奥多摩むかし道

2022年07月10日(日) [日帰り]

• GPS: 03:12
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,045m
• 下り: 854m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:51
• 休憩: 0:21
• 合計: 3:12

9:30 奥多摩駅
9:57 9:59 槐木公衆トイレ
10:21 10:25 境橋バス停
10:28 10:36 白髭神社
10:41 10:42 梅久保バス停
10:46 10:51 惣岳公衆トイレ
12:13 12:13 水根バス停
12:18 12:18 奥多摩湖バス停
12:23 12:24 小河内ダム展望塔
12:33 12:33 サス沢山登山口
12:42 奥多摩湖バス停

天候

曇りのち晴れ（蒸し暑い）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
奥多摩駅から徒歩。

■帰り
奥多摩湖バス停まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

桧村橋〜境橋間の"むかし道"は、斜面崩壊のため通行止めでした。
水根集落近くの山道では、石垣が崩れた箇所がありましたが通行は可能でした。

写真

7/10 9:29

今日のスタート地点は奥多摩駅。雲が多い天気ですが、雨が降らないことを祈りつつスタートします。

7/10 9:31

奥氷川神社の氷川三本スギ。根本から3本に分岐していると書かれていますが、実際は3本のスギが成長して根本が癒合したのかもしれません。

7/10 9:35

氷川大橋から日原方面の展望。日原川もチラリと見えます。

7/10 9:38

むかし道はここから入るようです。

7/10 9:41

羽黒神社のアジサイ。ちょっと色褪せてました(汗)

7/10 9:42

ヘクソカズラ。触ると臭いので撮るだけです(笑)

7/10 9:43

ここからようやく山道に入ります。

7/10 9:45

白っぽいアジサイを大きくぼかして作品風に。

7/10 9:48

小河内ダムの建設に使われた鉄路。モノクロで作品風に撮ってみました(笑)

7/10 9:55

再び車道に戻ると、槐木（さいかちぎ）の集落が見えてきました。

7/10 9:56

槐木（さいかちぎ）公衆トイレ。山中の公衆トイレとは思えないほど立派で綺麗でした。

7/10 9:58

大輪のヤマユリ。薄暗い林縁でスポットライトが当たっているかのように目立っていました。

7/10 10:03

湧き水がありましたが、飲めるか分からないのでパスしました。

7/10 10:10

ヤブカンゾウ。集落の周辺の明るい場所にまとまって生えていました。

7/10 10:11

桧村浄水場の横を通り過ぎると...

7/10 10:13

桧村橋近くでまさかの通行止め！桧村橋から境橋まで迂回することになりました...

7/10 10:15

桧村橋からの展望。これは迂回しなければ見られなかった景色ですね。

7/10 10:20

境橋バス停。ここで御前山から伸びていた赤線と繋がりました。

7/10 10:22

境橋の近くで再び"むかし道"に復帰します。

7/10 10:28

オーバーハングした岩壁（白髭大岩）がご神体の白髭神社。この岩壁は逆断層によって生まれたそうです。

7/10 10:36

耳神様。医者の居ない時代は、耳の病気になると穴の開いた石を「耳神様」として奉納したそうです。

7/10 10:46

惣岳の不動尊。奥には小さな祠がありました。

7/10 10:49

惣岳観光トイレ。ここも綺麗なトイレでした。

7/10 10:52

先程のトイレから少し離れた所で、軽い昼食を頂きます。

7/10 11:00

しだくら橋。「1度に通れるのは二人まで」と書かれていましたが、踏板が腐りかけてフニャフニャしていたので渡るのを止めました(汗)

7/10 11:13

道所橋。こちらも「1度に通れるのは二人まで」と書かれていましたが、この時3名が渡っていました(汗)

7/10 11:14

イワタバコ、既に花期が終わっていたようです...

7/10 11:25

西久保の切り返しを過ぎたこの地点で、ようやく山道に戻ります！

7/10 11:27

奥多摩むかし道、こういう感じの道ばかりだと思ってました(汗)

7/10 11:28

ここは住居跡でしょうか？

7/10 11:39

石垣が派手に崩れてますが、通行可能でした。

7/10 11:41

良い景色ですが、雲が多くてパッとしない写真になってしまいます...

