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記録ID: 453104
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

西丹沢縦走(箒沢−檜洞丸−ユーシン−檜岳−寄)

2014年05月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:25
距離
23.8km
登り
2,366m
下り
2,579m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:10 箒沢登山口
10:10 石棚山
11:20 檜洞丸
13:40 大石山(40分休憩)
15:00 ユーシン・ロッジ
16:05 雨山峠
16:55 檜岳
18:00 林道ゲート
18:30 寄バス停
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:小田急・新松田ー富士急湘南バス・箒沢公園橋
復路:富士急湘南バス・寄ー小田急・新松田
コース状況/
危険箇所等
<箒沢ー檜洞丸>
 板小屋沢ノ頭の稜線に出るまでは結構な急登が続きます。稜線は比較的広めでブナの新緑に包まれた気持ちの良い登山道が続きますがスッキリとした眺望を得られるポイントはありませんでした。崩落注意の表示がありましたが特に危険と思われるところはありませんでした。こちらのルートは利用する方が少ないようで、ツツジ新道との合流点までは片手で足りる程度の登山者としかお会いしませんでした。
<檜洞丸からユーシン・ロッジ>
 いくつかのピークへの登り返しを繰り返して下っていき、ヤセ尾根、鎖場、ハシゴと多少のアトラクションは揃っていますが、普通に対応できる方であれば特に危険と思われる個所はありませんでした。ただし、登山者はあまり見かけませんでした。
<雨山橋から雨山峠>
 桟道やトラバース道が崩落している個所があるため現在通行止め扱いの様です。中途半端に弛んだ所もあるので通過には十分な注意が必要です。特に雨後は控えた方が良いと思われます。
<檜岳から寄大橋>
 檜岳から秦野峠を回らず直接下るルートは「西丹沢登山詳細図」No.94で熟達者向けとなっていますが、道標こそ無いものの手入れの悪い一般登山道レベルに感じました。ただし、傾斜のきつい土道が多いので雨などで濡れた時の下りは危険かもしれません。
 下山後はバスと電車で移動してから、鶴巻温泉の弘法の里湯で汗を流して一杯やってから帰路につきました。
始発より早めに臨時バスが出たので8時に到着。
皆さん終点の自然教室まで行かれるようで、ここでの降車は私一人でした。
途中の玄倉の手前で丹沢山系で初めてサルを見かけました!
始発より早めに臨時バスが出たので8時に到着。
皆さん終点の自然教室まで行かれるようで、ここでの降車は私一人でした。
途中の玄倉の手前で丹沢山系で初めてサルを見かけました!
バス停の向かいの橋を渡った先が登山道入り口です。
天気は良いがモヤり気味で遠望は望めなさそう。
バス停の向かいの橋を渡った先が登山道入り口です。
天気は良いがモヤり気味で遠望は望めなさそう。
準備を整えイザ出発。
準備を整えイザ出発。
新緑を通した陽射しが気持ち良い。
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新緑を通した陽射しが気持ち良い。
他に登山者もいないので気を付けて行きます。
(車が数台停まっていたので先行者はいた様です。)
他に登山者もいないので気を付けて行きます。
(車が数台停まっていたので先行者はいた様です。)
元々なのか新たに崩落したのか判りませんが、滑りやすいところには鎖が設けられていたので、おとなしく利用させていただけば問題ありません。
元々なのか新たに崩落したのか判りませんが、滑りやすいところには鎖が設けられていたので、おとなしく利用させていただけば問題ありません。
シロヤシオの落花で白い絨毯が出来ていました。
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シロヤシオの落花で白い絨毯が出来ていました。
板小屋沢ノ頭。
時々僅かに眺望が開けるが遠くは霞んで見えませんでした。
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時々僅かに眺望が開けるが遠くは霞んで見えませんでした。
ピンクのツツジも出てきて紅白そろい踏み。
ピンクのツツジも出てきて紅白そろい踏み。
