【五頭】中ノ沢川セキツギ沢右俣遡行・団子屋沢下降

- GPS
- 10:54
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 912m
- 下り
- 901m
コースタイム
- 山行
- 10:54
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:54
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2022年7月現在は綱木線も起点から4km地点で通行止めとなっているため、綱木線の終点に入るには林道鷹ノ巣線(古岐起点の林道)を通ればよいと思われる。 綱木線の終点から先、中ノ沢川沿いの林道(こちらも中ノ沢林道)は通行止めとなっているが封鎖はされていない。しかし奥ほど道路状況は悪く、途中には崩壊箇所もあるため、どこまで車で入るかは慎重になった方が良い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中ノ沢林道の終点から310m左岸枝沢まで径路があるため、利用できる。 ・雪渓の残存量は0.3㎥程度しかなく、全く問題とならなかった。1996年7月下旬は1箇所で沢を埋めるほどの雪渓が残っていたようなので、今年はそれよりは顕著に少なかったことになる。 |
その他周辺情報 | ・下山後に駐車地でヤマビル確認。多くはないが要注意。 ・三川温泉に複数の日帰り入浴施設がある。 ・中ノ沢川では、三階滝沢合流点より上流がササラ沢、団子屋沢合流点より上流が滝ツボ沢、ム沢合流点より上流がセキツギ沢とされている模様。 ・国有林計画図 https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/attach/pdf/R20700_keikaku_zumen-137.pdf |
写真
装備
備考 | ラバーソールで行ったが、この沢はラバーの方が良いと思う。 |
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感想
せっかく五頭まで行くので表五頭と裏五頭で1本ずつ登ろうと思い、裏五頭でよさそうな沢を探した結果、見つけたのがこのセキツギ沢右俣。
記録の少ない沢故アプローチには不安があり、阿賀町の林道情報(下記)をしっかり確認してから出発したが、なんと、中ノ沢林道が途中で通行止め。
https://www.town.aga.niigata.jp/info/norin_info/1528.html
仕方なくここからの出発として、敗退案も出る中適当に進んでいくと、予定よりもかなり下流で中ノ沢川に出てしまった。戻るのも面倒なのでこのまま遡行することにしたが、ともかく糞長いゴーロだった。飽き飽き。入渓してすぐから滝のあった昨日の大荒川は良かったなぁと思う。
416m地点でようやくゴーロが終わると、そこからは滝とゴルジュの連続。多くはさして難しくなく登れるもので快適だったが、2段13m滝の上段は厳しかった。最初突っ張りで登ろうとしたが一手が出ず、右壁や左壁も検討したがなかなか悪くて、結局右壁に朝打ちのハーケンを1枚決めてA0トラバースで何とか登った。上手い人であれば突っ張りで登れると思う。
終盤に出てきた20m滝も、なかなか登り応えがあった。トマの記録では巻いているため、今回も巻こうかと思ったが、滝下に立ってみると登れそうな気がしてならない。試しに下部を登ってみると、その先も行けそうだったので、そのままロープを引き上げてリード。上部は快適で、なかなか良い登攀が出来たと思う。
以降は大した滝はなく、殆ど藪漕ぎもなく登山道に出て、終わってみれば最初のゴーロ以外は結構良い沢だった。
登山道は特に眺望の良い場所もなく淡々と歩き、すぐに団子屋沢への下降点。最初は灌木の藪が結構ひどかったが、お陰で急斜面をガンガン下れた。沢筋に降り立つと、程なくして水が現れたが、滝らしい滝は一向に現れない。トマの記録にあった通り、超平々凡々な沢で、飽き飽きして疲れたが時間はあまりかからずに下れた。
往路と同様に長いゴーロ歩きをして戻るのは嫌なので、トマの遡行図を参考に釣師の入渓路を探してみると、幸いうまく見つかり、林道終点に導かれた。
ところどころ損壊している林道を歩いて車に戻った。地理院地図で軽車道表記はともかくとして、二重線で描かれている道がこんなにも荒れているなんて、もう少しまともに地図を更新して欲しいものである。
【総評】
セキツギ沢右俣は、下部のゴーロがやや長いものの、その後は登れる滝が続く面白い沢。3級。
団子屋沢は殆ど何もないので、下降に適している。というか下降しても飽き飽きする。1級下。
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