比良・猪谷
滋賀県
alpine3B
体力度について
- GPS
- 04:56
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 752m
- 下り
- 747m
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- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:57
地蔵岳尾根に乗ったのが14:45くらい
なので純粋な沢登りとしての遡行は3時間
| 天候 | くもり〜はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
猪谷：大きな滝は少ないがシャワーで登ろうとなると地味に手ごわい感じのが多い。 そして両側の壁も立っているので巻きも意外とたやすくはない。 泥濘が拍車をかける。 コメカイ道は数年前から比良の登山地図上では存在を抹消されていたような。「整備された登山道」ではないが、沢登りの下山路としては上々。 |
写真
原因は……まあ、前方のアレでしょうね
水は流れてるが泥が溜まって臭え！限りなくやる気を削ぐ光景ではあるが、3分くらいで抜けられた（巻いたりするよりは絶対素直に突っ切った方が早い）
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限りなくやる気を削ぐ光景ではあるが、3分くらいで抜けられた（巻いたりするよりは絶対素直に突っ切った方が早い）
ステミングはまだ使いこなせていない感
あと前日に雨があったのか泥濘が滑る滑る
枝谷がかなりの傾斜で流入
こっからエスケープ……とかも考えてたが望むべくもない
体重をかけてはいけない老化具合のトラロープがあった
止む無く巻いたが傾斜が「巻き」という言葉のそれではない泥を踏むと即スリップするので露出してる岩の上を這いつくばって移動した
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泥を踏むと即スリップするので露出してる岩の上を這いつくばって移動した
これを登るのはもはや登山ではないな。セローでも通れるぞこれ
横谷トンネルに抜ける林道に出たここから70mぶんくらい尾根を突っ切ったら早いが、歩行距離を10�劼貌呂�せるためにあえて林道を歩くw
ここから70mぶんくらい尾根を突っ切ったら早いが、歩行距離を10�劼貌呂�せるためにあえて林道を歩くw
感想
仕事の関係で月の前半しか山に行けないのだが7月は悪天候だったり所用だったりで行くことができなかった。ついでに言えばその間ろくに運動もしていなかった。
この週末こそどこかに行くつもりでいたが、木曜夜くらいから体調不良、延々下痢をしているうちに熱も出てきた。以前なら風邪かなぁくらいで済むのがこの時代なのでドタバタしてとても土曜から行けるような感じではなかった。幸い土曜にはもう軽快してたので日曜日帰りで比良でも行くか……とやってきたのがここ猪谷である。
今日も寝坊と渋滞で11時スタート（いい加減に懲りろ）。今日は自衛隊が高島で催し物をやってたらしくてそれで交通量が多かったのだろうか。林道を進んでる時点からすでに暑さでやられ気味で早く泳ぎたいところだが、なんか沢の水は少ないしちょっとくさい。まあ、例の倒木針山ゾーンで泥がたまってヘドロみたいになってるのだろう。針山ゾーンは意外と楽に抜けて、そこから先はなんとか沢らしくなってきた。
一つ目のゴルジュはまあそんなに苦労するところもなかったが、二つ目のゴルジュはCS滝を越せなかった。右岸から巻いたところでこの辺の泥壁のグリップのなさに気づく。ついでに上からゴルジュを見下ろして地形の険しさにも気づく。地形図からはここまでとは思わなかった。出口に再びのCS滝を掛けて二つ目のゴルジュは終わり、左岸側から枝谷がアホみたいな傾斜で合流するわずかなスペースを挟んですぐに3つ目のゴルジュが始まる。入り口の滝を巻くがやはり泥濘の壁がまるで頼りにならない。その後は直登を何個か挟んでひときわ厳つい滝が出現。出口に近づくにつれて狭くなり、上部で水流をモロに受けた結果やる気が洗い流されていったので巻いた。この巻きもまあまあ難儀でとにかく泥を踏むと永遠に滑っていくので、影しか踏まないゲームをする小学生のごとく岩のとこだけを根性で渡りながらカサカサと這い登っていった。
その滝のすぐ上がヒジキ谷との二俣だった。二つの谷の間に厳つい岩壁が発達しているので猪谷もヒジキ谷も非常に厳つい様相だった。もう疲れてきたので大きい滝がかかるヒジキ谷はパスして猪谷を進むことにしたが、二股からすぐの間は普通に傾斜も険しく絶妙に巻くのが面倒で直登を強いる小滝を連発してくるのでもうムキになって進んでいた。しかしそのうち傾斜が突然パッとゆるみ、よくある低山の源流域っぽくなってきたなぁと思いながら進んでいると、立派なコメカイ道の道標が出現した。ヤマケイの地図から消されていた（はず）ので、もう消滅したも同然の荒れ荒れな道かと思っていたが、たしかに整備された登山道ではないものの沢登erが帰りに使う道としては上々の部類だと思った（まあ、栃生側が荒れてるのかもしれないが）。
その後下山はまさかの延々林業用車道を歩かされる展開だったので何も書くことはない。しいて言うならこれは登山道表記じゃなくて軽車道表記でいいんじゃないかなあ。
猪谷、大きな見どころはないわりに（迫力がないわけではないが）地味に手ごわいところが多くてなんだかすっきりしない感じだった。
夏にシャワーしたいならヘク谷の方が気持ちよさそう。
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