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Yamareco

記録ID: 4498308
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

鳳凰三山はハード!でも満足度も高い!(地蔵岳・観音岳・薬師岳)

2022年07月17日(日) 〜 2022年07月18日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:36
距離
17.2km
登り
2,104m
下り
2,145m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:37
休憩
0:17
合計
5:54
距離 6.3km 登り 1,422m 下り 143m
9:21
113
スタート地点
11:14
11:20
111
13:11
13:22
113
15:15
2日目
山行
7:00
休憩
2:05
合計
9:05
距離 10.9km 登り 700m 下り 2,002m
5:15
74
6:29
7:15
30
7:45
8:02
46
8:48
36
9:24
9:42
34
10:16
10:58
43
11:41
11:42
85
13:07
34
13:41
13:42
38
14:20
ゴール地点
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉の駐車場を利用。満車だったので路肩駐車しましたが、駐車料金は発生しますのでご注意を。1日800円です。
コース状況/
危険箇所等
ドンドコ沢コースは変化があって楽しめる反面、渡渉、綱場が多く、一部崩落箇所もあり注意して歩く必要がありました。
その他周辺情報 青木鉱泉は温泉だけ利用することも可能でした。自分は少し移動して武田乃郷 白山温泉を利用しました。とても良いお湯でした。
雲行きが怪しく不安になる。
2022年07月17日 07:54撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 7:54
雲行きが怪しく不安になる。
三連休の中日。朝9時で満車は当然か。
2022年07月17日 09:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:12
三連休の中日。朝9時で満車は当然か。
マイクロバスの定期便があります。
2022年07月17日 09:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:13
マイクロバスの定期便があります。
青木鉱泉のトイレを使わせていただいてから出発!
2022年07月17日 09:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:14
青木鉱泉のトイレを使わせていただいてから出発!
趣深い青木鉱泉の建物
2022年07月17日 09:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:14
趣深い青木鉱泉の建物
駐車場代を支払いに行きます。
2022年07月17日 09:15撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:15
駐車場代を支払いに行きます。
ここが受付。
2022年07月17日 09:15撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:15
ここが受付。
GoogleMapでのコメントには750円とありましたが、値上がりしたようです。
2022年07月17日 09:15撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:15
GoogleMapでのコメントには750円とありましたが、値上がりしたようです。
雨の中の山行スタート。落石注意区域。実際落ちてきたと思われる岩がゴロゴロ転がっていました。
2022年07月17日 09:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 9:35
雨の中の山行スタート。落石注意区域。実際落ちてきたと思われる岩がゴロゴロ転がっていました。
傘を初めて山歩きで使いましたが、快適でした!
2022年07月17日 10:29撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 10:29
傘を初めて山歩きで使いましたが、快適でした!
岩が濡れて難儀する箇所もちらほら。
2022年07月17日 11:06撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 11:06
岩が濡れて難儀する箇所もちらほら。
立派な滝です。雨降りなのがちと残念。
2022年07月17日 11:14撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 11:14
立派な滝です。雨降りなのがちと残念。
渡渉箇所が数箇所あり、コースアウトに注意が必要です。
2022年07月17日 11:27撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 11:27
渡渉箇所が数箇所あり、コースアウトに注意が必要です。
鳳凰の滝は疲れていたのでスルーしました。
2022年07月17日 11:48撮影 by  iPhone 7, Apple
7/17 11:48
鳳凰の滝は疲れていたのでスルーしました。
所々道が荒れているので注意です。
2022年07月17日 12:04撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 12:04
所々道が荒れているので注意です。
遠目に滝が見えました。
2022年07月17日 13:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 13:12
遠目に滝が見えました。
ここをまっすぐ進みます。なかなかスリリング。
2022年07月17日 13:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 13:19
ここをまっすぐ進みます。なかなかスリリング。
どうやって登るん?って箇所。自分は倒木の上を歩いて行きました。
2022年07月17日 13:58撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 13:58
どうやって登るん?って箇所。自分は倒木の上を歩いて行きました。
五色滝もスルー。早くテントで横になりたい!
2022年07月17日 14:01撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 14:01
五色滝もスルー。早くテントで横になりたい!
沢の中を歩くルートに差し掛かれば鳳凰小屋まであとちょっと。
2022年07月17日 14:57撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 14:57
沢の中を歩くルートに差し掛かれば鳳凰小屋まであとちょっと。
鳳凰小屋に到着。もう広場の中央部分しかスペースがなかったです。
