常念岳・蝶ヶ岳

2022年07月22日(金) 〜 2022年07月23日(土)

• GPS: 16:18
• 距離: 18.4km
• 登り: 2,078m
• 下り: 2,132m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:06

7:29 一ノ沢登山口
7:43 7:45 山ノ神
9:00 9:04 王滝ベンチ
10:16 10:17 烏帽子沢
10:47 10:53 笠原沢
12:03 12:43 最終水場
13:36 常念小屋

2日目

• 山行: 8:36
• 休憩: 1:28
• 合計: 10:04

13:36 常念小屋
6:38 6:38 三股への分岐点
6:49 6:57 常念岳
9:14 9:35 2592ピーク
10:46 10:46 蝶槍
10:53 10:53 蝶ヶ岳三角点
11:01 11:01 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
11:34 11:36 瞑想の丘
11:37 11:37 蝶ヶ池
11:41 12:14 蝶ヶ岳
12:17 12:20 蝶ヶ池
12:21 12:21 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:23 12:24 蝶ヶ岳
12:28 12:28 大滝山分岐
12:37 12:39 最終ベンチ
12:52 12:57 第二ベンチ
13:28 13:28 蝶沢
13:59 14:06 まめうち平
14:52 14:59 ゴジラみたいな木
15:24 15:25 三股登山口
15:39 三股駐車場

天候

【22日】曇り時々晴れ【23日】早朝小雨後曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー

入山は一ノ沢登山口まで、下山後は三股登山口からそれぞれタクシー。南安タクシーを利用。

コース状況／危険箇所等

【22日】一ノ沢コースは最終水場まで沢沿いの樹林帯を歩く。何度か丸木橋を渡り、沢を横切ったり、沢に近い箇所があったりするので増水時は注意が必要。道に水が流れている箇所もある。胸突八丁から福助落とし、最終水場近くまでの間に高巻があり転落に注意。常念小屋HPのガイドマップを参考にしながら歩くと注意点、見所がわかる。【23日】常念岳へは急登。ゴロゴロした岩の上を歩く。ペイントされたマークに従う。ストックを使う場合は岩に挟まないように。山頂からは急下りで折り重なる岩を伝うように下る箇所がある。転落、転倒に注意が必要。2592峰へは樹林帯を縫う登り。蝶槍を過ぎると伸びやかな尾根歩きになる。蝶ヶ岳山頂からの下りは急だが、要所に木製はしごが整備されている。