7/10 11:44

山中の浅間神社。ここでもしっかりお参りしました。

7/10 11:46

そして山中のガードレール。旧藤野町の名倉金剛山とは違うタイプのガードレールですね。

7/10 11:49

落石を受けた橋は、通行できる程度の被害でした。

7/10 11:52

小さな滝シャー写真(笑)

7/10 11:58

ついに水根の集落に到着！ここからは車道を下れば奥多摩湖ですね。

7/10 12:03

ようやく奥多摩湖が見えた！！

7/10 12:07

ヤマホタルブクロ、一輪だけ咲き残っていました。

7/10 12:12

最終コーナーを曲がって奥多摩湖へ突入します(笑)

7/10 12:19

ついに奥多摩湖に到着！水辺なのに風がそれほど涼しくないです(涙)

7/10 12:23

小河内ダムに隣接した多摩川第一発電所。最大出力は19,000kWだそうです。

7/10 12:25

昔のドラム缶橋。これは味わいがあって良いですね。

7/10 12:30

小河内ダムの向こうに見えるのは六ツ石山。学生の頃に友人と登った思い出深い山です。

7/10 12:34

対岸に見えるのは倉戸山。未踏峰なのでいずれ登ってみたいですね。

7/10 12:41

奥多摩湖バス停にゴールイン！

7/10 13:43

締めは奥多摩駅前の食堂でカツ丼を頂きました。

撮影機器：

ZenFone Max Pro (M2) SIMフリー ASUS

PENTAX K-3 Mark III Premium Kit ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 タオル カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
随分前から気になっていた「奥多摩むかし道」という古道を、今回は始点（奥多摩駅近く）から終点（奥多摩湖近く）まで歩き通してみました。
「古道は山道」と思い込んでいましたが、実際には舗装路が大半で拍子抜けしたものの、植物や野鳥をそれなりに楽しめるハイキングコースだと思いました。
今日は雲が多かったものの、奥多摩湖から周囲の山々を眺めていると自然と登高欲が湧いて来るので、「登山するほどの気力・体力は無いけど散策はしたい」という方には"奥多摩むかし道"はピッタリかもしれません。

[展望・景色]
・桧村橋：多摩川と山々の展望が素晴らしかったです。
・白髭神社：岩壁として突き出た逆断層の白髭大岩は迫力がありました。
・奥多摩湖：湖岸から御前山や六ツ石山、倉戸山などを一望出来ました。

[動植物]
林縁でヤマユリやヤマホタルブクロが咲いていましたが、花の数は非常に少なかったです。
人家の近くではヤブカンゾウやアジサイ、オオキンケイギク(？)などが咲いていました。
林内では様々な野鳥の声が聞こえましたが、実際に目にした野鳥はカケスが多かったです。

[飲食・お土産]
奥多摩駅前の氷川サービスステーションの食堂で、カツ丼（950円）を頂きました。

[その他]
今回はパスしてしまいましたが、「むし歯地蔵尊」の向かいで茶屋が営業していたので、道中の貴重な補給スポットとして活用できると思います。

コメント

yamaonse

ardisiaさん、こんばんは。むかし道、自分の持ってる散策本に載っていて、いつか歩こうと思いながら実現しておりません。街道歩きは夏場は暑くてやってられないけど、山の中で日差しを遮る木々のある道なら気持ちよく散策できそう。ヤマユリももう咲き出しているんですね。こちらではヤブカンゾウは咲いてるけどヤマユリはこれから、近い距離感のはずなのに花の時期が違うと陽気も違うんだろうなと実感できます。カツ丼もうまそうだし、ドラム缶の橋が残されていたりと見所もある様子。ちょっと散策するのによさそうなコースですね。

ardisia

yamaonseさん、こんばんは。

奥多摩むかし道は単なる自然遊歩道に留まらず、廃線跡、廃屋、石仏などを見られるので写真を撮りながら散策するのにうってつけだと思います。
ルート上には馬頭観音と比べて圧倒的に少ない牛頭観音や、「耳神様」という面白い民間信仰の痕跡もあるので、歴史が好きな方だと特に楽しめるルートだと思います。

ただし、奥多摩湖に出るまでは展望がない上に名所と呼べる場所もなく、黙々と車道を歩き続けなければならないので、山歩きを楽しむ目的だとガッカリすると思います。

あと奥多摩湖のドラム缶橋は2ヶ所（麦山と留浦）にありますが、留浦の方は渡ったことが無いのでぜひ今度行ってみたいと思います！