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Yamareco

記録ID: 4480541
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ハイキング
朝日・出羽三山

御影森山(朝日連峰)大ボスにハートのエースを見た。

2022年07月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
blueblu その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:27
距離
13.6km
登り
1,297m
下り
1,302m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:59
休憩
3:19
合計
12:18
4:36
4:41
25
5:06
5:11
29
休憩
5:40
5:45
36
休憩
6:21
6:26
44
休憩
7:10
7:37
20
7:57
7:58
82
9:20
9:44
43
休憩
10:27
10:32
14
休憩
10:46
11:43
32
12:15
12:27
74
休憩
13:41
13:41
16
13:57
14:31
62
15:33
15:36
43
休憩
16:19
16:32
7
16:39
16:42
6
16:48
ゴール地点
天候 ・快晴,のち,ときどき雲で日が陰る晴れ。風はほとんどなし。
・登りは時間が早く気温があがる前にて,発汗はある程度コントロールできましたが,下りは暑くなって滝汗でした。水を2.5L消費。
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・朝日鉱泉さんの直前の橋が地盤の崩落進行にて関係者以外通行止めになっており,その橋の直前の10台分ほどのスペースが,登山者駐車場になっています。当日は既にいっぱいで,さらにその手前の橋の近くの,道路が大きく広がった部分に駐車しました。
・詳しくは最近のhemhem2/hemuhanaさんのレコならびに朝日鉱泉さんHPに出ています。hemhem2/hemuhanaさん情報をありがとうございました。
・鉱泉さんHPにありますように,橋は関係者さんは通行されるので,「バリケード前は駐車禁止で,山側を常に空けて停める」を励行しましょう。橋の補修のメドは立っていないもようです。
・鉱泉さんの少し手前で治山ダムの工事をしており,平日はダンプの往来があるもようです。運転お気をつけてです。
コース状況/
危険箇所等
・わかりやすく歩きやすく明るい道が続きます。整備ありがとうございます。
・飛ぶ虫はハエとブヨが主体で,アブはあまり見ませんでした。どちらも気になるほとではなかったです。
・上倉山水場は今日は清澄な水が得られましたが,湧水口から直接引かれてはいないので,雨中や雨後は濁るかもです。
その他周辺情報 ・朝日鉱泉の昭和30年代までの様子が,朝日町の下記HP収録の記事に活写されています。
http://asahi-ecom.jp/?p=log&l=184607
・この記事の,「(古川屋さんの大旦那は)...十五歳の時から先達をつとめ朝日を跋渉する事、実に五百三十回。全く山の主である...大朝日から全く道なき道をぬうて三面に行っている。」のくだりは感銘深く,開拓者さんたちに深い敬意を覚えました。
・りんご温泉...「モール泉」という比較的珍しい,独特の泉質の温泉です。施設はきれいで雰囲気があり,300円で入浴できます。湯船から最上川の対岸の丘陵ごしに大朝日・月山・葉山が見える,たまらないロケーションでもあります。
ちょっと涙がでちゃう山頂から拝む主峰。お天気に恵まれて願望かないました。ありがたや。( ^ω^ )
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ちょっと涙がでちゃう山頂から拝む主峰。お天気に恵まれて願望かないました。ありがたや。( ^ω^ )
朝日鉱泉さん前のベンチから。大朝日岳見えてます! お昼まで晴れててくれるかな〜
2022年07月10日 04:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 4:40
朝日鉱泉さん前のベンチから。大朝日岳見えてます! お昼まで晴れててくれるかな〜
行ってきまーす♪ ...前回ここを渡ったときのことは大昔過ぎて,何も覚えていません。(そのあとバテバテだったことは覚えてます…
2022年07月10日 04:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 4:43
行ってきまーす♪ ...前回ここを渡ったときのことは大昔過ぎて,何も覚えていません。(そのあとバテバテだったことは覚えてます…
旧朝日鉱泉跡,ここに二軒のお宿があったそうです。
2022年07月10日 05:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 5:02
旧朝日鉱泉跡,ここに二軒のお宿があったそうです。
二番目のつり橋を渡って森に入ると,鉱泉宿古川屋さんの墓所を通ります。お山の開拓者さんたちへの敬意とともにお参りします。
2022年07月10日 05:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 5:15
二番目のつり橋を渡って森に入ると,鉱泉宿古川屋さんの墓所を通ります。お山の開拓者さんたちへの敬意とともにお参りします。
30分ほど登って最初の垣間見で小朝日岳。ほんとに立派な山容です。テンションあがります↑
2022年07月10日 05:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 5:44
30分ほど登って最初の垣間見で小朝日岳。ほんとに立派な山容です。テンションあがります↑
ひたすら,
2022年07月10日 05:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 5:48
ひたすら,
登ります。このへんが最大斜度のセクションです。木の根等のステップがきれいについているので,歩きやすいです。
2022年07月10日 06:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 6:13
登ります。このへんが最大斜度のセクションです。木の根等のステップがきれいについているので,歩きやすいです。
二番目の垣間見で大ボス大朝日岳,どーんと登場。上空,めっちゃ晴れてる!◎ 拝みます。
2022年07月10日 06:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 6:46
二番目の垣間見で大ボス大朝日岳,どーんと登場。上空,めっちゃ晴れてる!◎ 拝みます。
たまに現れる遠望で元気出ます。
