また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 453701
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

金時山〜明神ヶ岳

2014年05月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
ピアソラ その他2人
GPS
--:--
距離
12.5km
登り
1,033m
下り
1,305m

コースタイム

09:47 乙女口
10:30 乙女峠
11:05 長尾山
12:00 金時山
(休憩)
12:57 公時神社分岐
13:26 矢倉沢峠
(休憩)
14:41 火打石岳 ※山頂を巻きました
15:03 宮城野分岐
16:00 明神ヶ岳
16:50 鞍部
18:05 宮城野
天候 晴れのち曇り(霧)、風強し
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
(往路) 路線バス(宮ノ下-乙女口)
(復路) 路線バス(宮城野支所前-宮ノ下)
コース状況/
危険箇所等
道標も良く整備されていて、特に危険箇所は無し。
但し、道標に記されたコースタイムは、「山と高原地図」のそれと比較するとかなり短く設定されており、個人的には全く参考になりませんでした(特に「金時山〜宮城野」間)。
また、「鞍部〜宮城野」間の道は、前半が岩がゴツゴツとした急な下り坂、後半が雨水で抉られた赤土の溝のような荒れた道で、お世辞にも気持ちの良いルートではありませんでした。今回はエスケープルートだったので仕方ありませんでしたが、今後特別な理由が無い限りこのルートを選択することは無いでしょう。
乙女口にて。まずは乙女峠を目指します。
2014年05月24日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
5/24 7:07
乙女口にて。まずは乙女峠を目指します。
決して歩きやすいとは言えない登山道です。
2014年05月24日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 7:07
決して歩きやすいとは言えない登山道です。
乙女峠着。木々の間から富士山が顔を覗かせます。この場所では、ドーン、ドーンと、和太鼓のような低い音が鳴り響いてました。聞くと、自衛隊の火力演習(御殿場)だそうな。
2014年05月24日 10:39撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
3
5/24 10:39
乙女峠着。木々の間から富士山が顔を覗かせます。この場所では、ドーン、ドーンと、和太鼓のような低い音が鳴り響いてました。聞くと、自衛隊の火力演習(御殿場)だそうな。
乙女峠から長尾山に向かいます。途中の尾根道は新緑がとても綺麗でした。
2014年05月24日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 7:07
乙女峠から長尾山に向かいます。途中の尾根道は新緑がとても綺麗でした。
長尾山の山頂に到着。展望はありませんが、ちょっとした広場になっており、ベンチ代わりの木もあったため一休み。ここから今日のハイライトの一つ、金時山に向かいます。

2014年05月24日 11:05撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 11:05
長尾山の山頂に到着。展望はありませんが、ちょっとした広場になっており、ベンチ代わりの木もあったため一休み。ここから今日のハイライトの一つ、金時山に向かいます。

