富士・御坂/王岳・鬼ヶ岳
- GPS
- 05:45
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:38
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
西湖根場浜駐車場に駐車。 https://www.yamanashi-kankou.jp/viewpoint/pub/pvp051.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・根場〜王岳:シングルトラックの急登が続く。道幅が狭いので踏み外さない注意が必要。 ・王岳〜鬼ヶ岳〜雪頭ヶ岳:露出感のある岩場やロープが張ってある場所が何箇所かある。 ・雪頭ヶ岳〜根場:ロープのある場所もあるがそれ程危険ではない。 |
写真
感想
丹沢の尾根歩きは暑いので趣向を変えて西湖の山並みを王岳から鬼ヶ岳まで歩いてみた。残念ながら秀麗な富士の展望は無かったけれども標高差以上に急峻で変化のある山歩きが楽しめました。しかも行き交う人は少なく静かだし。富士山の眺めが楽しめる時にまた来たいもの。
Aki-CLさんとどこか行こうかと言う話になったけれど、この間の突き指は未だ痛みが残っているので積極的に沢に行く気はしない。けれど丹沢の尾根歩きはこの時期は苦行にしかならないし。天気予報を調べると河口湖の最高気温は湘南よりも5℃位低いので、御坂山地も良いかな、と。清八山から黒岳の尾根も興味深いけれどちょっと取っておくことにしてそれよりも西側はどうかと地図を見ていると西湖の北の尾根が目に付いた。アクセスも良さそうだし、そう言えば百名山とかでも取り上げられていたし。
富士五湖道路からR139に入り西湖入口から県道21号線で西湖の西岸を目指す。根場浜駐車場にクルマを停めてそこから出発するが、西湖の周遊路をランナーが走っていた。この辺りの駅伝有名校と言えば山梨学院だね、と2人で話していたら本当にそうだった。一周10km位だから便利なのかも。いやしの里根場の看板から西に向かうと西入川を渡る橋があり川沿いに遡る林道を歩いて行く。急峻な地形で土砂災害も多い土地柄か堰堤が延々と続く。林道から登山道が分かれると途端に勾配がきつくなる。出だしでは涼しさを感じていたがやはり登り出すと暑いもの。なかなか休憩するスペースも無いけれど道標がある所で小休止とした。ここから王岳の南尾根に出ると勾配も少し落ちたが両脇に笹が茂ってたっぷりと付いた朝露がシャツもズボンも濡らす。
尾根を詰め上がって東西の尾根に合流すると20m位先で王岳の山頂だった。西湖が眼下に見下ろせ、晴れていれば富士山の絶景なのだろう。甲府名山の標識もあるがこの尾根の北側はもう甲府市なんだ。王岳で補給して下り出すがザラザラの下り径で結構神経を使った。王岳から先は笹は無いが代わりにノイバラが多くてこれはこれで嫌らしい。露岩帯と樹林とを繰り返し、アップダウンを繰り返しながら鍵掛に出て下って峠になる。峠から南に根場に下る径もあるが登って来た径よりもワイルドに見える。そこから岩場を潜り抜けながら標高を上げて鬼ヶ岳。
鬼ヶ岳も天気が好ければを思わせる好展望地だ。ここから十二ヶ岳を目指すかどうか思案のしどころ。コースタイムで1時間の差だけれど北側から暗いガスが寄って来ているし、湿気の臭いも強まった感じなので雪頭ヶ岳経由で下りることにした。この先はまた晴天を狙って来よう。雪頭ヶ岳も鬼ヶ岳に匹敵する高さで目指される山なのかもしれない。ヤマレコアプリで下山ルートは破線ルートだったので少し懸念もあったけれど登路よりもはるかに実線ルート的だったし、おそらく10時の周遊バスで来たと思われる登山者にも4パーティ、9人程に出会った。尤も帰宅してヤマレコアプリを見たらこの辺り全部が破線ルートだった。(笑)
駐車場まで戻って来て距離以上に疲れているのを感じたので、短縮ルートにしてちょうど良かっただろう。初めての山域は周囲の展望も含めて楽しいものだ。けれどやっぱりこの山域の魅力は富士山の大展望だよね。冠雪した富士山が望める頃にまた来たいものだ。
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