2022年07月10日 06:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 6:51
たまに現れる遠望で元気出ます。
上倉山の水場はよく出て,きれいでつめたく,ちょっと硬質な味のお水を,ごくごく頂戴しました。登りでも下りでもものすごく癒されました。ありがたや。
2022年07月10日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 7:17
上倉山の水場はよく出て,きれいでつめたく,ちょっと硬質な味のお水を,ごくごく頂戴しました。登りでも下りでもものすごく癒されました。ありがたや。
上倉山の山頂とされる地点を通過。標柱は倒れています。
2022年07月10日 07:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 7:52
上倉山の山頂とされる地点を通過。標柱は倒れています。
クロベの巨木への分岐付近のトラバース路。道はずっと,広く明瞭です。整備ありがとうございます。
2022年07月10日 08:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 8:00
クロベの巨木への分岐付近のトラバース路。道はずっと,広く明瞭です。整備ありがとうございます。
また遠望,きました。
2022年07月10日 08:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 8:08
また遠望,きました。
すこし大きく見えてくる大朝日岳。たまんねーです( ^ω^ )。
2022年07月10日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 8:47
すこし大きく見えてくる大朝日岳。たまんねーです( ^ω^ )。
1361Pを越えたところで,今日初めて御影森山の山頂が見えます。ここまで長かったですが,
2022年07月10日 09:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 9:44
1361Pを越えたところで,今日初めて御影森山の山頂が見えます。ここまで長かったですが,
元気出して進むと,
2022年07月10日 09:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 9:54
元気出して進むと,
1380m付近でとうとういわゆる「偽高山帯」に入り,この展望に。思わず◎すげーーーーーーっ◎と叫ぶのでした。(人の少ない山では思う存分声に出して叫べるところがイイです)
2022年07月10日 09:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 9:58
1380m付近でとうとういわゆる「偽高山帯」に入り,この展望に。思わず◎すげーーーーーーっ◎と叫ぶのでした。(人の少ない山では思う存分声に出して叫べるところがイイです)
その右は小朝日岳・鳥原山の向こうに月山と葉山。泣けます。
2022年07月10日 09:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 9:58
その右は小朝日岳・鳥原山の向こうに月山と葉山。泣けます。
ここから先は,ほぼご褒美タイム。シロバナハナニガナが延々咲いて,迎えてくれました。
2022年07月10日 10:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 10:00
ここから先は,ほぼご褒美タイム。シロバナハナニガナが延々咲いて,迎えてくれました。
標高1430mからしばらくの間,ヒメサユリゾーンを通過です◎
2022年07月10日 10:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 10:09
標高1430mからしばらくの間,ヒメサユリゾーンを通過です◎
かっこいい山頂部が目前。どきどき。
2022年07月10日 10:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 10:29
かっこいい山頂部が目前。どきどき。
御影森山の山頂は広くありません。標柱は倒れ,ばらばらに壊れて,あちこちに散乱しています。厳しい自然に思いをいたす。
2022年07月10日 11:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 11:44
御影森山の山頂は広くありません。標柱は倒れ,ばらばらに壊れて,あちこちに散乱しています。厳しい自然に思いをいたす。
(山頂展望)大朝日岳直下に♡の雪渓,キュートかつラブリー。大ボスの意外な側面を見た。
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(山頂展望)大朝日岳直下に♡の雪渓,キュートかつラブリー。大ボスの意外な側面を見た。
(山頂展望)左の平岩山へ。尾根越しに西朝日岳のとんがり。すごい眺めです。
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(山頂展望)左の平岩山へ。尾根越しに西朝日岳のとんがり。すごい眺めです。
(山頂展望)左へ,大玉山の向こうに鷲ヶ巣山。すごい眺...
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(山頂展望)左へ,大玉山の向こうに鷲ヶ巣山。すごい眺...
(山頂展望)さらに左は祝瓶山〜柴倉山の県境尾根の向こうにビッグな飯豊。思わずおぉ〜と声が出ます♪
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(山頂展望)さらに左は祝瓶山〜柴倉山の県境尾根の向こうにビッグな飯豊。思わずおぉ〜と声が出ます♪
(山頂展望)すごいですとしか(語彙)。
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(山頂展望)すごいですとしか(語彙)。
(山頂展望)南側は,左奥の葉山(長井)へ続く朝日軍道の長い稜線。ちょっと前まで見えていた吾妻の稜線と磐梯山のすそ野は,夏雲に覆われました。
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(山頂展望)南側は,左奥の葉山(長井)へ続く朝日軍道の長い稜線。ちょっと前まで見えていた吾妻の稜線と磐梯山のすそ野は,夏雲に覆われました。
下山時は気温も上がり,滝汗をかきながら急坂を慎重におりました。終点の朝日川のつり橋を見て安堵。
2022年07月10日 15:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 15:52
下山時は気温も上がり,滝汗をかきながら急坂を慎重におりました。終点の朝日川のつり橋を見て安堵。