2022年07月17日 15:52撮影 by  iPhone 7, Apple
7/17 15:52
鳳凰小屋に到着。もう広場の中央部分しかスペースがなかったです。
所狭しとテントが並んでいます。
2022年07月17日 15:53撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/17 15:53
所狭しとテントが並んでいます。
夕方から晴れてきました。初日の写真はこちらで最後です。
2022年07月17日 16:27撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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7/17 16:27
夕方から晴れてきました。初日の写真はこちらで最後です。
2日目の朝。地蔵岳に登っている途中。背後に美しい光景が。
2022年07月18日 06:02撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 6:02
2日目の朝。地蔵岳に登っている途中。背後に美しい光景が。
陰影が美しいです。
2022年07月18日 06:08撮影 by  ZV-E10, SONY
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7/18 6:08
陰影が美しいです。
オベリスクが近づいてきました。
2022年07月18日 06:25撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 6:25
オベリスクが近づいてきました。
そしてオベリスク登攀にもチャレンジ。
2022年07月18日 06:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 6:55
そしてオベリスク登攀にもチャレンジ。
オベリスク頂点直下のポイントから観音岳方面を見る。この後は赤抜沢ノ頭に向かいました。
2022年07月18日 06:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 6:55
オベリスク頂点直下のポイントから観音岳方面を見る。この後は赤抜沢ノ頭に向かいました。
見下ろすとこんな感じ。そこまで高度感は感じませんでした。
2022年07月18日 06:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 6:55
見下ろすとこんな感じ。そこまで高度感は感じませんでした。
赤抜沢ノ頭から見たオベリスク。本当にかっこいいです。
2022年07月18日 07:34撮影 by  ZV-E10, SONY
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7/18 7:34
赤抜沢ノ頭から見たオベリスク。本当にかっこいいです。
観音岳に向かう途中、でっかい盆栽みたいな木がありました。
2022年07月18日 08:35撮影 by  ZV-E10, SONY
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7/18 8:35
観音岳に向かう途中、でっかい盆栽みたいな木がありました。
左を向けば甲府の街並みが。
2022年07月18日 08:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 8:50
左を向けば甲府の街並みが。
燕岳を彷彿とさせる表情です。
2022年07月18日 08:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 8:50
燕岳を彷彿とさせる表情です。
振り返るとこの景色。気分が高揚してきました。
2022年07月18日 08:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 8:56
振り返るとこの景色。気分が高揚してきました。
観音岳に登頂!三角点は道標の裏の岩をよじ登ったところにありました。
2022年07月18日 09:28撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 9:28
観音岳に登頂!三角点は道標の裏の岩をよじ登ったところにありました。
味のある看板です。
2022年07月18日 09:28撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 9:28
味のある看板です。
観音岳からの景色は鳳凰三山の中で一番だと思います!
2022年07月18日 09:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 9:38
観音岳からの景色は鳳凰三山の中で一番だと思います!
地蔵岳方面も絶景!
2022年07月18日 09:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 9:38
地蔵岳方面も絶景!
堂々とした北岳が目の前に。いつか登りたいです。
2022年07月18日 09:38撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 9:38
堂々とした北岳が目の前に。いつか登りたいです。
三山最後となる薬師岳に向かいます。
2022年07月18日 09:55撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 9:55
三山最後となる薬師岳に向かいます。
結構すぐに薬師岳に到着。ここも白い砂で覆われた山頂でした。
2022年07月18日 10:20撮影 by  ILCE-7M4, SONY
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7/18 10:20
結構すぐに薬師岳に到着。ここも白い砂で覆われた山頂でした。
岩の影に綺麗な花が咲いていました。
2022年07月18日 10:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 10:17
岩の影に綺麗な花が咲いていました。
なんという花でしょうか?花はほとんどわからないです。
2022年07月18日 10:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 10:17
なんという花でしょうか?花はほとんどわからないです。
中道コースで下山を開始。この後想像以上に長い道のりで疲れ果てます。
2022年07月18日 11:42撮影 by  iPhone 7, Apple
7/18 11:42
中道コースで下山を開始。この後想像以上に長い道のりで疲れ果てます。
登山道の途中にあったお知らせ。ここで知らされてもなぁ。
2022年07月18日 11:53撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/18 11:53
登山道の途中にあったお知らせ。ここで知らされてもなぁ。
長い長い樹林帯の先に、長い長い林道があります。いやー疲れました!
2022年07月18日 12:45撮影 by  iPhone 7, Apple
7/18 12:45
長い長い樹林帯の先に、長い長い林道があります。いやー疲れました!
撮影機器:

感想

梅雨が明けたのに安定した晴天が訪れない中、予報をチェックしていたらほぼオールAのタイミングが。急遽南アルプスを目指すことにした。鳳凰三山か甲斐駒ヶ岳に絞ったが、甲斐駒ヶ岳の七丈小屋テント場がいっぱいだったので鳳凰三山に決定。

青空の下の山歩きを想像していたが、蓋を開けてみれば雨、雨、雨。むしろここまで雨に降られた山行は初めてだった。途中何回か撤退という二文字が頭をよぎったが、明日に天気が回復することを祈って鳳凰小屋を目指した。

登りに使ったのはドンドコ沢コース。名前だけ見れば可愛らしいイメージだが、実際には急騰続きのタフなルートだった。コース沿いにあるいくつかの滝を眺めつつ、渡渉や綱場も数カ所あって変化に富んだ面白いコースだ。ただし晴れていればだ。今回はずっと雨が降っていたこともあり、とにかく早くテントを張って横になりたい一心で山歩きを楽しむ余裕はほとんどなかった。道迷いしやすいポイントや荒れたポイントもいくつかあったので結構注意が必要だった。

鳳凰小屋に訪れたテント泊客としては自分が最後だったようで、テント場はほぼいっぱい。かろうじて空きスペースに張ることができた。設営が完了する頃にようやく晴れてきて、夕日を見に地蔵岳に向かう人もチラホラ。自分はビールで喉を潤し早めの夕飯を食べて明日に備えた。

2日目の朝。雨こそ降っていないが上空は一面の雲。少々残念な気分の中、地蔵岳へ向かった。地蔵岳までは1時間ほどのコースなのでそれほど苦ではなかった。確かに後半の砂場は足を取られるけど、牛歩のように少しずつ歩けば大丈夫。

かっこいいオベリスクが少しずつ大きくなり、ついに目の前に。最初は見て楽しむだけと思っていたが、オベリスクによじ登る人が結構いたので自分もチャレンジ。最後のひと登りが間違いなく危険だったので諦めましたが、その手前までならそれほど難しくないし面白いのでおすすめ。

ガスが早めに登ってくるという小屋番の人の話もあったので、このままピストンで下山も考えていたが、ドローンを飛ばすと観音岳とその先に富士山がよく見えていたので、予定通り鳳凰三山の縦走を決意。

昨日までの苦しい急登登りとは打って変わって楽しい稜線歩きがスタート。花崗岩が多いせいか北アルプスの燕岳のような雰囲気、美しさがある。地蔵岳から観音岳まではいったん下って登るのでちょっと大変だが、観音岳からの眺めは360度遮るものがなく最高だった。さっきまでいたオベリスク、この先登る薬師岳はもちろん、北岳、甲斐駒ヶ岳、富士山、八ヶ岳など、色々な山を眺めることができた。

続いて向かうのは鳳凰三山最後のピーク薬師岳。観音岳からはそれほど遠くなくあっという間にたどり着いた。目の前に北岳が鎮座しており、南アルプスの全容が想像しやすい山頂からの眺めだった。

カップラーメンを胃袋に流し込んで下山を開始。中道(なかみち)というコースを利用したが、これが大変だった。コースマップ上だとドンドコ沢コースと似たような距離なのだが、実際に歩いてみると、急登エリア、樹林帯エリア、林道エリア、全てが長かった。疲労が蓄積していたからそう感じたのかと思ったが、中道が長いのは有名なことらしい。

鳳凰三山はすごく素敵な山だったが、登りも下りも結構ハード。稜線ですれ違うのが軽装な人が多かったのは、鳳凰小屋か薬師岳小屋を起点に三山をピストンしていたのだと思う。自分ももし次来ることがあったら、変化の楽しいドンドコ沢コースでピストンするか、もしくは変化のない中道で登って、下りでドンドコ沢コースならまだ最後まで楽しめるかもしれない。

★今回の山行の様子をYouTubeにアップする予定です。チャンネル登録をして頂き、動画のアップを待って頂けたら嬉しいです!
【チャンネル名】槍ヶ岳を夢みて
【URL】https://www.youtube.com/c/YARIYUME


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