220702の(1) 烏帽子岳で牛歩戦術するが目当ての蝶は撮影できず


- GPS
- 04:01
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 438m
- 下り
- 425m
コースタイム
天候 | 晴れ 暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 甘楽PA 道の駅「上田道と川の里」 |
写真
感想
かつて、湯の丸山に地蔵峠から登ったことがある。その時に烏帽子岳にもいけばよかったが、猛暑であったのと前日(白砂山登山)の疲労もあり、鞍部までは行ったがそこで撤退したことがあった。そう、今回は忘れ物を取りに来たのだ。
地蔵峠登山口はそこがもう標高1800程度あり、猛暑の時期でもそこそこ涼しいのではないかと思われた。梅雨が明けて猛暑である昨今、標高が高い登山口を探して涼しい山に登ることを心掛けなければならないことは当然である。
また、烏帽子岳にはコマクサがあり、それを食草とするミヤマシロチョウを撮影することができ湯山でもある。また、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲなどの希少種のチョウが撮影できる蝶の楽園でもあるのだ。
上信越道甘楽PAで車中泊、横川SAで朝食、朝カレーを食べる。その後7時前には登山を開始することができた。こういう季節の基本は朝早いうちから登り早めに戻ってくることである。かつて撤退した鞍部まではヤマキマダラヒカゲなどのチョウは多かったがなかなか開いてくれない。湯の丸山をへずって歩く道は森の中で日光も当たらず、気持ち良い逍遥を楽しめた。
分岐以降は尾根に向けての登り、日光が容赦なく降り注ぐ。そして高山植物がどんどん出てくるので撮影する。斜度は緩やかで息をとることもなく登っていくことができた。
そして尾根道にたどり着いた、前には小烏帽子岳、そして一気に視界が開けた。八ヶ岳から北アルプス方面まで全部見えているが後立山方面は所々雲がかかっている。穂高、槍、常念方面を意気揚々と撮影する。北アルプス、今年も行きたいなあ。新穂高から双六を通って槍ヶ岳というルートもいいなあ・・・。
ここから山頂までは牛歩戦術だ。ミヤマモンキチョウか普通のモンキチョウかわからないような蝶が多数飛んでいるのである。しかし、なかなか止まってくれない、数頭のチョウを追いかけて逃したのち数歩移動してまた蝶を追いかける、この繰り返しだ。ベニヒカゲやミヤマシロチョウは見なかった、執念は実らなかった。
山頂付近にはキアゲハ、ナミアゲハ、ツマグロヒョウモンなどのチョウがそれぞれ追いかけっこをしていた。意外とツマグロヒョウモンのオスが強く、アゲハ類を追い払って縄張りをアピール。アゲハ類はメスに数頭のオスが群がったり、オス同士の喧嘩などが盛んに行われていた。
山頂を辞しても牛歩戦術は続くが、目当てのチョウの接写はとうとうできなかった。
帰りにコマクサを発見し撮影、あとは失意のもと戻ってきた。私が下っているときも続々と登ってくる。人気の山なんだなあと実感する。11時前に車に戻り少々仮眠、午後をどうしようか悩みながらとりあえず上田方面へ、久しぶりの上田城・上田駅近郊散策もいいかと思うが、車についている車外温度計の数字がどんどん上がってくる。上田駅に向かう分岐ですでに36℃、これで私は上田城方面をあきらめとりあえず道の駅で昼食をとる。
午後をどうしようかと思いながらも、鉄道ファンであった私にとってなかなかそそる山を見つけ登山口まで行ってみるかと決断した。
その後の記録は、この日の2つ目の記録としたい。
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