戻ってきた朝日鉱泉さんの前,大朝日はまだ見えていました。ありがとうございました。
2022年07月10日 16:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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7/10 16:30
戻ってきた朝日鉱泉さんの前,大朝日はまだ見えていました。ありがとうございました。
まずは山頂付近の偽高山帯の花々です。山頂直下の狭い範囲に広がるヒメサユリ,花期に間に合いました。ラッキー♪
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まずは山頂付近の偽高山帯の花々です。山頂直下の狭い範囲に広がるヒメサユリ,花期に間に合いました。ラッキー♪
雪渓に淡いピンクを添えて清涼感が倍増。
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雪渓に淡いピンクを添えて清涼感が倍増。
環境省で準絶滅危惧指定,山形・新潟両県で絶滅危惧II類,宮城県では絶滅危惧I類です。いつまでも見れますように。
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環境省で準絶滅危惧指定,山形・新潟両県で絶滅危惧II類,宮城県では絶滅危惧I類です。いつまでも見れますように。
もう一種目立ったのはミヤマクルマバナです。紫のアクセント。
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もう一種目立ったのはミヤマクルマバナです。紫のアクセント。
先日のkatokenさんのレコの「バカモノではない。」がツボすぎて,見ると思い出し笑いしてしまいます。良いネタをありがとうございました( ^ω^ )
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先日のkatokenさんのレコの「バカモノではない。」がツボすぎて,見ると思い出し笑いしてしまいます。良いネタをありがとうございました( ^ω^ )
山頂付近はクロヅル多いです。一部で咲き出していました。
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山頂付近はクロヅル多いです。一部で咲き出していました。
東北地方でも分布の狭いナンブタカネアザミ,咲き始めでした。
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東北地方でも分布の狭いナンブタカネアザミ,咲き始めでした。
カンチコウゾリナのようです。
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カンチコウゾリナのようです。
マンネンスギの胞子囊穂がにょきにょき。緑の妖精軍団。
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マンネンスギの胞子囊穂がにょきにょき。緑の妖精軍団。
イワオトギリの花芽が育っていました。
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イワオトギリの花芽が育っていました。
山頂部はウラジロハナヒリノキとクロヅル,
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山頂部はウラジロハナヒリノキとクロヅル,
そしてハクサンシャクナゲが埋めています。シャクナゲはもう終わっていました。
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そしてハクサンシャクナゲが埋めています。シャクナゲはもう終わっていました。
ここからは,樹林帯のお花です。コースの序盤は今が盛りのツルアリドオシが延々と迎えてくれました。
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ここからは,樹林帯のお花です。コースの序盤は今が盛りのツルアリドオシが延々と迎えてくれました。
終盤になったギンリョウソウも,ずーっとお迎え役でした。
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終盤になったギンリョウソウも,ずーっとお迎え役でした。
ツクバネソウも多かったです。
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ツクバネソウも多かったです。
もうちょっと登ると,路傍の主役はマイヅルソウに変わります。もうほとんど終わりかけでした。
3
もうちょっと登ると,路傍の主役はマイヅルソウに変わります。もうほとんど終わりかけでした。
タニギキョウの小さいつつましい白は,数は多くないですが目にとまります。クール。
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タニギキョウの小さいつつましい白は,数は多くないですが目にとまります。クール。
日陰で涼しい白の,ミズタビラコ。
3
日陰で涼しい白の,ミズタビラコ。
ハナニガナは貴重な黄色。
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ハナニガナは貴重な黄色。
エゾノヨツバムグラは半分,実になっていました。
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エゾノヨツバムグラは半分,実になっていました。
ポツンとツマトリソウ,ミナミヒメヒラタアブが訪問中。
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ポツンとツマトリソウ,ミナミヒメヒラタアブが訪問中。
ユキザサはほぼ結実の段階で,
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ユキザサはほぼ結実の段階で,
たまに咲き残り。
3
たまに咲き残り。
サワハコベ(×ミヤマハコベは間違いでした)のシャープな花びら。
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サワハコベ(×ミヤマハコベは間違いでした)のシャープな花びら。
ツボスミレもすこし咲いてます。
3
ツボスミレもすこし咲いてます。
キオンが咲きそうでした。
4
キオンが咲きそうでした。

感想

遠望したときの,目立たないが端正でのびやかな三角錐,「御影森」という最高に惹かれるネーミング。かなり以前から,いつか登りたいと思っていたお山に,快晴の日に登れました。感無量です。長い森の道のりの先で,お花もたくさん迎えてくれました。ありがたいことです。

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