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記録ID: 4481262
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ハイキング
道北・利尻

49年ぶりの礼文島 桃岩、礼文岳で花と利尻富士展望を楽しむ

2022年07月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
ちゃむ その他20人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
14.8km
登り
722m
下り
710m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:39
休憩
0:52
合計
8:31
距離 14.8km 登り 722m 下り 720m
5:05
30
宿所
5:46
5:57
10
6:07
6:08
32
6:40
123
宿所
8:43
8:49
154
11:23
11:57
99
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
今年の北海道登山は、念願だった利尻、礼文。新千歳を経由して利尻空港に着きました。良く晴れて若干雲はかかっていますが、利尻山が良く見えます。
2022年07月08日 14:17撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/8 14:17
今年の北海道登山は、念願だった利尻、礼文。新千歳を経由して利尻空港に着きました。良く晴れて若干雲はかかっていますが、利尻山が良く見えます。
沓形港からフェリーで礼文島に渡ります。利尻山は二日後に登るのでそれまで天気が続いてほしいです。
2022年07月08日 15:11撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/8 15:11
沓形港からフェリーで礼文島に渡ります。利尻山は二日後に登るのでそれまで天気が続いてほしいです。
これから渡る礼文島が見えています。
2022年07月08日 15:16撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/8 15:16
これから渡る礼文島が見えています。
礼文島側から眺めた夕方の利尻山。
2022年07月08日 17:17撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/8 17:17
礼文島側から眺めた夕方の利尻山。
翌朝、5時。礼文岳へはゆっくりなので、朝食前に桃岩まで散歩に出かけます。
2022年07月09日 05:07撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:07
翌朝、5時。礼文岳へはゆっくりなので、朝食前に桃岩まで散歩に出かけます。
香深港から新桃岩トンネルを過ぎた先で桃岩展望台への近道が分岐します。
2022年07月09日 05:22撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:22
香深港から新桃岩トンネルを過ぎた先で桃岩展望台への近道が分岐します。
早朝ですが、お花を一杯見ることができました。リシリコザクラでしょうか。
2022年07月09日 05:23撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:23
早朝ですが、お花を一杯見ることができました。リシリコザクラでしょうか。
ハクサンボウフウかな。せり科の花はよう分からん。
2022年07月09日 05:24撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:24
ハクサンボウフウかな。せり科の花はよう分からん。
大きなオニシモツケは町の中の斜面などにもたくさん咲いています。
2022年07月09日 05:24撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:24
大きなオニシモツケは町の中の斜面などにもたくさん咲いています。
ノリウツギ
2022年07月09日 05:24撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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ノリウツギ
ミソガワソウに似ていると思いますが、果たして。。
2022年07月09日 05:25撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:25
ミソガワソウに似ていると思いますが、果たして。。
トリアシショウマも群生しています
2022年07月09日 05:29撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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トリアシショウマも群生しています
ヨツバシオガマ
2022年07月09日 05:32撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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ヨツバシオガマ
チシマフウロ
2022年07月09日 05:36撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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チシマフウロ
青空へ向かって気持ちの良い散歩です。
2022年07月09日 05:37撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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青空へ向かって気持ちの良い散歩です。
エゾカンゾウ
2022年07月09日 05:38撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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エゾカンゾウ
キンポウゲ
2022年07月09日 05:44撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:44
キンポウゲ
イブキトラノオも一杯
2022年07月09日 05:44撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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イブキトラノオも一杯
キジムシロかな。
2022年07月09日 05:44撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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キジムシロかな。
桃岩展望台。48年前の学生時代に北海道周遊券を使って旅した際に立ち寄ったことを鮮明に思い出しました。
2022年07月09日 05:47撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:47
桃岩展望台。48年前の学生時代に北海道周遊券を使って旅した際に立ち寄ったことを鮮明に思い出しました。
展望台から眺める利尻富士。正に海に浮かんでいるようです。
2022年07月09日 05:50撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:50
展望台から眺める利尻富士。正に海に浮かんでいるようです。
桃岩(右)付近の風景。独特の風景です。
2022年07月09日 05:50撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 5:50
桃岩(右)付近の風景。独特の風景です。
島の北部。北限のスコトン岬まで花を楽しみながら歩ける8時間コースの遊歩道が続いていますが、今回は中央奥に望める礼文岳に登るため、ここから戻りました。
2022年07月09日 05:53撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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島の北部。北限のスコトン岬まで花を楽しみながら歩ける8時間コースの遊歩道が続いていますが、今回は中央奥に望める礼文岳に登るため、ここから戻りました。
