鈴鹿セブン最後は釈迦ヶ岳☆(朝明渓谷から庵座谷〜羽鳥峰周回)


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 821m
- 下り
- 820m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
庵座谷コースはガレ場、急坂も多いワイルドコースですが、テープやリボンでの目印も豊富で、危険箇所にはロープ等もあるので楽しく歩くことができました。 釈迦白毫から釈迦ヶ岳への大蔭のガレと呼ばれる登り返しのキレットですが、崩壊地であり強風なので、慎重に特に下りは注意が必要だと思います。 羽鳥峰から羽鳥峰峠の区間は、それほど傾斜が急ということはありませんが、風化した花崗岩地質の為、大変滑り易く注意が必要です。 登山ポストは朝明駐車場の登山道入口にありました。 トイレは朝明駐車場にありました。 |
写真
感想
昨年の12月から、鈴鹿セブンマウンテンを6座まで登って来ました
が、そのうちに梅雨のシーズンに入り、鈴鹿で悪名の高い山ヒルが
顔を出すと怖いので、GW翌週になるこの日に、最後に残っていた
釈迦ヶ岳に行って来ました。
朝明渓谷の駐車場に到着したのは午前7時30分。
70〜80台は収容可能そうな大きな駐車場には、既に20台くらいの
車が停まっていました。
管理人さんに駐車料金の500円を支払って8時に出発。
駐車場脇の登山ポストのある場所に庵座谷・中尾根登山道と書かれ
た案内板があったのでここからスタートです。
丸太階段を登って、小さな尾根の巻き道を歩いていくと、すぐにキ
ャンプ場のある広い道に出ます。
ここから庵座谷と中尾根コースは左右に分かれるようで、私たちは
左の庵座谷コースへ向かいました。
キャンプサイトを過ぎて、大きな堰堤を横目に見ながら、広い林道
を5分ほど歩くと、この日最初の渡渉地点になります。
岩を飛び移って沢の対岸へ渡り、いよいよ山道へ。
最初は沢から離れていくように、樹林帯の道を歩いて行きます。
踏み跡が薄い所もありますが、いつも通りにテープやリボンの目印
が随所にあるので迷うことはありません。
いくつかの急坂をクリアしながら高度を上げていくと、小峠と書か
れた標板の場所に着きました。
小峠から一旦下って更に進むと、水の落ちる音と共に、遠目に庵座
の滝が見えてきました。
滝に近付くと、トラロープが張られてる場所に沢に降りる道があっ
て、ロープにつかまりながら沢まで降りて滝に近付いてみます。
落差は40mある庵座の滝は流石に迫力がありました!
庵座の滝を後にして、元の登山道に戻ります。
二度目の渡渉の後、ようやく谷ルートらしくなった道の先に再び滝
が見えました。ここは三段の滝と言うそうです。
滝の左側の崖のような岩場をロープを頼りによじ登って、更に沢を
詰めて行くと案内板があり、中尾根ルートへの分岐点になっていま
した。
ここでルートを思案しながら休憩を取りました。
庵座谷ルートは地形図を見ても、山頂直下がかなり険しく見えます。
今日は周回ルートで帰りに中尾根という訳にもいかないので、変化
もあって少し楽そうな中尾根道へ向かうことにしました。
分岐から中尾根道にはすぐに合流しますが、ここから尾根道とは思
えないほどのきつい急坂が続きます。
視界が開けて見晴しのいいテラス状の場所に出ると、道は平坦にな
り、また少し進むと釈迦白毫に着きました。
ここから釈迦ヶ岳へは一旦下って登り返すのですが、大蔭のガレと
呼ばれる急なキレットになっていて、高度感もあり、かなりの迫力
です。
おまけにこの時は強風で、周囲に風を遮るものもないので、ビビリ
ながら下りて行きました。
大蔭のガレを何とか登り返すと、そこが釈迦ヶ岳の最高地点でした。
最高地点の標高は1097.1mで、ここから先の三角点が設置されてい
る場所が山頂(1092.2m)とされているようですね。
この日の釈迦ヶ岳で7座目となり、鈴鹿セブンマウンテン完登です♪
三角点から少し戻って、羽鳥峰へと向かいます。
この日も好天で、明るい稜線を快適に歩いて行くと、釈迦ヶ岳から
30分ほどで猫岳山頂に到着。
更にアップダウンを繰り返しながら、約1時間ほど尾根を歩いて、
羽鳥峰に着きました。
羽鳥峰は風化した花崗岩の岩塊の山ですが、山頂の周囲はかなり大
きい岩で形成されているので、大人が岩で寝転んだりすることも出
来そうです。
この白い別世界のような空間で昼食にしたかったのですが、途中の
コンビニで買ったお弁当を車に忘れてきてしまっていたので、泣く
泣く羽鳥峰を後にしました。
羽鳥峰から滑り易い砂地を羽鳥峰峠へと下り、ここから朝明渓谷へ
の最短距離になる谷ルートで下山します。
ガレた岩場を1時間ほど下ると林道に出合い、その林道を30分ほど
歩いて朝明渓谷の駐車場に到着しました。
駐車場には8割ほど車があり、朝よりも増えていました。
道中、ゼリー系で補給はしたものの、お腹がペコペコだったので、
帰りに鈴鹿で有名なとろろ汁のお店で遅い昼食にしました。
噂通り最高に美味しかったです。
鈴鹿セブンマウンテンは今日で7座達成しましたが、御池岳や霊仙
山にも登ってみたいし、登った山で違うルートも歩いてみたいので、
ヒルの居ない時期を狙って、また鈴鹿の山に来たいと思います。
camiiさん、鈴鹿セブン制覇おめでとうございます♪
camiiさんの初めて登る人にやさしいレコ
いつも参考にさせてもらっています
私は地元にいながら鈴鹿セブンに全く関心がなかったのですが
つい最近、友達が鈴鹿セブンを制覇する!と言いだして、便乗して目指すことになりそうです(笑)
天気が良ければ、14日竜ケ岳、27日雨乞岳の予定です。
P.S 小峠・・・なんて日だ! 笑いました
セブンマウンテン達成、おめでとうございます。
僕も、なんとなくですが、釈迦がラストに
なりました。
今回歩かれたルート、滝あり、稜線歩きありで
僕も、大好きな道です。
鈴鹿セブンマウンテンの制覇おめでとうございます。
次は尾根の縦走路の制覇ですか(私はそうしました(^^♪)
その次が未走破のルート探索・・・
鈴鹿は奥が深いので色々楽しめますね。
二週続けてmaamaさんと同じ山域を歩いてたんですね ♪
なんか嬉しいです(#^.^#)
鈴鹿の山が地元なんて羨ましいですよ
竜と雨のレコ楽しみにしてますね
小峠は…主人が叫んでたのを引用してみました
釈迦はなんとなく後回しにしてしまったのですが、
実際に歩いてみると、一番大好きなコースになった
かも知れません。
気に入ったコースを、何度も歩いてみたいと思うのと、
まだ見ぬ山を歩いてみたいと思うのと、自分の体が
いくつもあればいいのになんて思ってしまいます♪
縦走路の制覇ですかぁ
自分の歩いた道で稜線を繋げられたら最高ですねっ♪
鈴鹿は私にとっても一番多く歩いている山域なので、
これから山行回数を重ねて、もっともっと奥深い魅力
を知っていきたいです
ただ夏場のヒルだけが心配ですが…
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