)

5/7 12:18

立派な山頂標識ですね

5/7 12:18

面白山山頂までの登山道がはっきり見えます！

5/7 12:19

舟形山

5/7 12:31

南面白山

5/7 12:35

豊富な残雪で待ってましたとばかりに飲料を冷やします♪

5/7 12:45

励ましの嬉しい標識

5/7 12:48

この付近だけ、登山道が雪に埋もれていました

5/7 12:57

空が近くなって来ました。山頂は近い！

5/7 12:58

ヒメイチゲ

5/7 13:00

三沢山が真下に

5/7 13:02

急坂を登り切り、平坦な尾根道

5/7 13:06

着きました!(^^)!山頂

5/7 13:06

面白山大権現

5/7 13:06

登って来た尾根道下に雪屁の跡がはっきり

5/7 13:07

お地蔵さまが南面白山を向いて立っていました

5/7 13:07

大東岳は立派な独立峰ですね！残雪量が心配ですが、明日が楽しみ！わくわくして来ます♪

5/7 13:41

二等三角点でした

5/7 13:48

形の良い山が見えます。名前が分かりません(T_T)

5/7 14:13

振り返った面白山

5/7 14:13

三沢山まで下りました

5/7 14:33

フリルが華やか

5/7 14:47

シュンラン

5/7 14:50

大東岳

5/7 14:57

タムシバ

5/7 14:58

天童高原の植生

5/7 15:01

大きな葉の陰に花がまだ咲いていました

5/7 15:03

お花見に最高の場所なのに、殆ど人影はありません。もったいない…

5/7 15:39

CLの計らいで、ついでに山寺に寄ります!(^^)!

5/7 15:42

日陰に芭蕉の銅像

5/7 15:48

参道の石段を登ります

5/7 15:50

屹立する断崖

5/7 15:52

今が秋かと思わせる赤いモミジ

5/7 15:59

奥の院

5/7 15:59

鐘撞堂

5/7 16:05

仙山線が走る谷間

5/7 16:06

どうやって建てたのでしょうね？

5/7 16:07

見晴らし良さそう

5/7 16:08

静けさや岩に浸みいる春の夕暮れ

撮影機器：

IXY 210F CANON

感想

kyom4

名前に惹かれて登りたくなる山の「迷岳」に続く第二弾。
この山も蔵王付近の地図を眺めていて偶然発見し、
面白そうな名前に、いつか山頂に立ってみたいと思っていました。
「東北百名山」巡りを兼ね、即断即決の頼れるCLに計画して頂きました。
いつもながらの早業、有難うございます。

この日は朝から快晴、高速道路のSAで米山さんに朝の御挨拶、
磐越道に入ってからは霞む飯豊連峰、磐梯山を眺めながら
さくらんぼの白い花が咲く天童市に入りました。

登山口駐車場は折しも桜並木が満開。
春の初めから、西へ東へと旅をして来て、
幾度となく満開の桜を目に出来、この上ない幸せを感じます。
こんな見事に咲く桜を見に訪れる人も少なく、もったいない気がします。

歩き始めた登山道は道幅が広く、ゆったりしています。
咲き始めた春の花を愛でながら行くと、女性三人が下山してきました。
三沢山まで行ってきたとの話を伺い、
地元の方のちょっとそこまで登山に余裕を感じ、羨ましくなります。

長命水で美味しい水を頂き、急坂をほんの僅かに登ると
再び、小灌木や笹藪に囲まれる緩やかな道が続きます。
三沢山山頂からは、面白山に至る登山道の全貌が見渡せ、展望が楽しめました。
登り返しがきつそうに思いましたが、思ったほど残雪もなく、
ひと頑張りで尾根に出て、僅かに平坦な尾根道を歩くと山頂でした。

面白山山頂は周りに小灌木もなく文字通りの360度の大展望台。
間近に大東岳、南面白山を始めとして、舟形山に連なる山域が広く見渡せます。
舟形山を山形県側からこうして見るのは初めてで感動しました。
明日登る大東岳が際立って立派な独立峰に見え、
その姿に登高意欲を掻き立てられ、わくわくしてきます。
霞みがかかって、残念ながら月山、鳥海山ははっきりわかりませんでした。

面白山の麓には、芭蕉が訪れた有名な山寺があります。
せっかく近くまで来ましたから、下山後に立石寺（山寺）を観光することに。
奥の院までの長い長い石段はなかなかのもので、息が上がります。
穏やかな春の夕暮れの山寺の風景は、日本の原風景、心が落ち着きます。
今夜の宿は憧れの名湯「作並温泉」♪