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Yamareco

記録ID: 451912
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山 温泉付きのんびり登山

2012年09月21日(金) 〜 2012年09月22日(土)
 - 拍手
jasper00 その他2人
GPS
32:00
距離
14.9km
登り
1,654m
下り
1,595m

コースタイム

【9/21】別当出合7:50→別当坂分岐9:00→仙人窟9:40→殿ヶ池避難小屋10:25→馬のたてがみ11:10→黒ボコ岩11:50→12:35室堂13:10→御前峰頂上13:55→大汝峰頂上14:50→室堂15:40
【9/22】室堂4:45→5:30御前峰頂上5:45→6:15室堂8:15→エコーライン分岐9:15→南竜分岐9:35→別当覗10:40→中飯場11:20→別当出合12:00
天候 9/21 曇り時々晴れ
9/22 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
東京←(飛行機)→小松空港←(娘の車)→白山登山口(別当出合)
コース状況/
危険箇所等
【登り:観光新道】別当出合から急登してから尾根にとりつき、あとは尾根沿いの登り
【下り:エコーライン〜砂防新道】エコーラインは弥陀ヶ原を越えてから急降下、その先の砂防新道は長い下りだが勾配は比較的ゆるやか(観光新道より下山道に向いてる)
別当出合を出発
早朝の雨が止んで薄日が差してきた
2012年09月21日 07:38撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 7:38
別当出合を出発
早朝の雨が止んで薄日が差してきた
別当坂出合で尾根に取付く
ここで一休み
2012年09月21日 08:50撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 8:50
別当坂出合で尾根に取付く
ここで一休み
視界がきかない中でのつらい登りはまだまだ続く
2012年09月21日 09:40撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 9:40
視界がきかない中でのつらい登りはまだまだ続く
殿ヶ池避難小屋付近に到着
小屋は改築中で仮設トイレしかなかった
2012年09月21日 10:15撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 10:15
殿ヶ池避難小屋付近に到着
小屋は改築中で仮設トイレしかなかった
馬のたてがみ
ここから砂防新道や別山方面が見えるはずだが・・・
馬のたてがみ
ここから砂防新道や別山方面が見えるはずだが・・・
蛇塚という平坦なところに到着
ここでまた小休止!
2012年09月21日 11:18撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 11:18
蛇塚という平坦なところに到着
ここでまた小休止!
少し登ると晴れてきた
砂防新道方面がようやく見えてきた
2012年09月21日 11:28撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 11:28
少し登ると晴れてきた
砂防新道方面がようやく見えてきた
黒ボコ岩、砂防新道との合流点に到着
腹が減ったので昼食タイム
2012年09月21日 11:53撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 11:53
黒ボコ岩、砂防新道との合流点に到着
腹が減ったので昼食タイム
黒ボコ岩を過ぎると、弥陀ヶ原から山頂のすばらしい眺め
2012年09月21日 11:56撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 11:56
黒ボコ岩を過ぎると、弥陀ヶ原から山頂のすばらしい眺め
弥陀ヶ原から最後のひと登りで室堂に到着
2012年09月21日 12:25撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 12:25
弥陀ヶ原から最後のひと登りで室堂に到着
今日お世話になる白山雷鳥荘
ここは全部個室(事前予約が必要)で、コイン式のシャワーも付いていた
2012年09月21日 12:58撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 12:58
今日お世話になる白山雷鳥荘
ここは全部個室(事前予約が必要)で、コイン式のシャワーも付いていた
雷鳥荘でくたばっている妻と娘を置いて、一人で山頂へアタック
2012年09月21日 13:01撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 13:01
雷鳥荘でくたばっている妻と娘を置いて、一人で山頂へアタック
室堂から山頂までの中間地点にあたる高天ヶ原
2012年09月21日 13:25撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 13:25
室堂から山頂までの中間地点にあたる高天ヶ原
山頂の白山奥宮
2012年09月21日 13:43撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 13:43
山頂の白山奥宮
御前峰頂上
午後2時ころ到着、他に誰もいなかった
2012年09月21日 13:45撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 13:45
御前峰頂上
午後2時ころ到着、他に誰もいなかった
大汝峰を展望
2012年09月21日 13:45撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 13:45
大汝峰を展望
こちらは翠ヶ池
晴れていればもっときれいな緑色か?
2012年09月21日 14:14撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 14:14
こちらは翠ヶ池
晴れていればもっときれいな緑色か?
大汝峰に到着
午後3時ころ到着
2012年09月21日 14:41撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 14:41
大汝峰に到着
午後3時ころ到着
大汝峰から御前峰(右)と剣ヶ峰(左)
左手前は翠ヶ池
2012年09月21日 14:43撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 14:43
大汝峰から御前峰(右)と剣ヶ峰(左)
左手前は翠ヶ池
室堂がだいぶ近くに見えてきた
登り始めから約7時間で足が痛い!!
2012年09月21日 15:14撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 15:14
室堂がだいぶ近くに見えてきた
登り始めから約7時間で足が痛い!!
室堂の夕暮れ
夕方になりようやく別山方面の視界が晴れた
明日の天気は期待できそう!
2012年09月21日 17:39撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/21 17:39
室堂の夕暮れ
夕方になりようやく別山方面の視界が晴れた
明日の天気は期待できそう!
翌朝は妻と娘を連れて暗いうちから登り始め、日の出前に御前峰に到着
山頂から大汝峰、剣ヶ峰方面を望む
2014年01月26日 17:28撮影
1/26 17:28
翌朝は妻と娘を連れて暗いうちから登り始め、日の出前に御前峰に到着
山頂から大汝峰、剣ヶ峰方面を望む
室堂から別山方面も今日はくっきりと見える
2012年09月22日 05:39撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 5:39
室堂から別山方面も今日はくっきりと見える
東側(三方崩山方面)の眺望
雲が多くご来光は残念ながら拝めなかったが、遠方にかすかに槍〜穂高連峰が見えた
2012年09月22日 05:39撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 5:39
東側(三方崩山方面)の眺望
雲が多くご来光は残念ながら拝めなかったが、遠方にかすかに槍〜穂高連峰が見えた
室堂に戻って朝食後に下山開始
下り始めたところから弥陀ヶ原の眺望
2012年09月22日 08:13撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 8:13
室堂に戻って朝食後に下山開始
下り始めたところから弥陀ヶ原の眺望
弥陀ヶ原の分岐でエコーラインへ向かうことにした
山頂を振り返る
2012年09月22日 08:25撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 8:25
弥陀ヶ原の分岐でエコーラインへ向かうことにした
山頂を振り返る
弥陀ヶ原を過ぎて緩やかな尾根道を行く
正面の山は別山
この後、南竜道に合流するまでの間に急降下が待っていた
2012年09月22日 08:30撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 8:30
弥陀ヶ原を過ぎて緩やかな尾根道を行く
正面の山は別山
この後、南竜道に合流するまでの間に急降下が待っていた
南竜道から下山路(砂防新道)を望む
甚之助避難小屋やその左に甚之助谷が見える
別当出合はまだまだずっと下
2012年09月22日 09:16撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 9:16
南竜道から下山路(砂防新道)を望む
甚之助避難小屋やその左に甚之助谷が見える
別当出合はまだまだずっと下
南竜分岐(南竜道と砂防新道の合流点)
今日は土曜日だけあって登山客があふれていた
(室堂小屋は昨日と打って変わって大混雑??)
2012年09月22日 09:25撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 9:25
南竜分岐(南竜道と砂防新道の合流点)
今日は土曜日だけあって登山客があふれていた
(室堂小屋は昨日と打って変わって大混雑??)
別当出合の吊り橋に無事到着
2012年09月22日 11:51撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
9/22 11:51
別当出合の吊り橋に無事到着

