屏風岩山〜地蔵平：地獄棚沢右岸尾根〜屛風岩山西尾根〜セギノ沢左岸尾根

2025年06月05日(木) [日帰り]

• GPS: 11:50
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,486m
• 下り: 1,495m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:26
• 休憩: 1:25
• 合計: 11:51

距離 16.9km 登り 1,486m 下り 1,495m

4:44 箒杉公園駐車場
4:56 大滝橋バス停
5:24 大滝
5:43 5:53 沢入り
6:15 6:21 沖箱根沢
6:49 6:58 地獄棚
8:31 屏風岩山東峰
8:44 8:53 屏風岩山
9:56 10:13 地蔵平
10:20 セギノ沢
10:44 大滝沢橋
11:24 11:26 崩壊地(引き返し)
11:53 12:02 大滝沢橋
13:20 13:29 稜線(1010m)
13:39 989m点
14:05 大滝峠
14:19 14:27 大滝峠上
15:05 15:11 一軒屋避難小屋
15:56 大滝
16:20 大滝橋バス停
16:35 箒杉公園駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

箒杉公園駐車場。トイレ有。

コース状況／危険箇所等

〜地獄棚：
マスキ嵐沢との合流点のすぐ先から沢に下りる。少し行き過ぎてしまって戻ったが楽に下りれる個所はここしかないと思われる。
沢沿いに適当に歩いていくと堰堤が出てくるが、右側にあるロープを使って越える。その先で左側に沖箱根沢のF1が見える。そのうち綺麗なナメが出てきて地獄棚に到着する。何回か渡渉するがすべて飛び石で越えられた。

地獄棚沢右岸尾根：
地獄棚の少し手前から取り付くが明瞭な踏み跡があるので、意外と楽に上れた。すぐにはっきりした作業道となり、急な尾根をジグザクに登っていく。
朽ちた桟道の場所で鹿柵を抜けて左上の道に入るが、サックを背負ったまま抜けようとして金網に引っかかって四苦八苦してしまった。作業道はそのうち鹿柵に沿って下っていくので、作業道から離れて鹿柵沿いに登って行く。踏み跡はある。そのうち鹿柵に阻まれて鹿柵の下を潜るが、とても狭くて這いつくばってやっと潜った。その後は鹿柵に悩まされることなく、ひたすら登って行くと屏風岩山東峰に着く。ここからは踏み跡はとてもハッキリしていてすぐに屏風岩山に着く。
全体的に急ではあるが作業道があるため結構楽に上れる。

屏風岩山西尾根：
屏風岩山から南に少し進んだ箇所から右手の尾根に入り、崩壊地を右に見ながら下りる。全体的になだらかで歩き易い尾根だが、曲がりくねった尾根なので支尾根に入らないように要所要所で確認が必要。最後は植林帯の急坂となり踏み跡もハッキリしなくなあるが適当に下りれば地蔵平に着く。ブナの大木が多いお気に入りの美尾根で下るのは3回目だ。

地蔵沢林道：
かなり荒れていて崩壊個所も多い。終点近くに大きくえぐれた崩壊地があり、下りと上りに長いトラロープが垂れ下がっていて唖然とした。調べたレポではロープで楽に通過できると書いてあったが、ほぼ垂直に見えてごぼうを強いられそうで、腕力に自信がないため諦めて引き返すことにした。

セギノ沢左岸尾根(仮称)：
当初は水晶沢出合から畦ヶ丸南西尾根を登る予定であったが、林道の崩壊地で引き返したので、大滝沢橋からセギノ沢左岸尾根(仮称)を登ることにした。大滝沢橋の少し手前の尾根先端に踏み跡があったので、ここから取り付き尾根上を忠実に登っていく。前半はずっと急坂できついが、後半はブナの大木が多い美尾根となる。薄い踏み跡はある。

〜大滝峠上：
点線の登山道であり踏み跡は明瞭であるが、980m付近で北東の支尾根に直進して少し下りてしまった。油断しないで注意が必要。

その他周辺情報

中川温泉ぶなの湯。750円。

写真

6/5 4:44

箒杉公園駐車場。トイレもある。

6/5 4:47

箒杉の水。出ていた。

6/5 5:00

林道のゲート前の駐車スペース。未舗装だが路面は悪くないので、ここに駐車すれば良かった。

6/5 5:23

大滝。下りる道があるが、まだ下りたことはない。

6/5 5:40

少し行き過ぎてしまったので戻って、ここから沢に下りる。

6/5 5:43

最初はこんなに穏やか。

6/5 6:05

堰堤が出てきた。

6/5 6:08

右側にあるロープを使って乗り越える。

6/5 6:18

沖箱根沢F1が見えたので、ちょっと寄って見た。綺麗な滝だ。

6/5 6:38

ナメが出てきた。

6/5 6:44

地獄棚が見えてきた。手前の小滝は左側から通過。

6/5 6:47

地獄棚。見応えのある立派な滝だ。

6/5 6:48

右側には雨棚沢。奥に雨棚があるが簡単には行けないらしい。

6/5 6:55

地獄棚手前のここから尾根に取り付く。はっきりした踏み跡がある。

6/5 7:22

こんなヤセ尾根も。

6/5 7:29

朽ちた桟道は通れないので、鹿柵を潜って左側の道へ。ザックに金網が引っかかって四苦八苦してしまった。

6/5 8:00

この狭い穴を腹這いになって潜った。

6/5 8:02

緑が綺麗な細尾根。

6/5 8:45

ようやく屏風岩山に到着。

6/5 9:21

屏風岩山西尾根はブナの多い美尾根。

6/5 9:39

途中、唯一の見通しの良い場所。

6/5 9:59

地蔵平。

6/5 9:58

地蔵堂。

6/5 10:14

地蔵平を振り返る。

6/5 10:20

苔むした地蔵沢林道を進む。

6/5 10:40

中崩落地。大回りして普通に通過できる。

6/5 10:43

大滝沢橋。

6/5 11:22

大崩落地。ロープが垂れ下がっているが、その長さと傾斜に唖然とした。ほぼ垂直に見えたので、腕力がなくて無理だと判断して引き返した。

6/5 12:03

大滝沢橋を越して、中崩落地の手前の尾根末端に取り付く。踏み跡があった。

6/5 12:48

上部はブナの美尾根。

6/5 13:05

ブナの大木が多い。

6/5 13:10

ブナの巨木があった。

6/5 13:11

一番のブナの巨木。

6/5 13:11

ブナの巨木。

6/5 13:18

ブナの巨木。

6/5 13:24

気持良い尾根。

6/5 13:29

稜線の登山道に出た。

6/5 13:30

ヤマツツジが綺麗。

6/5 15:07

一軒屋避難小屋に下りてきた。

6/5 15:22

マルバウツギ。

6/5 15:28

ガクウツギ。

6/5 16:24

ウツギ。

撮影機器：

Pixel 7a Google

感想

tat7

緑の映えるこの時期に屛風岩山と地蔵平付近の未踏尾根を周回してみた。当初は水晶沢出合より畦ヶ丸南西尾根を上る予定であったが林道の崩壊地で通過を諦めで引き返したため、セギノ沢左岸尾根を上ることに変更した。
セギノ沢左岸尾根はブナの多い実尾根で本当に屏風岩山周辺はブナの宝庫だと思った。