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記録ID: 448480
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ハイキング
丹沢

西丹沢、地蔵平〜セギノ沢〜屏風岩山

2014年05月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:53
距離
15.9km
登り
1,310m
下り
1,306m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:09 上ノ原
08:06 二本杉峠
08:56 千鳥橋
09:34 地蔵平 09:43
12:48 大滝峠(途中休憩30分)
13:20 屏風岩山 山頂
14:17 二本杉峠
15:02 上ノ原
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上ノ原、大室生神社入り口前のスペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
二本杉峠から千鳥橋までの道は荒れています。沢を横切るところでは崩壊、トラバース道も崩落箇所が多く、注意が必要。
地蔵平から大滝峠へのセギノ沢には、昔は道があったらしいですが、今はほぼなし(所々、道の跡っぽい箇所もあった)。単なる沢登りです(^^; ただ、堰堤越え2か所、滝1か所だけで、クライミング道具は必要なし(念のためザイルはあった方がいいかも。)。沢の分岐が多いので、間違えやすいかも。
大滝峠から屏風岩山へは、歩きやすい登山道。ただ二本杉峠直前に、非常に急で、ザレと枯葉ですごく滑りやすいロープか所があります。
今日も、丹沢湖を渡ります(^^;
今日も、丹沢湖を渡ります(^^;
上ノ原の大室生神社。
上ノ原の大室生神社。
峠途中のミツマタの群落。この前来た時は、満開でした。
峠途中のミツマタの群落。この前来た時は、満開でした。
峠に登る途中、振り返って玄倉の日影山。
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峠に登る途中、振り返って玄倉の日影山。
朝の新緑が青空に映えます。
朝の新緑が青空に映えます。
二本杉峠。右は屏風岩山、左は千鳥橋へ。木に赤く「↑ちどり」と書いてあります。「祝ってやる」みたいw
二本杉峠。右は屏風岩山、左は千鳥橋へ。木に赤く「↑ちどり」と書いてあります。「祝ってやる」みたいw
千鳥橋への道は、基本、沢の右岸を進みます。
千鳥橋への道は、基本、沢の右岸を進みます。
こんなところもある(実際見ると写真よりは道っぽい(^^;)。
こんなところもある(実際見ると写真よりは道っぽい(^^;)。
斜めに沢側に傾斜してて、倒木も邪魔をする道を注意して進みます。
斜めに沢側に傾斜してて、倒木も邪魔をする道を注意して進みます。
千鳥橋。橋を越えて右側から林道に上りました。
千鳥橋。橋を越えて右側から林道に上りました。
地蔵平への林道途中。トトロ山!
地蔵平への林道途中。トトロ山!
トトロ山拡大。かわいい。
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トトロ山拡大。かわいい。
地蔵平の祠。このあたり、広くてすごく気持ちいい、特別な感じのする場所です。
地蔵平の祠。このあたり、広くてすごく気持ちいい、特別な感じのする場所です。
近くの地蔵堂そばに、こんな看板が。「祈安全登山 まつだけいさつ」。読めません(^^;
近くの地蔵堂そばに、こんな看板が。「祈安全登山 まつだけいさつ」。読めません(^^;
地蔵平は本当に気持ちよい場所でした。
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地蔵平は本当に気持ちよい場所でした。
地蔵平。遠く見えるのは、大界木山。
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地蔵平。遠く見えるのは、大界木山。
藤の花が咲き始めていました。
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藤の花が咲き始めていました。
大滝沢橋への林道。
大滝沢橋への林道。
大崩壊地を越えて、ようやくまた林道を見つけた。
大崩壊地を越えて、ようやくまた林道を見つけた。
本当に車が通れた林道だったんですねえ(^^;
本当に車が通れた林道だったんですねえ(^^;
大滝沢橋。セギノ沢に下りて、振り返って。
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大滝沢橋。セギノ沢に下りて、振り返って。
最初の堰堤。右岸だと簡単らしいが、左岸を苦労して高巻いてしまいました。
最初の堰堤。右岸だと簡単らしいが、左岸を苦労して高巻いてしまいました。
倒木も多く、ちょっと荒れた感じ。でも、きれい。
倒木も多く、ちょっと荒れた感じ。でも、きれい。
セギノ沢唯一の滝と、その上の堰堤が見えてきました。
セギノ沢唯一の滝と、その上の堰堤が見えてきました。
滝つぼは、石英閃緑岩の真っ白な砂で、本当にきれいです。
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滝つぼは、石英閃緑岩の真っ白な砂で、本当にきれいです。
右から登ると、割と簡単。
右から登ると、割と簡単。
滝の上から、堰堤。
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滝の上から、堰堤。
堰堤の左側すぐをよじ登ります。
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堰堤の左側すぐをよじ登ります。
登りきったところから、堰堤。こんなところにどうやって作ったんだろう。。。
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登りきったところから、堰堤。こんなところにどうやって作ったんだろう。。。
セギノ沢その1。
セギノ沢その2。
セギノ沢その3。写真だと水がよく見えないくらい、透き通ってます。
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セギノ沢その3。写真だと水がよく見えないくらい、透き通ってます。
セギノ沢その4。真っ白な砂浜。
セギノ沢その4。真っ白な砂浜。
沢の分岐が多いので、地図で確認。倒木が多いです。
沢の分岐が多いので、地図で確認。倒木が多いです。
沢から尾根に踏み跡を辿って登ると、炭焼きの跡が。こんな高いところに?
沢から尾根に踏み跡を辿って登ると、炭焼きの跡が。こんな高いところに?
大滝峠(? 道標のあるところ)に往復。右が畦ヶ丸への道。左は信玄平への旧東海自然歩道(奥野歩道)跡。道標の脇のポールには、昨年まで、信玄平ルートへの注意がついていたようです。
大滝峠(? 道標のあるところ)に往復。右が畦ヶ丸への道。左は信玄平への旧東海自然歩道(奥野歩道)跡。道標の脇のポールには、昨年まで、信玄平ルートへの注意がついていたようです。
峠からは、新緑を楽しみつつ、登山道を気楽に歩けます。
峠からは、新緑を楽しみつつ、登山道を気楽に歩けます。
振り返って、畦ヶ丸。
振り返って、畦ヶ丸。
箒沢権現山(左手前)と、檜洞丸。
箒沢権現山(左手前)と、檜洞丸。
屏風岩山山頂に到着。
屏風岩山山頂に到着。
玄倉日影山も、相変わらず三角形。
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玄倉日影山も、相変わらず三角形。
二本杉峠直前の急坂を振り返って。え、ここを登るの?って感じですね(^^;
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二本杉峠直前の急坂を振り返って。え、ここを登るの?って感じですね(^^;
大室生神社に戻ってきました。
大室生神社に戻ってきました。

