白根隠山 南東尾根から、涼風そよぐ素敵な稜線へ（湯元から周回）

2022年06月30日(木) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 19.2km
• 登り: 1,424m
• 下り: 1,406m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:34
• 休憩: 0:34
• 合計: 8:08

6:24 湖畔前バス停
6:29 6:29 金精道路ゲート
6:38 6:41 湯滝
6:53 6:53 小滝
7:09 7:10 泉門池
7:21 7:21 小田代原北分岐
7:41 7:41 小田代原バス停
7:47 7:49 弓張峠
11:34 12:00 白根隠山
12:20 12:20 2385mP
12:29 12:29 地震観測小屋
12:32 12:32 避難小屋分岐
12:48 12:49 前白根山
13:12 13:13 天狗平
13:26 13:26 外山鞍部
14:09 14:09 堰堤・分岐
14:28 14:28 湯元温泉登山口
14:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

湯元無料駐車場　

コース状況／危険箇所等

湯元〜南東尾根取り付きまで　　遊歩道・林道で、問題なし

白根隠山南東尾根　　道なしのバリルート。急登多い。一般ハイカーは、藪や倒木で　
　　　　　　　　　　歩きずらいと思われます。

白根隠山〜前白根山　　一般登山道レベル　
　
湯元ルート（スキー場へ下る）　　途中から急なガレ場が続く。　　　　　　　　

写真

6/30 6:23

湯元からスタートし、すぐに湯ノ湖。青空広がるが、朝から陽射しが強い。

6/30 6:45

豪快な湯滝

6/30 6:58

樹林帯歩きで、心地良い風も吹き抜ける。でも、汗が噴き出てる(笑)

6/30 7:10

静寂で、神秘的な泉門池

6/30 7:27

テクテク進む。今は、癒しの小道。

6/30 7:33

木道脇に、アヤメ

6/30 7:34

そして、ハクサンフウロ

6/30 7:36

レンゲツツジも少ないが咲いていて、グリーンの中に、オレンジが目立つ

6/30 7:39

夏の風景広がる小田代ヶ原の向こうに、男体山ファミリーが聳える

6/30 7:50

林道歩き少々して、弓張峠の先で遊歩道へ

6/30 7:56

沢に架かる木橋を渡り、遊歩道から離れ、白根隠山南東尾根へ取り付く。（絵の右の尾根）

6/30 8:05

最初から、きつい急登

6/30 8:23

ひと登りして、広けて傾斜が平らになると、進路を西から北、そして北西へと変えていく

6/30 8:28

藪めいてくるが、掻き分けて進める

6/30 8:45

やがて、尾根型が現れ、取り付く

6/30 8:53

良い感じの箇所もあるけど・・

6/30 9:16

写真では伝わらない急登で、標高1700m過ぎた位で、早くも帰りたくなる。木や枝を掴み、腕力で体を持ち上げて、なんとか乗り切る。

6/30 9:51

先人の方々の記録では、藪は少なく歩きやすいとの事だったが、倒木が行く手を何度も遮り、その度に進路を変えたり、わずかでも尾根をトラバースするのが、煩わしい。（先人の方と自分では、藪歩きのレベルが違うのを痛感）

6/30 10:24

急斜面は続き、何度も小休止して、帰りたい気持ちを静める。ザックの重量で、肩も痛くなる（いつもと同じ10k前後だが・・）。

6/30 10:34

眺望もほとんどなく、やっと出てきた花、ミツバオウレンに癒される

6/30 10:39

傾斜が緩んでも、倒木とちょっとした藪のミックスのアスレチックフィールドで、なかなか進まない

6/30 10:42

三角点2268．5の辺りは、2重山稜で、左の尾根行くも、藪・倒木で諦め、斜面をトラバースに切り替え、結局は窪地を進む。GPSでは、三角点は左尾根ぽかったが・・。

6/30 10:43

ハート型の葉が特徴のコミヤマカタバミ

6/30 11:13

やっと青空が見える稜線に出ると、奥に岩稜が出てきて、最初は右から巻こうと進むが、結局直登する

6/30 11:20

その岩場から振り返った眺望は、今までが、あまり眺望がなかったので、感嘆した。男体山と中禅寺湖。

6/30 11:20

足尾の山々

6/30 11:24

やっと白根隠山山頂が、見えてきた

6/30 11:26

足元には、キバナノコマノツメ→タカネスミレか？が、そこかしこに咲いている

6/30 11:30

ハイマツや短い笹原の中に、枯れ木の倒木があり、それなりに高度が上がったのを、感じる。この景色で、疲れも吹き飛ぶ。今までの、ヘタレはどこに行ったのか(笑)