その他周辺情報

日帰り温泉「しゃくなげの湯」

写真

7/22 7:28

一ノ沢登山口。クマが度々目撃されています。 早朝の雨は上がりました

7/22 7:35

エゾニワトコが赤い実をつけていました

7/22 7:37

タマガワホトトギス

7/22 7:48

山の神。登山の安全を祈りました

7/22 8:02

古池

7/22 8:16

一ノ沢の豪快な流れ

7/22 8:26

クサボタン。初めて見ました

7/22 8:37

イチヤクソウ

7/22 8:39

一ノ沢コースはほとんどが樹間の道。日が射してきました

7/22 8:40

青空が広がります

7/22 8:44

タケシマランの真っ赤な実

7/22 8:53

何度も丸木橋を渡ります

7/22 8:54

シモツケソウ

7/22 8:59

王滝ベンチの石清水。一ノ沢コースは水が豊かです

7/22 9:18

ギンリョウソウ

7/22 9:42

烏帽子沢。幅が広く小休止に最適。増水すると濁流に変わります

7/22 10:47

笠原沢

7/22 10:49

濡れた手拭いを干しました

7/22 10:52

イワオトギリ

7/22 10:52

ミヤマアキノキリンソウ

7/22 10:57

水が岩の上を滑るように流れ落ちます。一ノ沢は全体に石が錆びたように赤く見えます。酸化鉄の影響でしょうか。

7/22 10:58

緑の苔から滴り落ちる清水

7/22 11:03

オオヒョウタンボクの真っ赤な実

7/22 11:04

エゾシオガマ

7/22 11:05

クロクモソウ

7/22 11:13

ヤマブキショウマ

7/22 11:19

クルマユリ

7/22 11:31

ニッコウキスゲ

7/22 11:35

「わさびの沢」。岩から水か滴り落ちています。左下の小さな黄色の花はオオバミゾホウズキ。右の黄色の花はオタカラコウ。ワサビは見つかりませんでした

7/22 12:03

オオバミゾホウズキ

7/22 11:36

カラマツソウとヤグルマソウ

7/22 11:41

胸突八丁。ここからしばらくは滑りやすい階段や高巻があり転落注意です。この先に高山植物が咲いていましたが、転落防止のため撮影は控えました

7/22 12:06

ミヤマカラマツ

7/22 12:05

グンナイフウロ。花が白く見え、シロバナタカネグンナイフウロかもしれません。

7/22 13:25

ミヤマホツツジ

7/22 12:34

最終水場に着きました。ここからは沢を離れて登ります

7/22 13:27

常念岳が見えてきました

7/22 13:29

ウサギギク

7/22 13:31

常念乗越につきました。向こうの屋根が宿舎の常念小屋。今日はここまで。

7/22 13:32

横通岳

7/22 14:21

22日に登る常念岳。空が晴れ山頂がきれいに見えています

7/23 5:32

常念乗越の夜明け。前夜の雨はほとんど上がりました

7/23 5:29

常念岳の上にも青空が広がります

7/23 5:37

いよいよ急登にかかります

7/23 5:42

ゴロゴロした岩の道が続きます

7/23 6:05

常念小屋が小さくなりました。後方は横通岳

7/23 6:32

雷鳥。3羽のヒナを連れていました

7/23 6:37

頂上はもうすぐです

7/23 6:50

山頂に着きました

7/23 6:57

岩の間にハクサンシャクナゲが咲いていました

7/23 6:57

かなり急な下りです。折り重なる岩を伝うように歩く箇所があります

7/23 7:12

蝶ヶ岳ははるか先の雲の中

7/23 7:25

振り返れば雄大な常念岳

7/23 7:50

クロウスゴ？クロマメノキ？

7/23 8:01

コメツツジ

7/23 8:02

イワギキョウ

7/23 8:20

最低鞍部から登り返します

7/23 8:26

クチベニヨウラクツツジ

7/23 8:39

2512峰を下ると樹林帯の道に変わります

7/23 8:46

ハクサンチドリ

7/23 8:49

クロトウヒレン=黒塔(唐)飛簾。馴染みのない名前ですが北アルプスなどに多い植物です。「飛簾」はアザミのこと。黒紫色に見えるのはつぼみで、ピンクの花が咲きます。

7/23 8:52

オオヒョウタンボクの花。甘い香りがただよっていました

7/23 8:58

急な登りが続きます

7/23 9:22

2592峰の周辺はお花畑になっています

7/23 9:12

ハクサンチドリも

7/23 9:40

グンナイフウロでしょうか

7/23 9:14

一面のニッコウキスゲ

7/23 9:14

タカネシュロソウ

7/23 9:32

ヨツバシオガマ

7/23 9:33

マルバダケブキ

7/23 9:37

オタカラコウ

7/23 9:39

雲間に蝶槍が見えました

7/23 9:41

イブキトラノオでしょうか

7/23 10:32

樹林帯を抜け蝶槍はもうすぐ

7/23 10:38

蝶槍に着きました

7/23 10:49

ミヤマアキノキリンソウ

7/23 10:54

イワベンケイのつぼみでしょうか

7/23 11:07

オヤマソバ

7/23 11:11

蝶ヶ岳が見えてきました。山頂まで伸びやかな道が続きます

7/23 11:22

イワギキョウ

7/23 11:41

蝶ヶ岳山頂に着きました

7/23 11:30

残念ながら穂高の山並みは雲の中。はるか下に梓川の流れが見えます

7/23 11:33

常念岳も雲の中

7/23 11:36

蝶ヶ岳山荘

7/23 11:38

週末のテント場は色とりどりの花が咲いたよう

7/23 11:40

ここにも雷鳥。大勢の登山者がシャッターを切る中で餌をついばんでいました

7/23 12:27

下山します。イワカガミ

7/23 12:27

アオノツガザクラとイワカガミ

7/23 13:44

標高2000メートルまで来ました

7/23 14:41

ツルリンドウの花です

7/23 14:49

何の花でしょう？

7/23 14:16

クモキリソウでしょうか

7/23 14:53

「ゴジラの木」と呼ばれています

7/23 15:12

本沢にかかる橋を渡れば三股登山口はもうすぐです

7/23 15:23

三股の分岐。左が蝶ヶ岳、右に行けば前常念から常念岳

7/23 15:25

三股登山口に着きました

感想

haras3142

富士登山に備えた高地トレーニングのため、常念小屋に一泊した後、常念岳から蝶ヶ岳を縦走しました。三股登山口から前常念を経由するルートを考えていましたが、難易度が高そうなので一ノ沢のルートを選びました。一ノ沢の水とたくさんの高山植物を楽しむことができました。23日は早朝まで雨でしたが、出発するころには上がっており、常念岳頂上までは時折霧雨が降ったものの、以後は時折日が射す中を歩くことができました。穂高の山並みは見えませんでしたが、高山病の症状もなく所期の目的を達成することができました。22日は終日、23日は午前中まで行動区域のヤマレコの地図が表示されませんでした。原因は不明。電子機器は便利ですが、地図は常に携帯しましょう。