爺ヶ岳
- GPS
- 08:57
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,319m
- 下り
- 1,319m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日はGW最終日だけにガラガラでした。 トイレは扇沢駅を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは柏原新道登山口にあります。 ・柏原新道を40分程度進んだところの八見ベンチ先から南尾根 へ取り付きます。看板あり。 ・南尾根は赤布が頻繁にありルートは判りやすいです。 雪道と夏道のミックスで、登りはともかく、下りは少々歩き 難かったです。 ・ジャンクションピークから爺ヶ岳南峰間は雪無しです。 ・踏み抜きは左程ありませんでした。 ・下山後は大町温泉の薬師の湯を利用。JAF会員証で割引あり。 |
写真
感想
GWは、自宅のある関西と、赴任先の北関東を往復する途中で山に立ち寄る計画でしたが、往きは天気が悪く断念。
帰りも天気が・・・と思っていたら、最終日は晴れそうな予報に変わり、爺ヶ岳に立ち寄ることにしました。
前夜、中央道を車を走らせていると睡魔が襲ってきたのでSAで2時間程仮眠。再び走り出したものの1時間ぐらいで再び眠気を催し、さらに2時間仮眠。そんなこんなで登山口到着が6時半。駐車場の空きを心配しましたがさすがにGW最終日だけあって、ガラガラでした。さらに準備をしている間にお腹が痛くなり扇沢ターミナルのトイレに寄っていたら出発が7時半になってしまいました。
天気はガス交じりの曇り空。でも扇沢ターミナルでモニターに写っていた室堂は日が射していたので、晴れることを信じての出発です。登山口の指導員の方によれば本日は12組入山しているとのこと。
ヤマレコや冷池山荘HPの情報の通り、柏原新道を登り始めて間もなく南尾根への誘導の看板が現れます。
この道は赤布が頻繁についており、雪の無い所も思ったよりも明確な踏み跡がついていました。暫くは、時折残雪の残る樹林帯を登っていると、姿の見えない先行者の歓声が聞こえてきました。間もなくすると、木々の間から雲の上に突き出た岩小屋沢岳~針ノ木岳の眩しい山々と青空が現れました。
一旦樹林帯の東側に出て、雪の道を歩きます。少し固めの雪だったので、ここでアイゼンを装着しました。ジャンクションピークあたりから爺ヶ岳の姿が現れます。このあたりにはテント設置跡がいくつか見られました。森林限界を超えて、風を感じ始めると道に雪は無くなりました。アイゼンを外し、さらに標高を上げていくと岩小屋沢岳に延びる稜線の上に、楽しみにしていた剱の雄姿が徐々に姿を現しました。
爺ヶ岳の姿が見えてからがなかなか長いですが、ガレ場をつめて山頂に到達すると、今度は唐突に双耳の峰が姿を現します。爺ヶ岳から鹿島槍に続く山稜。一際険しい剱岳と白く優美な立山。長い雪渓を従えた針ノ木、少し離れて槍穂の姿もくっきり見え、本当に素晴らしい眺望です。山頂は独り占め。少し冷たい風に吹かれながら、山の景色をおかずに昼飯を食べました。もう少し先まで進みたかったのですが、思っていたよりも遅くなってしまったので、今回はここで引き返すことにします。
登りの時には意外に歩きやすいと感じていた樹林帯の尾根道は、木の根や地面の出ている部分が多く、アイゼン外して下りました。残雪部分が結構滑りやすい状態で思ってたより時間を食ってしまいました。
GWと言うのに日帰りのプチ登山になってしまいましたが、素晴らしい眺望の楽しい山行でした。
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