朝食を摂って宿のバスで内路の登山口へ着きました。
2022年07月09日 08:41撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 8:41
朝食を摂って宿のバスで内路の登山口へ着きました。
小さい駐車場の奥から登山道が始まります。
2022年07月09日 08:51撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 8:51
小さい駐車場の奥から登山道が始まります。
サルナシかな。可愛らしいお花です。
2022年07月09日 08:55撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 8:55
サルナシかな。可愛らしいお花です。
ヨツバヒヨドリ
2022年07月09日 09:02撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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ヨツバヒヨドリ
最初の急登を25分ほど登ると前方奥に礼文岳のピークが見えてきました。
2022年07月09日 09:16撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 9:16
最初の急登を25分ほど登ると前方奥に礼文岳のピークが見えてきました。
50年に一度咲くと言われる笹の花だそうです。
2022年07月09日 09:34撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 9:34
50年に一度咲くと言われる笹の花だそうです。
ハマナスでしょうか。
2022年07月09日 10:29撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 10:29
ハマナスでしょうか。
エゾカンゾウ
2022年07月09日 10:57撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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エゾカンゾウ
標高300m位のところですが、周りはハイマツ帯で見晴らしが良いです。利尻山には雲がかかっちゃいましたね。
2022年07月09日 10:59撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 10:59
標高300m位のところですが、周りはハイマツ帯で見晴らしが良いです。利尻山には雲がかかっちゃいましたね。
山頂が目前のところまで上がってきました。
2022年07月09日 11:00撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:00
山頂が目前のところまで上がってきました。
鮮やかなエゾツツジです。
2022年07月09日 11:07撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
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鮮やかなエゾツツジです。
ゴゼンタチバナ
2022年07月09日 11:15撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:15
ゴゼンタチバナ
ここでもヨツバシオガマが見られました
2022年07月09日 11:23撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:23
ここでもヨツバシオガマが見られました
360度の展望台、礼文岳山頂に到着です。
2022年07月09日 11:27撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:27
360度の展望台、礼文岳山頂に到着です。
日本最北という訳ではないようですが、ここは一等三角点でした。
2022年07月09日 11:25撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:25
日本最北という訳ではないようですが、ここは一等三角点でした。
北側のスコトン岬(左)と金田ノ岬(右)。樺太は右奥の方なんでしょうか。ちょっと霞んで見えませんでした。
2022年07月09日 11:39撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:39
北側のスコトン岬(左)と金田ノ岬(右)。樺太は右奥の方なんでしょうか。ちょっと霞んで見えませんでした。
南側の展望。朝登った桃岩展望台は中央一番奥です。
2022年07月09日 11:42撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:42
南側の展望。朝登った桃岩展望台は中央一番奥です。
エゾイチヤクソウ
2022年07月09日 11:48撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:48
エゾイチヤクソウ
利尻山の雲が少し取れて山頂部分が見えてきました。
2022年07月09日 11:55撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:55
利尻山の雲が少し取れて山頂部分が見えてきました。
30分ほど山頂の展望を楽しんで下ります。
2022年07月09日 11:58撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 11:58
30分ほど山頂の展望を楽しんで下ります。
ツルアジサイ
2022年07月09日 12:59撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 12:59
ツルアジサイ
笹原が広がるなだらかな斜面が金田ノ岬へ続いている
2022年07月09日 13:27撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 13:27
笹原が広がるなだらかな斜面が金田ノ岬へ続いている
登山口近くまで下りてきたら利尻富士の雲が晴れて全貌が見えるようになっていました。
2022年07月09日 13:30撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 13:30
登山口近くまで下りてきたら利尻富士の雲が晴れて全貌が見えるようになっていました。
立派なボタンボウフウです。利尻島のバスガイドさんはこれを「たこやきそう」と呼んで紹介していました。
2022年07月09日 13:32撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 13:32
立派なボタンボウフウです。利尻島のバスガイドさんはこれを「たこやきそう」と呼んで紹介していました。
下山して香深港まで戻りました。
2022年07月09日 14:19撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 14:19
下山して香深港まで戻りました。
フェリーまでの時間が少しあったので高台に登ってみました。
2022年07月09日 14:43撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 14:43
フェリーまでの時間が少しあったので高台に登ってみました。
コウリンタンポポ
2022年07月09日 15:01撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 15:01
コウリンタンポポ
フェリーで利尻島へ移動します。礼文島さようなら。次の45年後はもう無いでしょう。右手の一番高い山が礼文岳だと思います。
2022年07月09日 16:39撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 16:39
フェリーで利尻島へ移動します。礼文島さようなら。次の45年後はもう無いでしょう。右手の一番高い山が礼文岳だと思います。
今度は利尻島の鷲泊港に入港します。すっかり雲が取れた利尻富士が迎えてくれました。
2022年07月09日 17:02撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
7/9 17:02
今度は利尻島の鷲泊港に入港します。すっかり雲が取れた利尻富士が迎えてくれました。
撮影機器:

