【日帰り】那須岳三山 茶臼岳・朝日岳・三本槍岳

2022年07月31日(日) [日帰り]

• GPS: 05:39
• 距離: 11.6km
• 登り: 962m
• 下り: 949m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:39

4:11 峠の茶屋駐車場
4:16 4:16 登山指導所・登山ポスト
4:27 4:27 中の茶屋跡
4:46 4:47 峰の茶屋跡避難小屋
4:50 4:50 硫黄鉱山跡
5:05 5:06 お釜口
5:08 5:10 山頂口
5:20 5:21 那須岳
5:28 5:29 お釜口
5:42 5:43 硫黄鉱山跡
5:46 5:48 峰の茶屋跡避難小屋
5:56 5:56 恵比寿大黒
6:13 6:13 朝日の肩
6:19 6:27 朝日岳
6:32 6:35 朝日の肩
6:45 6:46 熊見曽根
6:50 6:50 1900m峰
7:00 7:00 清水平
7:08 7:08 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
7:30 7:57 三本槍岳
8:14 8:15 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
8:21 8:21 清水平
8:37 8:38 1900m峰
8:42 8:42 熊見曽根
8:54 8:56 朝日の肩
9:13 9:18 恵比寿大黒
9:27 9:28 峰の茶屋跡避難小屋
9:39 9:39 中の茶屋跡
9:49 9:49 登山指導所・登山ポスト
9:50 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

危険箇所特になし。茶臼岳〜朝日岳の間で少しトラバースの鎖場があります。

その他周辺情報

那須温泉郷 鹿の湯

写真

7/30 11:43

PACKED!
車中前泊の1dayなので前日にお昼食べてからの出発。1-2泊対応のSWDザックはだいぶスカスカ。奥は温泉・車中泊キット。
湘南の自宅からはおおよそ3.5時間、270km。

7/30 16:12

途中、東北道の佐野SAで休憩。

7/30 16:14

栃木といえば、なイチゴ牛乳をいただく。

7/30 18:54

道の駅 那須高原友愛の森に到着。今晩はここで車中泊。
登山口となる県営峠の茶屋駐車場での車中泊も考えたけど、駐車場が広く、電波がよく、自販機/トイレも豊富なので　こちらで。登山口までは車で20分。

7/30 18:55

車中泊のセッティングをしてぶらぶら。明日登る那須岳方面が見える。

7/30 19:07

ピンクに焼けた。無加工なのに若干ラッ○ン風味。

7/31 4:15

夜中3:15に起床、トイレを済ませて登山口となる県営峠の茶屋駐車場へ移動。購入していたおにぎりをパクつき、ヘッドライトをつけて出発。

7/31 4:27

登り始めからすでに空は少しずつ明るくなってくる。

7/31 4:30

ヘッドライトも30分ほどで消灯。急登もなく、歩きやすい登山道が続く。

7/31 4:39

峰の茶屋跡避難小屋の手前（この日の日の出は4:44）で、背後のご来光を眺めた。

7/31 4:43

山が赤く染まる。美しい。

7/31 4:50

アルプス方面は雲があり見えないが、空がピンクに染まっているのが見える。

7/31 5:06

茶臼岳への最後の登り。こちらでご来光をカメラに収めたであろう方々も見える。

7/31 5:14

日本百名山のひとつ、那須岳の主峰 茶臼岳（標高1,915m）へ登頂し参拝。

7/31 5:14

日が上がってくると綺麗な影茶臼。

7/31 5:14

鳥居の奥にはきれいな雲海。

7/31 5:24

茶臼岳の山頂部は噴火に伴う砂礫で覆われているものの登山道が整備されて歩きやすい。
茶臼岳のお鉢周り途中で、これから歩く朝日岳、三本槍岳方面。この写真だけ見るとアルプスにも錯覚しかねない森林限界上の稜線。

7/31 5:54

朝日岳方面へは一度北側をトラバースする。短い鎖場が2箇所あるが難易度は高くない。

7/31 6:03

朝日岳近くではヒメシャジンほかお花畑も見頃だった。

7/31 6:24

朝日岳（標高1,896m）に登頂。
那須岳では3番目の高さではあるものの最も鋭い峰。秋には南斜面の紅葉が見事だそう。

7/31 6:21

朝日岳から三本槍岳方面の稜線。距離がそれほどないので、ズームしなくても歩いている登山者が見える。

7/31 6:23

下を見ると登山口の駐車場も見える。

7/31 6:43

朝日岳からの茶臼岳。登山道も見える。
徐々に陽が高くなり直射日光が暑く感じはじめるが、稜線では風が強く、ちょうどよく汗が飛ばされHOUDINIのロングシャツはずっと着たまま。

