イドンナップ岳
- GPS
- 19:47
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,729m
- 下り
- 1,734m
コースタイム
天候 | 1日目:曇のち雨、2日目:小雨のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
翌朝イドンナップ登山口へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、笹のトラバースやきつめの藪漕ぎなどあります |
その他周辺情報 | レ・コードの湯:500円(22時まで) |
写真
感想
イドンナップ岳は個人的に1839峰と並ぶ難関だと思っていますが、林道が開いた今年ようやく行ってきました。日帰りで挑む人が多い印象ですが、15時間は覚悟する必要があるのでは撤退リスクも高く、確実に登頂するために一泊二日にしました。
結論からいうと日帰りもきついでしょうが、テントを新冠富士まで背負い上げるのもきついです。
道外からではなかなか天気を狙えないのですが、この山は登頂できただけでも十分満足です。天気が悪く終日雨具着用だったためか、雨でマダニが活動していなかったためか、手のひらについたのを払ったくらいで被害はなしで済みました。
イドンナップ岳登山口まで:
新冠林道のイドンナップ山荘の手前6kmのところに登山口の看板が出ている。そう、登山口はイドンナップ山荘の近くではない。林道ゲートの近くに4〜5台止められるスペースあり。なお新冠林道を夜通る場合は、新冠ダムで右折せずに直進しないように注意。
サツナイ沢の渡渉が計3回あるが、最初のが最も広く踏み石渡渉ギリアウトレベル
3度の渡渉後は細くなる沢を辿っていくが、取付にはリボンが複数付けられている
新冠富士まで:
尾根に乗るまでの道は歩きやすい。笹刈は基本的に1250mあたりまでされているが、されていない区間もある。4連のロープなど急登区間もいくつかある。それ以降はとにかくリボンとペンキを見逃さないようにする。尾根通しではなくほぼトラバースのため、見逃すとえらい目に遭う。それでも何ヶ所かは踏み跡らしきものに引っ張られて迷うのでGPSは必携。基本踏み跡はとても薄い。
1300mあたりから鬼トラバースと呼ばれる笹のトラバース区間が長く続く。足元に笹が流れているため、めちゃくちゃ滑る。滑落を防ぐには両腕で支える必要があり、テント泊装備ではかなりキツイ。
イドンナップ岳まで:
ハイマツ漕ぎではなく、色々な薮を掻き分けて進む。ヤオロマップ〜1839峰の薮こぎに似ている。リボンは少ないが、掻き分けると必ず踏み跡らしきものがあるのでよく確認して進む。
効率的に漕いでも片道2時間は見ておいた方がよい。
その他:
テント適地は新冠富士山頂で1〜2張、新冠富士山頂手前(ハイマツ帯の手前)にも張れるが、それ以外はあまりない。1155m付近のコルにも張れるので、ここを起点に軽装で山頂を目指すのはありかも。
コメント
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イドンナップは自分にはちょっと無理かな〜と皆さんのレコ見て思いますが、挑戦する日を夢見てもう少し鍛えようと思います(笑)
ありがとうございます。
今回は新千歳⇒アポイ岳⇒(車中泊)イドンナップ岳(テント泊)⇒新千歳でした。
新冠富士までテント背負いあげるの相当きつかったので、日帰りもテント泊も覚悟の必要な山だと思います。
今年もあと4回くらい北海道行くので機会がありましたらよろしくお願いいたします。
YAMAPの方で鬼トラバース笹刈情報を拝見して、あー今後は少し楽になるかなぁ、と思ってました。登山道整備本当におつかれさまです。
刈払はタイミングですし、毎年伸びてくるものでしょうから、私はキツい鬼トラバースを思い出にしておきます。道外からですが、そろそろ一般ルートないところを無雪期に行きたいなと思います。
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