遭難要素多し 高松岳
- GPS
- 06:14
- 距離
- 13.0km
- 上り
- 1,033m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
天候 | くもり 後半はずっと雨 気温:スタート25℃ -> 山頂19℃ -> ゴール20℃ 雨がザっと降って気温が一気に下がった |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
周回するなら一番低い場所にある泥湯温泉の大駐車場がオススメ 舗装、トイレあり ピストンなら河原毛地獄Pもしくは登山口手前にも数台停められる |
コース状況/ 危険箇所等 |
かなり荒れているので、想定より時間、体力ともに掛かります。ご注意。 (2022/8 に刈り払い作業済み) |
その他周辺情報 | 電波状況:docomo 83% / au 75% / softbank 38% https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=6gwwYHwfMF |
写真
感想
※情報少ない山だと思うので写真多めに載せてます。
東北百名山の高松岳。泥湯から周回される方が一番多いようだったので、自分もそのメジャールートを歩いたつもりだったけど、結果的に厳しい山行となりました。登山口にも大きく「遭難多し」と書かれてたけど、実際に登って「確かにそうだな」と感じました。
その1 荒れた登山道
倒木、枯れ枝、落ち葉、ヤブなどで軽快に歩くことは難しく、時間、体力がどんどん奪われていく。また道迷いしやすそうな箇所もいくつかあった。
その2 アップダウンの多さ
ルート全体を通して平らな歩きの部分が少なく、常にアップダウンを繰り返している。また細かいところで言うと巻き道の木を何度も踏み台昇降するのでこれもどんどんと体力を消耗する。
その3 絶対標高の低さと距離の短さ
1300m、10kmという数字だけ見ると正直それほど困難なルートには見えない。なので「ちょっと頑張れば行けるかな」と思ってしまうけど、それが一番の罠かもしれない。
かく言う自分も実際に登るまではこれほど大変だとは思ってなかったので、まさにここに書いてある通りの思い違いをしてしまったわけです。ちょっと距離短いから2座目でいいかなとか、トレーニングに水分も4L担いでいこうとか、宮城県側は天候悪そうだけどまあ大丈夫かなとか。
今回、結果的に無事に下山はしましたが、特に後半は雨も降り、あまり余裕は無かったです。これから登られる方も、是非とも、いろいろと余裕を持った状態でチャレンジ頂ければと思います。
※後日追記
山頂問題の件、分かりました。自分が持ってる 2010年版の「分県ガイド 秋田県の山」だと、確かに避難小屋が「山頂」で、300m先が「最高地点」と本文に書いてあった。これを元にしてたからヤマレコもそうなってるんですね。でも2018年現行版の本だと看板の場所 (300m先) が「山頂」と書いてある。恐らくこっちが正解。ま、どっちでも良いけど。
※後日追記2
2022/8 に odasan003 さん等によって刈り払作業行われたとのことです。紅葉の時期にぴったりですね。
コメント
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ハラハラしながら、拝見!
冷静に、落ち着いて行動していて、凄いなと思いました。
まさか!の遭遇はなかったので良かったですね。気配はかんじたんでしょうね、向こうも。
次のレコ、楽しみです。
たまたま、様々な条件が重なって遭難しやすい状態になってしまう山というのはどうしてもあると思います。残念ながら。これが例えば、紅葉の時期の晴れ渡った日で、登山者も多く、道も整備された状況であれば山の印象もまたガラっと違うものになったんでしょうけどね。
以前から思ってますが、やはり遭難防止に一番重要なのは「体力」ですよね。今回も実感しました。体力的に余裕があるからこそ心にも余裕が持てるし、視野を広く持った判断も出来る。ワーストケースは何か。プランBは、と。これからもまだ難関が予想される山はあるので、気を引き締めてトレーニングに励みたいと思います。
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