酒匂川水系世附川土沢三ノ沢


- GPS
- 04:28
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 673m
- 下り
- 556m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水流にしっかり洗われるところはヌメリなし。 それほどでもないところはそれなりにヌメる。 ちょっと濡れているにとどまるところはかなりヌメる。 ヌメリに気をつければさほど危険箇所なし。 下山後の最寄りの温泉は平野の石割の湯。 |
写真
なお、明神峠行きバスはやや狭い道を通る。軽トラックとすれ違う際に、自転車に乗った高校生が猛スピードで止まっていた軽トラックに突っ込んで怪我をしていた。自業自得といえど、すごく痛そうにしていたので、ちょっと不安。サイドミラーを壊された軽トラックのオーナーもかわいそう。
トポでは左右いずれからも巻けるとあるが、右から巻く方が簡単と思う。堰堤の上部と同じ高さで巻こうとするといささか悪いので、もう一段上がる方がよい。踏み跡があり、そのまま歩いて沢に降りられる。
感想
1 明神峠から入渓点まで。
水ノ木幹線林道を降りていくだけ。ほとんど下り。
三ノ沢にかかる三ノ沢橋にはそれと分かることは何も書いていない。
橋を渡ったところの地図にも現在地が書いてない。
林道を降りていくときに、渡った沢の数をおさえておけば問題なし。
2 800m二俣まで
難しくない小滝が連続する。基本的にどれも直登でき、初心者にはとても楽しいと思う。
ただ、結構ヌメリがあるので、ラバーソールに慣れていない人だとあまり楽しむ余裕はないかもしれない。
また、どの小滝の釜も意外と深い。太腿くらいまで濡れることは覚悟する必要あり。
ただ、水流に洗われている方がヌメリは少ないので、むしろ安全といえば安全。
多段4m滝(丹沢ネットワーク編 ウォーターウォーキング2 66ページ以下
(以下「参考記録」という。)参照)は、釜を突破して突っ張りで簡単に登れる。
参考記録では左側を巻くとあるが、巻くよりも簡単だと思う。
この区間で巻いたのは、参考記録の丸数字の3番の滝のみ。
釜が深そうに見えたことと、滝にいいホールド・スタンスがないように見えたので
ラバーソールで登れる自信がなかったことによる。
フェルトで再度挑戦したい。
3 終了点まで
二俣からは右俣へ。右俣へ進むや否やナメが始まる。
沢の知名度に比してかなり立派。参考記録には200mナメとあるがそのくらいはあると思う。
2段15mナメ滝はなかなかすばらしい。参考記録では上段は左端を登るとあるが、水流中で問題なかった。
ナメが終わると4m滝。
水流左がホールド・スタンスとも豊富であるが、最初のスタンスのヌメリが強かったので左岸を巻いた。
少し登ると踏み跡あり。降りるのが面倒だったので、次の小滝も巻いた。
そこを過ぎるとすぐに2つめの堰堤。
越えると半ば当然ながら川原。
しばらく進むと3つめの堰堤。
堰堤の巻きで一番大変なのは4つめの堰堤だと思う。
右から巻く場合、面倒がらずに一段上まで上がるのがいい。
この先はほとんど水流なく、淡々と進む。
6つめの堰堤まで越え、しばらくすると左岸に岩場が現れる。
そこを過ぎてルンゼ状になって少し進むと、右斜め上方に稜線が見えてくる。
今回はここまで。斜面を登って三国林道へ。
傾斜はきつくないのでどこでも登れる。
ヤブこぎなし。
4 石割の湯まで
三国林道に上がったところからさらに10mほど上がると稜線上の登山道。
切通峠から平野に下りる予定であったが、想定よりも行動が早かったので高指山へ。
富士山は見えなかったのですぐに下山。
集落内の道を適当に進んで石割の湯へ。
ここは問題なし。
<おわび(平成26年7月14日)>
本文におかしい箇所があったので一箇所修正しました。
世附の界隈の沢を調べていたら三ノ沢にいきあたりました。
ナメも多く、釜も少し深そうで夏の暑い時期にいったら楽しそうな印象を受けました。
レコ丁寧に書いてくださりありがとうございます。参考にさせてもらいます。
meta_bomanさん
気づくのが遅れました。どうもすみません。
あまり期待しないで行ったのですが、期待を遙かに超える楽しい沢でした。
登攀好きな人にはあまり面白くないかもしれませんが、
沢歩きを楽しみたい人、水に戯れたい人、ナメ好きな人には楽しめると思います。
駄文が参考になれば幸いです。
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