ヤブ沢ノ頭。
気持ちの良い尾根筋。
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気持ちの良い尾根筋。
玄倉への分岐。
石棚山稜に入ると紅白満開でまだまだ見ごろです。
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石棚山稜に入ると紅白満開でまだまだ見ごろです。
石棚山。
ここのベンチでオニギリを1つ補給。
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石棚山。
ここのベンチでオニギリを1つ補給。
稜線ではシロヤシオも満開。
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稜線ではシロヤシオも満開。
テシロノ頭。
ベンツの先がユーシンロッジへの下り道。
まずは先に檜洞丸へ。
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ベンツの先がユーシンロッジへの下り道。
まずは先に檜洞丸へ。
ツツジ新道との合流点を過ぎると一気に登山者が増えます。
ツツジ新道との合流点を過ぎると一気に登山者が増えます。
檜洞丸山頂。
丁度お昼時と重なって大勢の登山者で賑わっていました。
あまりの落差に辟易し直ぐにユーシンの分岐まで下りました。
檜洞丸山頂。
丁度お昼時と重なって大勢の登山者で賑わっていました。
あまりの落差に辟易し直ぐにユーシンの分岐まで下りました。
ユーシンへの分岐。
まだそれ程空腹でもないので、地図を睨んで大石山まで下って少しは眺望のある所で休憩することにしました。
ユーシンへの分岐。
まだそれ程空腹でもないので、地図を睨んで大石山まで下って少しは眺望のある所で休憩することにしました。
一つ目のピークを下りきった所に水場の表示がありました。使用可能な状態かどうかは確認していません。
一つ目のピークを下りきった所に水場の表示がありました。使用可能な状態かどうかは確認していません。
水場はこの示道標の反対側です。
水場はこの示道標の反対側です。
檜洞丸を見返す。
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檜洞丸を見返す。
蛭ヶ岳も見えます。
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蛭ヶ岳も見えます。
同角ノ頭。
ベンチが複数あり休憩適地ですが眺望はイマイチ。
同角ノ頭。
ベンチが複数あり休憩適地ですが眺望はイマイチ。
ハシゴが出てきました。
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ハシゴが出てきました。
こちらでも紅白満開でした。
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こちらでも紅白満開でした。
結構長いハシゴもあります。
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結構長いハシゴもあります。
鎖場。
ドライな状態なら鎖は必要無いレベル。
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鎖場。
ドライな状態なら鎖は必要無いレベル。
雲の合間から富士山の頭?
でもナゼ山頂が白くない?
良く見ると黒いのは宝永山で富士山の肩が見えていました!
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雲の合間から富士山の頭?
でもナゼ山頂が白くない?
良く見ると黒いのは宝永山で富士山の肩が見えていました!
大石山到着。
岩の反対側に山名板とベンチがありました。
岩の反対側に山名板とベンチがありました。
この岩の上からが一番の眺望です。
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この岩の上からが一番の眺望です。
檜洞丸から蛭ヶ岳、丹沢山。
写真には写っていませんが塔ノ岳から大倉尾根まで見えました。
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檜洞丸から蛭ヶ岳、丹沢山。
写真には写っていませんが塔ノ岳から大倉尾根まで見えました。
このベンチでゆっくりと遅めの昼食。
このベンチでゆっくりと遅めの昼食。
この休憩小屋を過ぎると樹林越しにユーシンロッジの赤い屋根が見えてきます。
