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無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
【中禅寺湖南岸尾根縦走&北岸散歩】歌ヶ浜〜半月峠〜社山〜黒檜岳〜千手ヶ浜〜菖蒲ヶ浜 北岸のトウゴクミツバツツジは見頃を迎えていました
2014年05月18日(日) [日帰り]
りきまる
- GPS
- 10:41
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,455m
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歌ヶ浜駐車場03:42→04:42半月峠04:52→中禅寺山05:03→阿世潟峠05:33→06:43社山山頂(ラーメンの朝食)07:33→標高1,792�辰離圈璽�08:07→大平山分岐09:24→09:47黒檜岳・千手ヶ浜方面分岐(山頂往復)09:58→尾根末端の指導標11:14→11:26雪渓崩壊中の沢を渡渉11:33→11:45千手ヶ浜(昼食)12:08→(写真撮影)→熊窪13:00→13:37赤岩13:41→14:14県営駐車場
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自宅出発16:00 → 19:00 やしおの湯(入浴) 19:45 → コンビニ → 県営駐車場 20:45(一人宴会後，22:00就寝) 5月18日(日) バイクで歌ヶ浜駐車場に移動し，そこから，半月峠〜社山〜黒檜岳〜千手ヶ浜〜菖蒲ヶ浜と縦走。 バイク移動約6�辧仝�営駐車場03:18→03:30歌ヶ浜駐車場 ※ 菖蒲ヶ浜と立木観音入り口の区間は，1時間に2〜3本，バスが出ているので，バスを利用して出発地点に戻ることが可能です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ 社山までは一般ルートです。危険なところはありません。 ・ 社山から先も，ルートは比較的明瞭で，大平山分岐までは何の問題もないと思います。たおやかな尾根歩きを堪能できます。 ・ 大平山分岐からコメツガの森に入ると残雪が出てきて，ルートが分かりにくくなります。ところどころ，ルートを示す黄／赤のプレートが木に打ち付けられているので，これを頼りに進みます。また，テープの目印なども豊富なので，迷ったら周囲をよく見渡せば，何かしら目印を発見できると思います。 ・ 黒檜岳からの下りは，残雪を踏み抜かないよう気をつけて歩いたので，時間がかかりました。 ・ なお，登山地図に水マークのある沢の渡渉ポイントは，雪渓が崩壊中のため，慎重に渡りました。ここが最も危険だと思います。雪渓が完全に崩壊するまで，注意が必要なところです。 ・ 千手ヶ浜は，美しい湖岸の眺めがとても気持ちの良い場所ですね。以前はキャンプ場があったと記憶していますが，現在はキャンプ禁止だそうです。残念。 ・ 千手ヶ浜〜菖蒲ヶ浜の北湖岸遊歩道では，すでにトウゴクミツバツツジが見頃を迎えていました。シロヤシオはまだこれからのようです。初めて歩きましたが，透き通るような碧の湖水と可憐な花が織りなす，美しい風景が堪能できる，素晴らしい散歩道ですね。紅葉の秋も歩いてみたいです。でも，かなり混雑しそうですね。 |
写真
04:42 半月峠に到着。ここで水分補給のため10分ほど休憩。晴れていれば，半月山展望台に登り，朝日に照らされた奥日光のパノラマを写真に撮るつもりだったのですが，残念ながら曇り空。撮影はあきらめて，社山を目指します。
5/18 4:43
04:42 半月峠に到着。ここで水分補給のため10分ほど休憩。晴れていれば，半月山展望台に登り，朝日に照らされた奥日光のパノラマを写真に撮るつもりだったのですが，残念ながら曇り空。撮影はあきらめて，社山を目指します。
朝日に照らされた社山を望む。中禅寺山から阿世潟峠へと下るルートからは，目の前に社山の姿を望むことができます。社山を眺めるなら，ここは最高のスポットだと思います。
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5/18 5:15
朝日に照らされた社山を望む。中禅寺山から阿世潟峠へと下るルートからは，目の前に社山の姿を望むことができます。社山を眺めるなら，ここは最高のスポットだと思います。
社山への登り。左は新緑のカラマツ林，右はまだ葉の出ていないツツジの林です。
歩いてきた尾根を振り返る。中央のピークは，標高1,753�辰糧招郢魁�
奥に見えるのは，袈裟丸山から皇海山へと続く山並みです。あちらはよく晴れています。
これから向かう，黒檜岳へと続く尾根。この時点では，まだ雲が多く，風も強くて肌寒かったです。
社山の山頂南側の風が避けられるところでラーメンの朝食としました。時間はたっぷりあるので，のんびり50分の休憩です。
中央奥のピークが黒檜岳です。標高は，1,976�叩�社山よりも150�湛發い任后�
登り返したピークには，黒檜岳方向を示す指導標が立っていました。
笹が刈り取られていてまるでゴルフ場のよう。鹿が食べてしまうのでしょうか？
朽ちた木が門のようになっていておもしろいですね。まるでオブジェのよう。
太郎山は山頂まで見えていますが，男体山は相変わらず雲がかかっています。
