記録ID: 457047
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ハイキング
東海
高天神
2014年05月31日(土) [日帰り]
fujisky
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 828m
- 下り
- 815m
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駐車場出発7:40−三角点(650.8m)9:10−10:00三角点(852.4m)10:20ー林道接近点11:00−高天神山頂11:30（通過）−11:40林道（林道まで降りてみる）11:45−12:00高天神山頂（昼飯）12:30−林道接近点13:00−三角点(852.4m)13:50ー三角点(650.8m)14:30−15:40駐車場帰着
| 天候 | 晴れ、但し、黄砂で視界悪し |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
小学校下の防火水槽脇に車を止める。（後で思ったが、火事があると消火活動の邪魔になるので、ここの駐車は良くなかった） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
先にも書いたが、春日川合の学校の下、六社神社隣の防火水槽脇に駐車した。しかし、火事があると消火活動の邪魔になるので、多少遠くても別の場所に止めた方が良かったと反省している。 対岸の山への道は、防火水槽の後ろから急なコンクリートの坂道を比高30mほど下り、川を跨ぐ仮橋のような歩道橋で対岸へ渡る。畑を囲う猪垣の脇を通って正面の、竹藪左の急斜面の僅かな踏み跡をたどって杉林の尾根に取りつく。少し歩くと黒い水道管？を跨ぐ。かつての山道と思しき掘れこんだ部分には、倒木や小枝、枯葉が堆積して歩きにくいので、歩きやすい獣道をたどって歩く。山頂まで、踏み跡はほとんど無いので、尾根を外さないように歩きやすい所を歩く。 この山は珍しいことに、笹薮や下草がほとんどなく、見通しもきくので非常に歩きやすい。「岐阜の山旅100コース」では三角点(852.4m)より上は藪漕ぎ状態と書かれているが、現在は藪は無くなっている。また、山頂付近では林道へ降りて、東へ回り込んでから山頂へ至るコースが案内されている。しかし、林道を歩かずに尾根通しで北西側から登るルートをとる方が、踏み跡はないが藪も無く、雑木林の中の歩きやす山である。 山頂には三角点が無いのであまり人気がなく、ほとんど人が入っていないようである。しかし、実に新緑の綺麗な素晴らしい山であった。山名表示板も無かったので作って取りつけておいた。また、三角点(852.4m)付近にはシャクナゲの大群落があるので5月初め頃がおすすめかもしれない。ただし、見晴らしはあまり良くないし、今日は特に黄砂がひどくて良くなかった。 |
写真
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防火水槽脇の駐車スペースは1台、水槽の上には2，3台置けそうであるが、消火活動の邪魔になる。
防火水槽裏側の、対岸の山へ向かう道の降り口。大きな木の右へ回り込む。川に向かって高さ約30mほど下る。
2本の丸太の上に丈夫な金網を張った歩道橋であるが、大水が出ると流される。
目指す高天神は近くに大きく迫って見え、いかにも急こう配の登りであることを思わせる。（高天神はこの頂の奥に隠れているかも？）
正面竹藪に、斜め左方向に向かうわずかな踏み跡があるが、一般の登山道のような明瞭な踏み跡ではないので注意が必要である。
この一見何もなさそうな竹の落ち葉の急斜面にかすかな登山道がある。
最初の取りつきはこのような状態なので、歩きやすい所を選んで歩く。
直径7，8�僂凌綟惨匹里茲Δ淵曄璽垢鮓戮亜�これを越えると歩きやすい斜面（登山道？）になる。
特に定まった道は無いので好きなところを歩く。尾根を外さないよう注意すれば迷うことはない。
里に近い山であるが、枝打ちなどの手入れがされていない。このような枯れ枝になると死に節になって材質が落ちる。
つい先ほどまで猪が寝ていたようで、足音を聞いてびっくりして逃げたような感じである。
植物も意志をもって戦っているように見える。蔦は陽光を得るために巻きついて上へ伸び、巻かれたクヌギはこれを断ち切ろうとして幹を太らせている。長い年月をかけた沈黙の戦いである。
5/31 8:48
植物も意志をもって戦っているように見える。蔦は陽光を得るために巻きついて上へ伸び、巻かれたクヌギはこれを断ち切ろうとして幹を太らせている。長い年月をかけた沈黙の戦いである。
踏み跡の明瞭な登山道はないが、こんな感じの雑木林が綺麗な山道？である。
猪が皮膚に着いたシラミなどを落とすために泥浴びをするヌタ場。飛び散った泥が乾いていないのでつい先ほどまで泥浴びをしていたようである。
5/31 9:23
猪が皮膚に着いたシラミなどを落とすために泥浴びをするヌタ場。飛び散った泥が乾いていないのでつい先ほどまで泥浴びをしていたようである。
新緑が綺麗な雑木林。登山道は無いが、下草が全くないので非常に歩きやすい。
シャクナゲの大群落。花の頃に来れば素晴らしい景色が見られるかもしれない。
途中にある四等三角点。点名「東長谷」標高852.4mである。もう少し下には点名「中山」標高650.8mの四等三角点がある。
二重山稜となった所にできた池である。水量が多いときには10m×20mほどの池面積になりそうである。
林道接近部。左の明るい部分が林道であり、2mほど下を通っている。「岐阜の山旅」ではここから林道を歩くよう案内されている。
高天神の山頂はまだ遠い。林道へ降りることも考えたが、せっかくここまで登って来た山なので、尾根通しで登ることにした。
山頂に着いたが、通り越して林道まで降りてみた。山頂の東側で、林道が東から南へほぼ直角に折れるところから取りつくよう赤リボンが付いていた。その脇に白テープを付けておいた。
5/31 11:49
山頂に着いたが、通り越して林道まで降りてみた。山頂の東側で、林道が東から南へほぼ直角に折れるところから取りつくよう赤リボンが付いていた。その脇に白テープを付けておいた。
標高850m付近で尾根が広くなるところがあるので、帰りにコースを外さないよう注意したい。
先ほどまで鹿が寝ていたようで、走り去る足音が聞こえた。落ち葉が押しつぶされて平らになっており、周りには足跡が残っている。
帰りに見た茶畑であるが、ほとんど放置されている。これも山村の高齢化が進んだ結果のようである。
川を渡るのは、丸太に金網を張っただけの歩道橋である。しかし、山里の人達はこの橋の維持管理にずいぶん手をかけておられるようである。
5/31 15:42
川を渡るのは、丸太に金網を張っただけの歩道橋である。しかし、山里の人達はこの橋の維持管理にずいぶん手をかけておられるようである。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
ザック 1 25ℓ
登山靴 1 布製
雨具上・下 1 ゴアテックス
コンパス 1
高度計付時計 1
ヘッドランプ 1
小型ナイフ 1 アーミーナイフ
非常食 各1袋 乾パン、氷砂糖
スパッツ 1 ロング
小型デジカメ 1 替え電池
携帯電話 1 充電器
地図 1 1/25,000
筆記用具 1 ボールペン
ツェルト 1
軽アイゼン 1 ４本爪
笛と熊除け鈴 1
折りたたみ傘 1
|
|---|
感想
この山は「ヤマレコ」にも山名が取り上げられておらず、山頂に三角点が無いためか、あまり知られていない山のようである。明瞭な登山道はなく、人の踏み跡もないが、笹薮や下草の無い雑木林の綺麗な歩きやすい山である。尾根歩きであるので、尾根を外さなければ迷うこともない。また、谷筋のようにヒルがいないし、笹薮がないのでダニの心配もない。標高850m付近にはシャクナゲの大群落があるので、この花のシーズンに、もう一度登ってみたい。
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