49年ぶりの礼文島 桃岩、礼文岳で花と利尻富士展望を楽しむ



- GPS
- 06:24
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 722m
- 下り
- 710m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船 飛行機
|
写真
感想
懐かしの礼文島。学生時代に北海道周遊で来島して以来49年ぶりになりました。実を言うと2年前の6月にも利尻島と合わせてお花巡りに来る予定を立てていたのですが、折から流行し始めたコロナのために飛行機が欠航、入島禁止の憂き目にあってしまって断念したいきさつを持っていました。それからも2年経ち、今回は、時々お世話になっている大阪のPツアーさんに参加することで漸くの再訪を果たすことができた。
利尻島から利尻富士を眺めながらフェリーで礼文島へ渡り、翌朝に近くの桃岩展望台まで散歩をした。香深港から元地への道路を山側へ入ってすぐに桃岩展望台への遊歩道が分かれ、色んな花が咲く中を登っていくと30分ほどで標高200mほどの桃岩展望台だった。
ポスターなどでも見るお馴染みの光景ではあるが、49年前に眺めたと同じ景色は本当に懐かしく感じた。ただ、49年前の記憶になかった海に浮かぶ利尻富士を眺められたのは運が良かったかもしれない(この後、礼文岳登山の時には雲で隠れてしまう)。
朝食を摂って宿を8時30分に出発。この日の目的である礼文岳(新日本百名山)に向かう。内路の登山口までバスで送ってもらい、まさに海岸べりから山頂を目指す。オニシモツケやトリアシショウマに交じっていく種類もの花を楽しみながら登る。最初こそ少し急坂が続くが、全体にはなだらかな明るい笹の尾根を登っていくことになる。標高が300mを越えた辺りからはハイマツ帯に入る辺り、さすがに北海道なんだと思わせる。
山頂からは360度全島の展望が利き、北のスコトン岬、南の二並山や桃岩方面が見晴らせたし、雲がかかっていた利尻山も下山の頃には少し頂上が見えるようになっていたのは嬉しかった。北海道本土の稚内方面も薄っすらと陸地が確認できたが、残念ながら樺太方面は霞んでみることはできなかった。殆ど人の手の入っていない原野ではあったが、後で郷土資料館で知ることになる縄文の時代からの人の営みが有ったことには正直驚く思いだった。
下山は内路へのピストンで、下山の頃にはすっきりと雲のとれた利尻富士を眺め、翌日の利尻山登山のために利尻島の鷲泊へ移動した。
天候に恵まれ、朝の散歩に始まり礼文岳の登頂まで花の島をたっぷりと堪能できた一日だった。
【2022年の山行 27回目】
今回の歩行距離:14.9km 2022年の累積距離:339.5km
(桃岩:6.1km、礼文岳8.8km)
今回の累積標高: 841m 2022年の累積標高:29,547m
(桃岩:243m、礼文岳598m)
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