7/31 6:49

朝日岳から三本槍岳方面へ進み1900m峰を通過。短い距離でピークがあり、達成感もあるので初心者にもオススメしたい百名山。この日は小さな子供ずれも数パーティ見かけた。

7/31 6:52

1900m峰からさらに進むと、これまでの砂礫や岩とは真逆の湿原地帯 清水平が広がる。熊笹など植生も大きく変わる。

7/31 6:59

歩きやすい木道が整備されている。が、風が止み暑さを一層感じる。

7/31 7:30

清水平からゆるい樹林帯を登りきり急にひらけた！と思ったらそこが三本槍岳（標高1,916.9m、那須岳の最高峰）の山頂だった。
日本百名山の著者である深田久弥は書中に『那須岳とは那須五岳の中枢を成す茶臼岳、朝日岳および三本槍岳のこと』と記している。

7/31 7:29

山頂で山座同定

7/31 7:31

人が少なく静かに歩けそうな大倉山/三倉山方面の稜線。良い。

7/31 7:33

山肌に雪が残る飯豊山、安達太良山も見えた

7/31 7:43

三本槍岳周辺も花の宝庫。ミツバチが忙しそうに活動していたオニアザミ。

7/31 7:44

イワオトギリ

7/31 8:36

三本槍岳で少し休憩して折り返し。
明るくなってから登り始めたであろう登山者も到着して大にぎわいの登山道。

7/31 8:43

三斗小屋温泉方面への分岐にもなっている見晴台 熊見曽根

7/31 8:43

三斗小屋温泉方面の稜線も気持ちが良さそうだ。天候が安定していればテント泊で周回したいところだが、今回は日帰りなので仕方がない。

7/31 8:48

朝日岳〜峰の茶屋跡避難小屋の間にある短いトラバースの鎖場。前述のように難易度は高くない。

7/31 8:55

峰の茶屋跡避難小屋まで戻り、朝日岳方面を振り返る。
市街地から近く、難易度低く、距離も短いので大人気の山なのだな。

7/31 10:07

予定より早い10時前に下山完了し、駐車した峠の茶屋で那須岳の岩清水謹製かき氷で一気にクールダウン。
駐車場は満車で、一方通行ゆえに路上駐車も多数。それでも続々と観光客が訪れ人気の高さが伺える。

7/31 11:38

車を少し走らせ、温泉は那須温泉郷の歴史ある湯治場 鹿の湯へ。洗い場がなく、石鹸などの使用も禁止されているけれど、白濁のお湯がトロトロで気持ちが良い。
湯治として48℃までお湯の設定があるものの44℃に1分が限界だった。

7/31 11:39

白くなった川縁が温泉街であることを視覚的にも楽しませてくれる。ただし温泉上がりと強い日差しで、すでに汗をかいているのであった。

撮影機器：

FUJIFILM X-T30 ボディ 富士フイルム

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

hirosyyy

三斗小屋温泉にテント泊をして周回したいと思っていた那須岳だったが、このところ午後から豪雨・雷が多発しているので、天気が良いお昼までに下山するように、日帰りご来光登山に変更した。

近くの道の駅で車中泊して、朝4時前に県営峠の茶屋無料駐車場に到着すると、キャパ160台に対してすでに7割程度の駐車。明るくなってすぐに満車になったのではないかと思う。
ご来光のために4時過ぎに出発。峰の茶屋跡避難小屋の手前（この日は4:44）で、背後のご来光を眺めた。茶臼岳までのルートは、森林限界を超えれば方角的には、どこからでもご来光は大丈夫そう（茶臼岳登りの一部のトラバースを除く）。

茶臼岳、朝日岳、三本槍岳とピストンで三山を巡ったが、三者三様の特徴があり、飽きずに楽しめた。ヒメシャジンほかお花畑も見頃だった。
下山後は当地場としても古い歴史がある那須温泉郷の鹿の湯へ。
温泉後の食事は、候補にしていた3店（茶屋卯三郎、五色庵、蕎麦処こなす）いずれも長い待機列だったため諦めて帰宅。それだけが残念。