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25,000地形図 コンパス 筆記具 ライター 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 雨具 防寒着 手袋 ストック ビニール袋 替え衣類 入浴道具 ザックカバー クマよけ鈴 食器 水筒 時計 非常食
共同装備
コンロ ガスカートリッジ コッヘル(鍋) ファーストエイドキット カメラ ポリタンク

感想

マイルがたまったのでぜいたくに飛行機での白山登山旅行を計画。
富山に住む娘に小松空港まで車で迎えに来させ、その日は金沢観光をした後、登山口付近の白山温泉永井旅館へ1泊。
素泊まりだったので食事は味わえなかったが、檜風呂の温泉は格別だった。

【1日目:別当出合→室堂→山頂→室堂】
翌朝はゆっくりと旅館を出発。
車で30分ほど山道を走り、別当出合下の駐車場に7:30頃到着。

駐車場から別当出合の登山口までひと登り。ちょうど良いウオーミングアップでいよいよ登山開始。
前回の大菩薩嶺からの下りで妻が膝を痛めたことを考慮し、往路には観光新道、復路は傾斜がよりゆるやかな砂防新道を選んだ。
砂防新道へ向かう吊り橋の手前で分岐し、いきなり森林内の急登が始まる。
林道下を横断する前後はややゆるやかな道となるが、そこを過ぎると尾根まで急登がつづく。