6/30 11:34

コケモモ

6/30 11:37

バリルートから白根隠山へ。ここは4度目位だが、感慨もひとしお(*^^*)　天気も良いし、気分は晴れやか。

6/30 11:38

白錫尾根　錫ヶ岳側、白檜山・その左奥に錫ヶ岳・右奥に武尊山

6/30 11:39

皇海山、その左奥に袈裟丸連山

6/30 11:40

男体山・中禅寺湖、南岸尾根

6/30 11:41

中禅寺湖ズーム

6/30 11:41

男体山ファミリー。やがて、奥の雲に覆われそう。

6/30 11:41

白錫尾根　前白根側

6/30 11:42

奥白根山との窪地

6/30 11:55

そして、奥白根が聳える。裾野の緑のもこもこが綺麗だな。5回位登頂しているけど、もう10年位行っていない。自分には、今は眺める山。

6/30 12:04

素敵な稜線で、帰ります。地元の伊勢崎市が、連日40度前後の熱風に包まれているので、夏空の太陽の下とは言え、標高2300M超えでは、吹く風が涼風に感じられます(^^♪

6/30 12:07

草むらには、ミヤマキンバイやキバナノコマノツメが、たくさん咲いている

6/30 12:22

夏の雲と外輪山に囲まれた五色沼。燧ヶ岳が左奥に、姿を現してきた。

6/30 12:23

エメラルドグリーンが美しい。青空を反映しているのかな。

6/30 12:28

しばらくダケカンバ林が続く

6/30 12:32

ツマトリソウ

6/30 12:33

奥白根方面との分岐。こちらの尾根は、倒木で簡易に通せんぼ。

6/30 12:36

太陽が照り付けても、それ程苦にならず、時折そよぐ涼風が気持ち良い。この景色で気分は、ウキウキです(^_^)

6/30 12:38

シロバナヘビイチゴやミヤマキンバイも、咲き続けています

6/30 12:44

振り返り、左に歩いてきた白錫尾根（左奥が白根隠山）、右に奥白根。白錫尾根の緩やかな稜線は、プロムナードです。対して日光白根のフェースは、荒々しい。

6/30 12:45

前白根へのガレ場の登り途中から、青空と日光白根と五色沼(*^^*)　これも見たかった

6/30 12:51

前白根山頂

6/30 12:54

コマクサも咲いています。濃い赤ですね。

6/30 12:57

奥白根山とコマクサ

6/30 12:58

やはり男体山方面は、雲が襲ってきたみたい

6/30 13:01

雰囲気の良いダケカンバ林に、日光のブリキマーク

6/30 13:07

コバイケイソウの群生

6/30 13:09

この辺りまでは、歩きやすいが・・

6/30 13:43

やがて、ガレ場の急下りが続く。スピードは出せません。

6/30 14:14

スキー場を歩き

6/30 14:25

湯ノ湖が見えてきて、奥に男体山がドンとしている。今日の山旅も終了。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

感想

ben1966

　地元の伊勢崎市が、連日の40度前後で、避暑に出掛けたい。かと言って、標高の高いアルプスや八ツケ岳は、アクセスが遠くて、面倒で、ここ何年も敬遠している。

　ということで、近くて高度が稼げる奥日光に決める。混まないで、好きな白根隠山を、未踏の南東尾根からにする。

　その南東尾根は、急でかつ倒木と藪のミックスで、標高1700m過ぎた位で、早くも帰りたくなる。その後も何度も、ヘタレ帰ろうとするが、小休止を何度もして、やっと山頂へ辿り着く（先人の方々と自分の、藪歩きのレベル差を痛感した）

　山頂手前の眺望が広がった岩稜辺りから、白錫尾根歩きの前白根までは、天気と景色でウキウキになる。エメラルドグリーンの五色沼や、コマクサも見られた。夏の陽射しも苦にならず、時折涼風もそよぎ、素晴らしい稜線歩きが楽しめた。

　復路の湯元ルート（スキー場へ下る）の、急なガレ場も、歩きずらかった。

　山で曇りでも寂しいし、せめて下界が30度位で、山で晴れるのが良いんですけど・・

コメント

タカ

benさま
お疲れさまでしたm(_ _)m
登りのルートキツイですが、良い尾根だと思います。
自分も再訪してみたいと思います。

素敵な写真堪能致しました(^^♪

ben1966

　taka0129さん、コメントありがとうございます(^_^)

本当に、何度も「帰ろう」と思いましたが、なんとか踏みとどまり、登頂できました^^;
2268.5三角点探す気も、外山のピーク踏む気も失せました
谷川岳の西黒尾根より、きつかったです。

でも、登頂できた時の嬉しさや充実感は、より増したと思います(*^^*)
大変だったけど、自分も、いつか季節を変え、秋に再訪してみたいですね