酉谷山(天祖山・三つドッケ)


- GPS
- 08:55
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,879m
- 下り
- 1,890m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは日原交番にあります。 ・マイカーは東日原BSの手前に駐車場があります。地図では有料とありますが管理されていないようです。(実質無料?) ・トイレは東日原BS、日原公衆トイレ、一杯水避難小屋にあります。 ・全体的には登山道は整備されていますが、天祖山への登山道は踏み跡が薄めです。 ・水場は天祖山の途中の登山道わき、酉谷山避難小屋にあります。 ・酉谷山避難小屋は基礎部分の崩壊により現在使用禁止だそうです。 (東日原BS-天祖山) ・日原林道途中から未舗装道路になります。(道が左岸から右岸にかわるあたり) ・八丁橋を渡ったすぐ右側が登山口になります。(標識があります) ・最初の30分ぐらいは九十九折の急坂です。道も細めで石も浮いているところが多いです。過去(下山時)に滑落事故もおきているので注意が必要です。この先からはさほど厳しい道ではありません。 ・稜線にあがってしばらく進むと登山道わきに水場があります。決して水量は多いとは言えません。 ・ロボット雨量計の施設の脇をとおり道になりに進むと大日神社があります。かなり荒廃している様子です。 ・途中に少し岩稜部分があります。このあたりは微妙に踏み跡がわかりにくい場所があります。よく踏み跡を確認しながら進んだほうが良いと思います。 ・山頂直下に会所と言われる広い場所があり、小屋が建っていますが無断使用禁止とあり、閉ざされているようでした。 ・会所から山頂まではわずかな登りで、山頂にも神社がありますが、ここも立ち入ることはできません。登山地図には水場があるのですが確認できませんでした。 (天祖山〜一杯水避難小屋) ・天祖山から水松山へは軽く下ってから一度登り返し更に急坂を下ります。かなりな段差があります。ここを下ると梯子坂のクビレというコルになります。 ・梯子坂のクビレからの登り返しの途中からトラバース路を進みます。(ピーク方向にも踏み跡があり1/25000地形図も道はピークについていますがピークは行かないほうが無難そうです) ・長沢背稜の合流の直前に水場らしきものがありますが、パイプが壊れており水も出ていませんでした。 ・酉谷山までの長沢背稜の道は細く歩きにくいトラバース路です。うっかり足を踏み外さないように注意。 ・酉谷山避難小屋は基礎部分の崩壊により使用禁止です。 ・酉谷山〜一杯水の間は道幅は広くなりますが、途中に木の橋があります。濡れているときは滑らないように注意。 ・一杯水避難小屋はトイレもあります。ストーブは近いうちに撤去されるそうです。水場はなさそうなので注意。 (一杯水避難小屋〜天祖山) ・ゆるやかな稜線を下っていきます。最初は広めの尾根ですが次第にトラバースになります。ほとんど登りと呼べるような部分はありません。下山に使うと楽な道です。 ・滝入ノ峰のトラバース路は細いので注意が必要です。また途中に倒木があります。通過時は慎重に。 ・最後の下りの九十九折は急坂のガレです。 ・民家脇に出たあとは集落内を降りていきます。一部で草が非常に伸びてヤブのようになっていました。(ちょうど草刈作業を行っていました) |
写真
感想
久しぶりに地元の山に行ってみることにします。
長沢背稜で歩いてない部分、すなわち水松山〜一杯水間を行ってみることにしました。
5:30に駐車場につきます。登山地図では有料なのですが事前に調べた感じでは無料っぽくなっているようで、実際に行ってみると有料の気配はありません。まあ仮に有料だったら後で払えば良いでしょう。おいくらなのか不明ですけど。
ここにもトイレはあるようですが、50mほど先の東日原バス停のトイレの方が綺麗そうです…。(別に汚くはないのですが)
途中の駐在所で登山届を出してテクテク林道を歩き未舗装路となります。さらに進むと八丁橋で渡って50mほどで標識のある登山口になります。
のっけから急坂のガレです。道幅もせまく歩きにくいです。稜線にあがるまで気は抜けません。
暫く進むとアンテナ施設。そこから平坦な稜線を少し歩くと大日神社があります。前回来たときより荒れているような気がします。ゴミは残置されているし落書きはしてあるし見るに耐えません。一応雨は凌げそうですが。
神社の裏から急登が始まります。岩尾根を進みしばらく行くと天祖神社の社務所(?)のような場所です。立入禁止となっています。この場所から富士山が望むことができました。
ここから50mほどで山頂。囲いの中の神社は「こんな山奥にこんな大きな建物が?」と不思議な感じがします。
ここでひと休みします。誰もいません。とても静かな山頂です。
神社の裏手をまっすぐに進み下ります。一度ゆるやかな登り返しを通過すると梯子坂のクビレに下りますが、尾根が広いことと踏み後が薄いのでこのあたりは注意が必要です。しっかり踏み後を確認しながら進みます。
途中の木々のすきまから雲取山荘が見えました。
急な坂を下り、下りきったところが梯子坂のクビレです。ここから登り返してしばらく行くと道が右にトラバースします。二度トラバースを通過すると長沢背稜の登山道に合流して酉谷山方向に進みます。以前来たときはここを雲取山方面に進みましたが今回は逆です。
少し進むと標識はありませんが水松山への分岐があります。とりあえず入ってみることにします。踏み後ははっきりとあります。登り3分、下り2分といった場所にあります。山頂は展望はまったくありません。
酉谷山へは標識があります。標識から酉谷山山頂に進むと最初はゆるやかな登りで山頂直下は少しきつくなります。
山頂は南面の展望しかありません。大岳山や御前山などが見えます。山頂では風が強くなってきてだんだんと雲が流れてきました。
しばらく休憩をして酉谷山避難小屋方面に下ります。下りきると縦走路にぶつかりました。ここは十字路で一段さがった場所に酉谷山避難小屋がありますが現在は小屋の土台部分が流れ、ロープが張られ使用禁止となっています。小屋脇の水は出ていました。
また登り返して縦走路に戻って一杯水方面に進みます。最初は細い道幅のトラバースですが次第に広がって歩きやすくなりました。途中には木で出来た橋が数箇所かけられています。一回足を乗せたときにズルッと滑りました。。。雨で濡れると滑りやすいので注意です。
天目山(三つドッケ)へは標識があります。ここは三つドッケ方面に向かいます。ちょっと藪っぽい所ですが踏み後ははっきりしています。一つ目のピークを越えて一度軽く下り再度登り返します。なかなかの急坂ですが距離はそんなにないのであっという間に山頂につきます。山頂はせまいですがなかなか展望が良い場所です。
ここでまた一休みです。しかし、今日は一人も人に会っていません。こんなのも珍しいです。
下山して最後のピークを越えて少し行くと道が東側と南側に伸びています。標識はありません。東側は蕎麦粒山方面、南側は一杯水避難小屋方面に行きます。ここは一杯水方面に進みます。道ははっきりしているので迷うこともなさそうです。降り切ると避難小屋です。誰かいるかと思いましたが誰もいません。
しばし一休みのあと東日原方面に進みます。この道は巻き道が多くそれほど登り返しがないので楽々下山できます。
滝入ノ峰を越えるとジグザグの急坂です。ガレ場でズリズリと滑ります。ジグザグの下り坂にうんざりする頃に集落の屋根が見えてきます。集落の中の道ですが伸びた草が邪魔をして歩きにくい場所がありますが、丁度草刈をされており、これからは歩きやすくなることでしょう。
結局、山中では誰一人会う事はありませんでした。
すごく静かな山歩きを堪能できました。(自分の熊よけの鈴の音は始終鳴っていましたが…)
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