感想

懐かしの礼文島。学生時代に北海道周遊で来島して以来49年ぶりになりました。実を言うと2年前の6月にも利尻島と合わせてお花巡りに来る予定を立てていたのですが、折から流行し始めたコロナのために飛行機が欠航、入島禁止の憂き目にあってしまって断念したいきさつを持っていました。それからも2年経ち、今回は、時々お世話になっている大阪のPツアーさんに参加することで漸くの再訪を果たすことができた。
利尻島から利尻富士を眺めながらフェリーで礼文島へ渡り、翌朝に近くの桃岩展望台まで散歩をした。香深港から元地への道路を山側へ入ってすぐに桃岩展望台への遊歩道が分かれ、色んな花が咲く中を登っていくと30分ほどで標高200mほどの桃岩展望台だった。
ポスターなどでも見るお馴染みの光景ではあるが、49年前に眺めたと同じ景色は本当に懐かしく感じた。ただ、49年前の記憶になかった海に浮かぶ利尻富士を眺められたのは運が良かったかもしれない(この後、礼文岳登山の時には雲で隠れてしまう)。
朝食を摂って宿を8時30分に出発。この日の目的である礼文岳(新日本百名山)に向かう。内路の登山口までバスで送ってもらい、まさに海岸べりから山頂を目指す。オニシモツケやトリアシショウマに交じっていく種類もの花を楽しみながら登る。最初こそ少し急坂が続くが、全体にはなだらかな明るい笹の尾根を登っていくことになる。標高が300mを越えた辺りからはハイマツ帯に入る辺り、さすがに北海道なんだと思わせる。
山頂からは360度全島の展望が利き、北のスコトン岬、南の二並山や桃岩方面が見晴らせたし、雲がかかっていた利尻山も下山の頃には少し頂上が見えるようになっていたのは嬉しかった。北海道本土の稚内方面も薄っすらと陸地が確認できたが、残念ながら樺太方面は霞んでみることはできなかった。殆ど人の手の入っていない原野ではあったが、後で郷土資料館で知ることになる縄文の時代からの人の営みが有ったことには正直驚く思いだった。
下山は内路へのピストンで、下山の頃にはすっきりと雲のとれた利尻富士を眺め、翌日の利尻山登山のために利尻島の鷲泊へ移動した。
天候に恵まれ、朝の散歩に始まり礼文岳の登頂まで花の島をたっぷりと堪能できた一日だった。

【2022年の山行 27回目】
 今回の歩行距離:14.9km 2022年の累積距離:339.5km
  (桃岩:6.1km、礼文岳8.8km)
 今回の累積標高: 841m 2022年の累積標高:29,547m
  (桃岩:243m、礼文岳598m)

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