感想

一度訪れてみたかった場所のひとつ、世附・大又沢の地蔵平に行ってみました。昔は集落や森林軌道鉄道、三保小学校の分校もあったそうですが、分校は昭和35年に廃校になり、今は何もありません(明治末から大正ころまで、千鳥橋付近にも小集落と学校があったそうです)。関東大震災の時の山津波で大きな被害を受け、その被害者を供養するため、今も残る地蔵堂が建てられたそうです。

上ノ原の大室生神社から、二本杉峠を目指します。青い空に、新緑がほんとうにきれいです。途中、サルの一群と遭遇。
二本杉峠は、気分の落ち着くいい場所です。道標には、千鳥橋への表記はありません。沢の右岸を下っていきます。途中、道の崩壊箇所は多数。沢からかなり高い場所で崩壊していると、ちょっと怖いですね。このまま整備されなければ、何年かたてば本当に通行不可になりそう。最後、本当はすんなり林道に降りるようですが、川原に出てから、千鳥橋の下を通って林道に上りました。
林道を地蔵平に向かう途中、ねこやトトロにそっくりの山がありました(^^; ほっぺたのふくらみ具合、耳の具合が、そっくりです。多分、あそこには、いますねw
地蔵平は、天気もあって、ほんとうに気持ちよい場所でした。できればゆっくりしていたい感じです。集落があったころはどんなだったんでしょうか。やっと来れたという満足感で満たされました。

ここから先は、林道はもう林道でなくなってきます。信玄平への分岐(どこか分からなかった)付近を過ぎてしばらくいくと、大規模な崩落のため、道の跡形もなくなりました。見上げるとガードレールの残骸のようなものが見えたので、よじ登ってみると、単なる倒木でした。。。しばらくすると、道が岩の下から、復帰してきます。
大滝沢橋(ここは大滝沢ではないはずだけど)からは、橋の手前右から沢に下りました。滝はひとつしかありませんが、倒木が多く、ちょっと荒れた感じです。すぐ堰堤があります。どうも右岸から巻くとよかったらしいですが、左岸から巻いて、いきなり結構苦労しました(^^;(ここが一番大変だった)
唯一の滝は思ったよりも小さく、右端から、その上の堰堤はすぐ左端から巻きました(自分たちは、念のため、いつもザイルは持っていっています)。
上流部は分岐が多いので、地図でよく確認が必要。沢の一番上がどうなっているか分からなかったので(丹沢によくある青白い急斜面のガケだったら嫌だなと)、そろそろ尾根に出たいなと思っていたら、何番目かの分岐過ぎてすぐ、右尾根に登る明らかな踏み跡が。しばらく辿っていくと、炭焼きの跡。そこからは登山道並みに歩きやすい尾根を稜線まで登ります。
出たところは、道標のあるところ(写真参照)から南に200メートルくらいの場所でした(西丹沢登山詳細図では、丁度登りきったあたりが峠になってるので、ここを目指したんですけど、どっちなんだろう(^^; ヤマレコの地図でも、丁度ぴったり峠に着いたことになっていますね。道標からは、信玄平への旧東海自然歩道あり。ずっとトラバースなので、ひどい状況らしい)。また、登りついた所からほんの少し南に行くと、稜線から地蔵平側に降りるような道筋もありました。あるいはここが旧大滝峠かとも思えます。

そこから屏風岩山の稜線は、一般の登山道。展望はほとんどないけれど、すばらしく気持ちよい稜線でした(木々の間から、いつもの御正体山もちょっとだけ見えて何となく安心した(^^;)。二本杉峠直前、ザレの下地と枯葉のコラボで滑りやすい、振り返ると、ほんとにここは経路かと思うようなものすごい急傾斜があります(ロープあり)。

丹沢の石英閃緑岩の地域の沢は、滝が多いのであまり行けないけど、やっぱりきれいですね。富士山はほとんど見えなかったけれど、とても面白い山行でした。

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