鳳凰三山 バテバテ記録 高速山行でない方の参考に
- GPS
- 11:11
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 2,473m
- 下り
- 441m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:49
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:25
●御座石からの登り。西ノ平へ一度下った後燕頭山までは1000m急登ですが手づかみで登るようなところは多くはない。
●燕頭山以降はなだらかにほぼ下りなく小屋まで280m登り。でも長いから疲れる。一部崩落部などあるけど危険ではない。
●地蔵の登り。蟻地獄などとあったので身構えたのですが、登りにくい、程度かな。結構早く稜線もオベリスクも見えるのになかなかつかない感じ
●2日目。GPSログは薬師で途絶えましたが、記録は何とか残す。
●観音ヶ岳急登ですぐバテバテ状態。遅い登り。ところが稜線手前でやや復活、稜線に出て薬師まで軽快な花崗岩と白砂の中の稜線歩き。高低差がなく最高です。
●中道。これもうわさ通りの樹林帯をひたすら下る。ほぼ登りなし。急下降地点も岩場ではなく基本は土と根っこ。時々滑りました。
●林道跡の地点まで3ピッチ3時間で順調。バテバテもほぼ解消したか、と思ったら。ここからの九十九折の急斜面で急に足が止まり、そこからは牛歩の歩み。下の林道に出て歩き易くなっても歩みはのろく同行N君に先に行ってもらい御座石から車を青木鉱泉に回してもらうことにした。この時点で11:40ごろ。
●一人で林道をとぼとぼ。最後の頑張りだがはた目からはそう見えないでしょう。ここで悲劇。途中林道が分岐し右に折れるのだが、手前に類似した林道跡の分岐がありそこへ入ってしまい30分のロス。重い足で引き返しとにかく地道に歩く。
●木に赤いペンキ。渡渉点かな?この足で渡渉できるか迷うがここが踏ん張りどころ。河原に行くと結構水量多い。赤いテープがあり推奨の渡渉点だろうがちょっと無理に見えて、別の場所を探し何とかぬれずに渡れた。
●青木鉱泉に上がる石段にN君が来ていた。しかしその20段程度の石段で2度も止まってハアハア。13:26やっと車に戻る。
天候 | 晴れ時々曇り にわか雨も |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●(12日追加)車アクセスでコース設定においての裏技: 御座石を登り中道降りると青木鉱泉から御座石まで歩き追加になります。でも12:15までに青木鉱泉につけばバスで御座石に戻れます。今回、同行者にこれやってもらい青木鉱泉で合流しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●御座石登り 燕頭山までは急ですが、すごく急かというとそこまではない感じ。手を使って登るところは多くはない。燕頭山過ぎるとなだらかですが登りは登り。距離が長いので疲れた。崩壊地傍を2度通る。少し下るところもあるが基本ずーっと登り。 ●稜線 問題なし ●中道下り これはまたずーっと下り。薬師からすぐに樹林帯。2時間で平坦地が出てきても時々急な下りあり。岩場はなく根っこと泥が主。林道跡から最後の九十九折のジグザグ下り。20回ほど折り返すと林道へ。 ●林道で痛恨の道間違い。踏み跡なしの林道跡に入らないで。渡渉点へは木に赤いペンキがあるところから入ります。 |
その他周辺情報 | ●温泉は青木鉱泉ではなく南アルプス市の公営温泉へ行きました。きれいだし設備もいいです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス(またはブルーライトカット眼鏡)
タオル
ストック
カメラ
山小屋の感染対策で「マスク
インナーシュラフ(シュラフカバー)、アルコール消毒スプレー、枕カバー用タオル」
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ガスコンロ
|
備考 | スマホ電池切れ。満タンにしたはずの予備バッテリーも1回しか持たず。ヤマレコも使えなくなり情報得られず大変。予備バッテリーチェックなんてどうすりゃいいの? |
感想
●今回も多くの反省点。
●ばてたのはなぜか?
・前日夜は車中泊。焼き肉を食ったまではよかった。車中泊は足も延ばせて寝心地は悪くないがいつもの通り眠れず。
・朝食のランチパックを食べると何か少しむかつきを覚えるが出発
・燕頭山までに異常な発汗。休みを2回取る。それでもタイムはまだ順調。燕頭山で昼食のおにぎりを取るが1個しか食えず。
・鳳凰小屋の夕食も皆さんお替りする中何とかカレー一杯だけ
・夜持ってきたお酒も飲まず寝る。いびきの方は比較的少なく3,4時間は寝た。
・朝食弁当は1/4位しか食べれない。無理すると吐きそう。
・観音ヶ岳登りですぐ前日のバテバテ、発汗と息上がり状態になる。同行N君は引き返すことも考えたようだ。
・2ピッチ目でエナジーゼリーを摂る。するとこれがよかったのか10分ほどたつとなんか歩調が戻ってきた。稜線の素晴らしさで気持ちが高ぶったか、風が追い風だったからか、やはりエナジーゼリーか・・・
・以降、中道の林道跡まで4時間は復活したのだがそこから急激にまたバテバテ状態。
●原因は、胃腸の調子か?寝不足か?体力のなさか?食事をとれずエネルギー不足か?
ご飯取れないときどうしたらいいのでしょう?エナジーゼリーで復活したのだろうか?それも4時間だけ。今度は3個くらい持っていくかな
●もう一つはスマホのバッテリー切れ対策。
国土地理院地図はコース状況、タイムなど書き込み持って行ったが、ヤマレコのデータに依存する山行なのは間違いない。時計もスマホ、コンパスもスマホ。おまけに降りた後電話したくてもできない。
モバイルバッテリーは3回充電できる大容量のものを家で充電して持って行ったのになぜか一回充電でアウト。1000回使えるとは聞いているがそんなには使っていないし、所詮実際はすぐに寿命となっているのだろうか?
そんな反省も込め、この中途半端なGPSデータのまま公開します。
●43年前、ワンゲル合宿で北岳肩の小屋のちょぼちょぼ水場で水くみながら1年生同士で「なんで向こうの山だけ雪があんなにあるんだ?」と言った鳳凰三山(周りにいた人たちに無知さらけ出しでした。)その雪の正体を今回確認することも目的の一つ。確かに鳳凰三山の地面は白かった。同じ花崗岩でも石英が多いとかあるのだろうか?
コメント
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また、へばって力入らなくなった時は、アミノバイタルプロ使っています。効果はあると感じています。
ありがとうございます。今回、まさにこれ以上困憊が続くと帰りがいつになるか、という2日目朝一の登りでゼリー摂って急激に回復。稜線から下りの4時間だけ元気。その後またへばったのはエネルギー切れ?摂ったのはトップバリュー「ENERGY180」という安い88円の物でアミノ酸はなくビタミン補給が目的のもの。水分は1日間はスポーツドリンクをとりましたが1Lほど。2日目は水のみ。
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