歩いてきたルートを振り返る。結構，アップダウンがあります。男体山の山頂にかかっていた雲がとれてきましたね。先ほどよりも晴れてきました。
2
5/18 8:46
歩いてきたルートを振り返る。結構，アップダウンがあります。男体山の山頂にかかっていた雲がとれてきましたね。先ほどよりも晴れてきました。
このあたり，テントを張ってのんびりしたいところです。ビバーク適地がそこらじゅうに点在しています。
分岐を過ぎ，コメツガの森に入ると，いきなり残雪歩きとなりました。雪の深さは20〜30センチ。残雪でルートが分かりづらいですが，このような目印を頼りに歩けば，迷うことはありません。
2
5/18 9:32
分岐を過ぎ，コメツガの森に入ると，いきなり残雪歩きとなりました。雪の深さは20〜30センチ。残雪でルートが分かりづらいですが，このような目印を頼りに歩けば，迷うことはありません。
09:47 黒檜岳山頂と縦走ルートとの分岐に到着しました。山頂は，ここから西に200�辰曚氷圓辰燭箸海蹐砲△蠅泙后�
分岐に戻り，千手ヶ浜を目指して下ります。残雪を踏み抜かないよう，慎重に歩いたので，時間がかかりました。
下りの途中から，日光白根山の山頂が見えました。前日に雪が降ったようです。
11:14 尾根筋から東側に下るポイントに立つ指導標のところに到着。この5分ほど前に，男女ペアの登山者とすれ違いました。本日の尾根縦走で出会ったのはこの二人のみ。
1
5/18 11:14
11:14 尾根筋から東側に下るポイントに立つ指導標のところに到着。この5分ほど前に，男女ペアの登山者とすれ違いました。本日の尾根縦走で出会ったのはこの二人のみ。
シャクナゲが咲き始めていました。このあたり，シャクナゲだらけ。もう少しすると，花の最盛期を迎えることでしょう。
11:26 雪渓に覆われた沢の渡渉ポイントに到着。登山地図に水マークのあるところです。
写真中央にロープが付けられており，このロープを頼りに登山道に上がりますが，手前の雪渓が崩壊しつつあり，渡渉には危険が伴います。
5/18 11:27
写真中央にロープが付けられており，このロープを頼りに登山道に上がりますが，手前の雪渓が崩壊しつつあり，渡渉には危険が伴います。
先ほどすれ違ったペアはこんなところを歩いたようです。落ちたらどうなることやら。私はもっと下部の雪の厚そうなところを渡りました。
1
5/18 11:31
先ほどすれ違ったペアはこんなところを歩いたようです。落ちたらどうなることやら。私はもっと下部の雪の厚そうなところを渡りました。
静かな浜辺です。ここでのんびり昼食タイム。このあたりは，ハイカーもほとんど見かけませんでした。
千手堂跡の脇に立っている巨大な古木。表皮が剥げていて，何の木かわかりませんでした。
遊覧船乗り場の周囲は草地になっていて絶好のテントサイトですが，キャンプは禁止だそうです。
菖蒲ヶ浜への遊歩道の入り口。ここから菖蒲ヶ浜までは3.8�劼世修Δ任后�
13:00 熊窪に到着。ここから高山を経由して竜頭の滝に行くルートもありますが，すばらしい天気となったので，のんびり湖岸の遊歩道歩きを楽しむことにしました。
5/18 12:59
13:00 熊窪に到着。ここから高山を経由して竜頭の滝に行くルートもありますが，すばらしい天気となったので，のんびり湖岸の遊歩道歩きを楽しむことにしました。
竜頭の滝臨時駐車場のところに出ました。ここから車道歩き。ここは，冬は菖蒲ヶ浜スキー場の駐車場のようです。
時間があったので，バイク回収の前に，中禅寺湖道路の第一駐車場にある中禅寺湖展望台に寄り道。望遠ズームで日光白根山を撮影。
感想
・ 以前，社山に登ったとき，西側に伸びるたおやかな尾根とその先のピークを目にし，いつか歩いてみたいと思いました。
・ その後，ヤマレコでも登山記録がアップされるようになり，登山道の状況も分かってきたので，雪が消えたであろうこの時期に，中禅寺湖南岸尾根を縦走することにしました。
・ 天気予報では，快晴が期待できたので，併せて半月山展望台に登り，朝日に照らされた奥日光のパノラマを写真に撮ろうと，夜明け前の真っ暗な時間に登り始めたのですが，残念ながら，上空は雲が多く，半月山展望台はパス。
・ 今回歩いた南岸尾根から北側は雲が多く，風も強くて肌寒かったですが，尾根から南側はよく晴れていて富士山まで望むことができました。
・ 社山から黒檜岳を目指し，尾根を縦走していると，徐々に上空の雲が消えていき，大平山分岐手前で快晴になってくれました。
・ 黒檜岳周辺は豊富な残雪に驚きましたが，迷うことも無く，千手ヶ浜に下山。千手ヶ浜のすばらしい眺めを楽しむことができました。ただ，上にも書いたように，雪渓崩壊中の沢を渡るポイントは要注意。雪渓が完全に崩壊するまでは，慎重に。
・ 中禅寺湖北岸はトウゴクミツバツツジがすでに見頃を迎え，シロヤシオもまもなく咲き出すでしょう。奥日光も花の季節ですね。
・ 今回歩いたこのルートは，前半に展望の良いアップダウンの尾根道をたどり，千手ヶ浜に下ってからは，穏やかで美しい風景を楽しみながら，歩いてきたルートを振り返ることのできる，満足感の高い秀逸な登山コースだと思います。逆コースは，最初が楽な散歩道で眺めが良いものの，後半がきつくなるので，あまりオススメしません。
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