あと少しで金時山です。山頂に近づくにつれ、急な登り坂が増えてきます。
2014年05月24日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 7:07
あと少しで金時山です。山頂に近づくにつれ、急な登り坂が増えてきます。
金時山着いたー!南アルプスは見られませんでしたが、富士山が見られたので大満足です。それにしても、凄い人の数です。
2014年05月24日 12:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
3
5/24 12:02
金時山着いたー!南アルプスは見られませんでしたが、富士山が見られたので大満足です。それにしても、凄い人の数です。
同じく金時山山頂から芦ノ湖方面を望みます。写真だと見切れてしまっていますが、この場所からは箱根の外輪山の輪っかが良く見て取れます。
2014年05月24日 12:01撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 12:01
同じく金時山山頂から芦ノ湖方面を望みます。写真だと見切れてしまっていますが、この場所からは箱根の外輪山の輪っかが良く見て取れます。
ちょうどお腹が減ってきていたので、ここでお弁当にします♪
1
ちょうどお腹が減ってきていたので、ここでお弁当にします♪
お弁当休憩のあと、明神ヶ岳にを目指します。写真左側の平べったい山がそれです。
2014年05月24日 13:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 13:00
お弁当休憩のあと、明神ヶ岳にを目指します。写真左側の平べったい山がそれです。
見晴らしの良い場所が続きます。神山は少し雲が掛かってます。
2014年05月24日 13:02撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 13:02
見晴らしの良い場所が続きます。神山は少し雲が掛かってます。
振り返ると、さっきまで居た金時山も雲行きが怪しくなってきました。
2014年05月24日 13:41撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
5/24 13:41
振り返ると、さっきまで居た金時山も雲行きが怪しくなってきました。
矢倉沢峠から火打石岳の辺りまで、1時間以上ハコネダケ(笹の一種)の回廊が続きます。噂には聞いていましたが、ちょっと飽きてきます。
2014年05月24日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
5/24 7:07
矢倉沢峠から火打石岳の辺りまで、1時間以上ハコネダケ(笹の一種)の回廊が続きます。噂には聞いていましたが、ちょっと飽きてきます。
ギンリョウソウ発見!これは花でしょうか、キノコでしょうか。。。
2014年05月24日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
5/24 7:07
ギンリョウソウ発見!これは花でしょうか、キノコでしょうか。。。
火打石岳を巻いたあたりから、本格的にガスってきました。
2014年05月24日 15:40撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 15:40
火打石岳を巻いたあたりから、本格的にガスってきました。
濃霧です。風も強くなってきて、気温は9℃まで下がりました。疲労が色濃くなります。
2014年05月24日 15:59撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 15:59
濃霧です。風も強くなってきて、気温は9℃まで下がりました。疲労が色濃くなります。
明神ヶ岳山頂着。ここからの360度パノラマを楽しみにしていたのですが、ガスって何も見えませんでした。残念です。
2014年05月24日 16:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
5/24 16:00
明神ヶ岳山頂着。ここからの360度パノラマを楽しみにしていたのですが、ガスって何も見えませんでした。残念です。
明神ヶ岳を後にし明星ヶ岳に向かう途中、時折霧が晴れることも。このときは運よく相模湾が見られました。
2014年05月24日 16:40撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 16:40
明神ヶ岳を後にし明星ヶ岳に向かう途中、時折霧が晴れることも。このときは運よく相模湾が見られました。
それでも依然風が強く、いつまた天候が悪化するか測れない状況だったため、明星ヶ岳は断念し、鞍部から宮城野に下山することに。。。
2014年05月24日 16:50撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 16:50
それでも依然風が強く、いつまた天候が悪化するか測れない状況だったため、明星ヶ岳は断念し、鞍部から宮城野に下山することに。。。
宮城野にゴール。疲れました。。。

2014年05月24日 07:07撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/24 7:07
宮城野にゴール。疲れました。。。

撮影機器:

感想

箱根旅行2日目は、嫁と父と3人で、嘗て母が20代の頃歩いたという、
金時山〜明神ヶ岳〜明星ヶ岳(箱根の外輪山)の稜線を歩いてきました。

当初の計画では、宮ノ下のホテル(よく家族で泊まるホテルで、露天風呂の
正面に明星ヶ岳の稜線がよく見えました)からバスで乙女口まで行き、
これらの箱根の外輪山を縦走し、再びホテルまで戻ってくるはずでした。

天気予報は晴れ時々曇り。実際序盤の天気はまずまずだったのですが、
苅川峠を越えたあたりから次第に曇り勝ちになり、火打石岳を巻いた辺りで
遂に天候が一変しました。霧が視界を遮り、強風が体温を奪い始めました。
登山初心者の僕らにとって「山の天候が変わり易い」ことを
身をもって体験した初めてのことであり、痩せ尾根から霧が滝のように
流れ落ちる様を目の当たりにして、密かに恐怖すら覚えたほどでした。

当然歩くペースもがた落ちで、ガスで展望の無い明神ヶ岳の山頂に
ついた頃には3人とも顔に疲労の色を隠せない状態でした。
その後一旦天気は回復の兆しを見せましたが、万全を期して、
鞍部から宮城野に降りるエスケープルートを選択しました。

「時には諦める勇気も必要です」と、高校のときの世界史の教師が
歴史を紐解く傍らで、口癖のように唱えていた名言が過ぎります。
その言葉の通り、あと一歩のところで明星ヶ岳を断念したことになりましたが、
それよりも無事に下山できたことにまずほっと胸を撫で下ろしました。

今回残念ながらその頂に立てなかった明星ヶ岳は、いつかまた箱根を
訪れたときにリベンジしたいと思います。山は逃げないというやつです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:875人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 箱根・湯河原 [日帰り]
足柄駅 金時山 明神岳 強羅ルート
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら