丹波川本流
- GPS
- 05:12
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 52m
- 下り
- 62m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:50
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
県連救助隊沢訓練山行に参加。
●1日目 雨
一日中ほぼ雨だったため、小河内ダム(奥多摩湖)の水と緑のふれあい館横の駐車場下で、応急手当訓練&ロープワーク。
・フローティングロープの末端に収納袋が連結されている理由→袋を重り代わりにして、要救助者にロープを投げやすくするため。投げる練習、袋にロープを収納するやり方など。
・溺れて呼吸がない人の応急手当訓練。呼吸の確認→顎を上げて軌道の確保→心臓マッサージ→反応が見られたら、体を横に倒し吐かせる。顎を上げる方法、心臓マッサージを行う胸の位置確認。仰向けの人を横向きにさせる方法。うつぶせの人を仰向けにさせる方法。
[渡渉訓練]
・ロープを使った、渡渉の仕方。3人以上いる場合。ロープ1本で、①木や岩などを利用した支点、②リード、③ビレイヤーの順で、リードを頂点にした三角形。リードはATCなどでロープをコントロールしながら渡る。
・ リードが流された場合にビレイヤーがリードを引き戻す。ビレイヤーの位置よりも下流側にリードが流されないように、ビレイヤーの立ち位置は適宜下流側へ移動する。リードがビレイヤーよりも下流側になると、リードの体重と水流の両方の力を受けることになり、ロープを引くことも出来なくなる。水の流れる力を利用し、流しながらリードを岸に近づける。
・リードが対岸に着くことができたら、ビレイヤーは支点に戻り、ロープをわっか状に連結。ロープを回して、連結部分をリードの方に送る(最後にロープを回収するため)。セカンドは、輪になったロープの2本あるいは1本に、PASなどをカラビナでかけて斜めに渡渉する。
2人の場合は、セカンドは振り子型で渡る。
●2日目 AM 曇り PM 晴れ
1日目に練習した渡渉技術を、実際の沢(三条橋下)で試してみた。もう少し上流の一ノ瀬川で実施の予定であったが、増水を考慮して下流側で行うことになったが、ここでも数日間の雨で水量は多めで、水も少し濁っていた。川幅は6-7mくらい、水深は深いところで私の身長でお腹がつかるくらい。
今までロープを使わないで渡渉できるところしか渡渉したことがなかったため、
①ロープ無しの場合の限界、ロープ有りの場合の限界の目安の感覚がつかめたこと、②渡渉の途中途中で流れの強さが大きく変化する場合があること(少し進んだだけで急に流れが強くなったり、弱くなったり)、
③白いしぶきが上がっているような流れのはやい部分では、沢底の水の流れの強さとか、渦を巻いているなどが、足の感覚で実感できたことなど、
ロープを使って渡渉することによって初めて得られた知見は、とても大きいものであったと思う。
何回か場所をずらしての渡渉訓練後、泳ぎ訓練もかねて、そこから少し沢を登ってみることに。ゴルジュ地形も出てきて何度か泳ぎましたが、上下スウェットの効果もあり、寒がりの私でも心配したほど冷えることはなくて良かったです。沢慣れした人たちが、流れのはやくないところを見極めて、飛び込んだり、わざと流されたりして遊ぶ余裕が私にも欲しいな。もっと経験積みたい。(慎重派の私のためには経験たくさん必要。。)
●3日目 曇りときどき晴れ
竜喰谷を登る予定でしたが、事情により急遽中止。
予定通りとはいきませんでしたが、いろいろ勉強になり、よい経験もできました。ありがとうございました。
ロープはフローティングロープを使用。
ロープが水面にあると安心する。引くときも軽く感じる。
渡渉:なるべく支点に負荷のかからない渡り方を考えたい。
リード:突破力があったり、水流が弱いとロープが短くて済むが、突破力が
ないと水流を利用しつつ下流に斜めに渡りたいためロープは長くほしい。
ビレイ:リードが流された場合はビレイ点より下流になる前に引きあげる。
水面がデコボコだと水中も複雑。
ロープが必要な場所での足運びも練習になった。
遡行:足がつかない所3ヶ所。流れは強くない。
ロープ渡渉1ヶ所。ハーケン、腰がらみ。
率先して見極めやロープを張れるように経験を積んでいきたい。
皆様ありがとうございました。
一ノ瀬川の予定でしたが、増水の為丹波川本流の駐車場すぐの橋の下で渡渉訓練になりました。
前日に手順などある程度やる時間があったので
すが、当然やはり実戦となると、色々でてくる。リードで渡ってから支点構築しロープが流されてしまわないように考える事ができた。(流してしまったら状況は悪い事になるだろう仮固定などが重要だと思う)
遡行を開始して、いざ渡渉が必要な状況になり
ビレイ点 渡渉終了点には、木、石はないゴルジュ
リードの人が流されてしまうと厳しいと感じる。
水流の強さに不安を感じる。
2人目以降さらに確実な支点にした。(ハーケン使用)
いい訓練が出来た。
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