鳥海山 吹浦ルートから新山アタック(新山北西面滑走)



コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【七五三掛】 千蛇谷へのトラバースは雪が付いていてアイゼン着用で通行可能。下りならばスキーを履いても通過できますが雪が緩んでからの方が良さそうです。 自分たちは扇子森のコルの急斜面から千蛇谷に入り込みましたが斜度がきついトラバースなのでオススメしません。 【新山北西面】 新山から少し下るまでは岩と氷が段々畑になっているような地形なので、衝突しないように注意 |
写真
感想
早く起きて新山に向けて朝駆け、7時にスタート。周りはブルーライン閉じ込められ組の皆様のみ、静か。
御浜小屋まで2時間、一息入れて扇子森を巻いて七五三掛へ………とよく見たら扇子森と七五三掛のコルから千蛇谷に降りれそうじゃないの!地形図見ると崖だけど今年は雪が多いからこんもりしてトラバース出来そう。行ってみると斜度50度位ありましたねー(汗)間違いなく今シーズン一番の斜度、不帰Dルンゼより全然怖い。。エッジが抜けたら標高差200m位滑落コースでしたが幸いフカフカザラメで難なく千蛇谷到着♪
千蛇谷は外輪山に守られた深い谷、北アルプスのような荒々しい雰囲気。ここまで登って降りて3時間半、一歩がなかなか出なくなって来ました、苦しい。。
登り初めて4時間半で新山山頂到着、過去2会登った七高山が目の前に。祓川ルートは大盛況みたいで人だらけ。七高山からアイゼン装着で新山までやってくる人達もいました。
山頂で記念撮影したり休憩したり、一通り楽しんだ後は下りのお楽しみ。千蛇谷をそのまま落とすのは普通で楽しくないと前日から狙ってた雪の付いている新山北西面のルンゼを狙います。
様子を見ながら岩と氷の隙間を滑ってルンゼ上部到着、斜度は40度位の広い一枚の斜面を絶景をバックに滑り降りました。この斜面は景色が抜群ですね!岩も出ていなくて七五三掛のトラバース地点まで最高の滑走を楽しみました。
七五三掛は念のためアイゼン装着して通過。下りに取れるならスキーのままかなと思ったけど帰りは登りになるのでこれで正解だと思います。
文殊岳直下に復帰してこれで帰れないことはないと一息。意外と体力残っているので七五三掛を滑らないで文殊岳から鳥海湖の下に伸びる斜面をもう一本、ここも滑りやすいザラメ!
鳥海湖の下から笙ヶ岳のコルに登り返してここから駐車場に滑走して無事に新山アタック完了!こんなに充実した鳥海山は初めて!お天気、雪質、斜面共に最高でした!
何度来ても飽きることない鳥海山、また来年も来るんだろうなぁ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する