この休憩小屋を過ぎると樹林越しにユーシンロッジの赤い屋根が見えてきます。
橋を渡ってユーシンロッジの裏側に出ました。
橋を渡ってユーシンロッジの裏側に出ました。
ユーシンロッジ
この時点では左の示道標下にある「通行止」を見落として、真ん中の「危険!」のみ確認して予定通り進入しました。
この時点では左の示道標下にある「通行止」を見落として、真ん中の「危険!」のみ確認して予定通り進入しました。
桟道の崩落個所。
一旦沢におりて通過します。
桟道の崩落個所。
一旦沢におりて通過します。
沢から登山道に戻る階段が既に設置済みでした。
沢から登山道に戻る階段が既に設置済みでした。
無事に雨山峠にたどり着き、この時点で「通行止」を知り、何で登り側にも表示しないのか不審に思っていました。
無事に雨山峠にたどり着き、この時点で「通行止」を知り、何で登り側にも表示しないのか不審に思っていました。
だそうで、元々こちらのルートは避けるつもりだったので、そのまま檜岳に向かいます。
だそうで、元々こちらのルートは避けるつもりだったので、そのまま檜岳に向かいます。
広い尾根で気持ちが良いが、だんだん天候が怪しくなってきました。
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広い尾根で気持ちが良いが、だんだん天候が怪しくなってきました。
檜岳手前の大崩壊帯。
風が強くなり西側からすごい勢いで霧が上ってきました。
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檜岳手前の大崩壊帯。
風が強くなり西側からすごい勢いで霧が上ってきました。
檜岳山頂。
広くて何も無い山頂です。
時間も押しているので写真のみでスルー。
檜岳山頂。
広くて何も無い山頂です。
時間も押しているので写真のみでスルー。
山頂表示板から数十メートル進むと朽ちかけて赤テープと赤ペンキの塗られた道標がありそこがNo.94ルートの取付き。
写真はルートに入ってから撮り忘れに気が付いて振り返って望遠で撮ったものです。
山頂表示板から数十メートル進むと朽ちかけて赤テープと赤ペンキの塗られた道標がありそこがNo.94ルートの取付き。
写真はルートに入ってから撮り忘れに気が付いて振り返って望遠で撮ったものです。
前半はこんな感じで踏み跡はしっかりしており、道標こそありませんが、赤テープはそこそこ見かけます。
前半はこんな感じで踏み跡はしっかりしており、道標こそありませんが、赤テープはそこそこ見かけます。
後半の分岐点。
踏み跡が2つに分かれているので気が付きますが、この手製の道標は目立ちませんので注意してください。
この時は左の寄大橋を選択。
後半の分岐点。
踏み跡が2つに分かれているので気が付きますが、この手製の道標は目立ちませんので注意してください。
この時は左の寄大橋を選択。
途中からハイキングコースと合流し、寄大橋方向に進み、ここで林道に出ました。
途中からハイキングコースと合流し、寄大橋方向に進み、ここで林道に出ました。
林道ゲート。
寄大橋。
あとはひたすらアスファルトの舗装路歩きです。
寄大橋。
あとはひたすらアスファルトの舗装路歩きです。
寄バス停到着。
その後延々と林道歩きを30分程して、何とか最終バスの1本前に間に合いました。
寄バス停到着。
その後延々と林道歩きを30分程して、何とか最終バスの1本前に間に合いました。

感想

 また週末の天気が良さそうなので、新緑を楽しみに久しぶりに西丹沢に行ってきました。
 前日に飲み会が入っていたので電車で計画し、せっかくなので縦走出来そうなルートをと地図とにらめっこしてこのルートとしましたが、結果的に上手く間に合いましたが、往復のバスの始発と最終時刻がネックでした。
 あまり眺望は期待でき無いコースですが、天気もまずまずで、一部を除いてほとんど登山者と行きかうことも無いドップリと新緑に浸ることのできた満足の山行となりました。ただし、「通行止」表示の見落としは大きく反省すべき点ですが、いつもの丹沢と言う意識で、事前の情報取集を怠っていた点もそれ以上に反省すべき点でした。
 とは言え、結果的にGPSの測面距離で25kmを超えていたので、多分、単日の自己最長記録ではないかと思うと共に、我ながら随分と健脚になったものだと筋肉痛の脚をさすりつつ一人悦に入ってます。
 そろそろリハビリも十分なので、機会があれば来月あたりにはテン泊で縦走開始したいなと漠然と考えています。

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