1時間余りで尾根に取付いたが、ここまでにかなりの体力を使った。
ガスで眺望がきかない中、尾根道をひたすら登り、仙人窟とよばれる大岩をくぐったりしながら、1時間半ほどで殿ヶ池避難小屋跡に到着。この当時、避難小屋は改築中で、仮設のトイレがあるだけであった。

ここからまだまだ苦しい登りがつづいた。
馬のたてがみ、蛇塚などのポイントを通過するが、少し登っては小休止の繰り返しでなかなか高度がかせげなかった。
蛇塚を過ぎたあたりから傾斜がゆるやかになるとともに、晴れ間が広がって砂防新道方面の視界が開けてきたので、ようやく元気が出てきた。

そして、砂防新道との合流点の黒ボコ岩に到着。ここで昼食、大休止。

黒ボコ岩を出発するとすぐ弥陀ヶ原。
緑色の草原の中を延びる木道、その向こうには白山山頂。すばらしい絶景!
弥陀ヶ原は初夏には花が咲き乱れていると思われるが、9月後半なので花はほとんど終わっていた。
気持ちの良い木道歩きから急斜面をひと登りすると、ようやく室堂に到着。
ここまで休憩を入れて4時間半ほどかかった。
娘は、歩みの遅い我々を置いてさっさと先を歩いており、ずいぶん前に到着してかなり待たされたようだ。話を聞くと、途中オコジョに出会ったとのこと。オコジョは一人で歩いていた娘を全く恐れるそぶりを見せず、しばらく足にからみついてじゃれ合ってから、山へ去っていたとのこと。室堂の受付で後で聞いたら、オコジョに出会うのはかなり幸運らしい。

室堂センターで早速チェックインを済ませ、今日宿泊予定の白山雷鳥荘に案内してもらった。
雷鳥荘はこの年の7月に営業開始したばかりの個室宿泊棟で、コインシャワーもついていて非常に快適なところだった。妻と娘はすっかりくたびれて、部屋に着いたとたんに寝てしまったので、一人で山頂にアタックすることにした。

室堂から神社の鳥居をくぐり、途中、高天ヶ原という標識を通って御前峰山頂まで約45分。よく整備された歩きやすい道だった。
午後2時と遅い時間のせいか、山頂には他に誰もいない。ガスのため周囲の展望はあまりきかなかったが、大汝峰方面の眺望をしばらく楽しんで、白山奥宮にお参りしてから御池巡りコースをたどることにした。

急斜面を下って剣ヶ峰との間のくぼ地(旧火口?)に下り、曇り空でいま一つ色が映えない翠ヶ池の脇を通って、大汝峰山頂まで小一時間かかった。ここで御前峰の眺めを楽しみ、室堂に下山した。

【2日目:室堂→山頂→室堂→別当出合】
まだ山頂に登っていない妻・娘と一緒にご来光を拝むべく、翌朝暗いうちに室堂を出発。
登山道に連なるライトの列を見ながら、御前峰山頂に5:30頃に到着。昨日とはうって変わって山頂は登山者でにぎわっていた。しばらく待っていたが、地平線付近は雲に覆われ、ご来光は結局拝めなかった。

室堂へ下山後、朝食をおいしく頂き、準備を整えて8時過ぎに下山開始。

帰りはエコーライン経由で砂防新道を下ることにした。

エコーラインは弥陀ヶ原からその直下の尾根沿いの道にかけては平坦〜ゆるやかで快適な道だったが、南竜道との合流点までの最後の部分は標高差約150mの急降下だった。
南竜道に入るとまたゆるやかな道となり、砂防新道との合流点である南竜分岐までその状態が続いた。
今日は土曜日のせいか、登山者がとにかく多く、長い列の通過にたびたび待たされることになった。昨日の室堂は比較的空いていたので快適だったが、今日は大混雑になりそうな人出だった。

南竜分岐を9時半頃出発してからはやや緩やかだが長い下り道だった。甚之助避難小屋、別当覗、中飯場などで小休止しながら、別当出合登山口には約2時間半で到着した。

今回は妻も膝の痛みを訴えず、何とか無事に下山することができた。

下山後、かねて予約してあった山代温泉に宿泊し、温泉で登山の疲れをゆっくり癒すことができた。


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