記録ID: 4571167
全員に公開
ハイキング
北陸
日程 | 2022年07月16日(土) ~ 2022年07月18日(月) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 曇り一時雨 |
アクセス |
利用交通機関
前日東京から金沢まで夜行バス
電車、
バス
金沢から松任駅まで電車、松任駅から白山登山バス 帰りは郡上八幡から高山までバス、高山から松本までバス(平湯温泉で途中下車)
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 5時間44分
- 休憩
- 14分
- 合計
- 5時間58分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
その他周辺情報 | 帰りの高山⇨松本のバス待ちで、ふらっと寄った平湯温泉のひらゆの森が尋常じゃなくよかった。 スーパー銭湯タイプとしては国内最強クラスと思われる。 すべての浴槽が源泉かけ流しで、一部湯温が高いため加水ありだが、複数種類の源泉がある。 浴槽の特に露天がよくて、めちゃくちゃ広々としていて開放感もあるし寝る場所もある。 また水風呂も湧き水を使った良い水風呂で、温泉との交互浴と外気浴が最高。 |
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過去天気図(気象庁) |
2022年07月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by kentamu
百名山線つなぎ中
白山、荒島岳を接続するための石川県境山越えルート
以前から、白山と荒島岳は接続できるが、白山地をどう他の山地に接続するかが結構な難題だった。
山沿いに伊吹山地と接続したり、白川郷から高山・アルプスにつなぐやり方もあるのだが、どちらも一定日数がかかり結構難易度が高かった。
ところが、オンロードで中山道を歩くことによって、荒島岳と美濃方面が越前美濃街道で繋げられることがわかり、これが一番楽そうだったので採用した。
だが、越前美濃街道の油坂峠前後は今バスがなく、通しで歩くとアクセスが異常に悪くてどうしたもんかと思っていたのだが、今回東京での予定のついでに、東京〜金沢の夜行バスと、郡上〜高山〜松本のバスを使い、ぶち抜きで歩くことでここをクリアすることにした。
正直九頭竜湖駅〜白鳥間、タクシーを使っても良さそうなコースではある。
・1日目
東京八重洲発金沢着の夜行バスきまっし号で早朝金沢へ。
北陸新幹線のお先にとくダネが当たれば前日入りする予定だったが全部外れたので大人しく夜行バス。
ここ最近何度か夜行バスを利用しているが、だいぶ慣れてきてわりとしっかり寝れた。
耳栓と枕的なものが重要。
金沢からの0630急行白山登山バスは間に合わず、松任駅まで移動し7:30発のバスで一ノ瀬へ。
梅雨再開宣言もあって天気が不安定だからか、乗客は5、6人で高速バススタイルで空いてて快適だった(ここでもしっかり寝た)
一ノ瀬から三ツ谷川の登山口まではしばらくオンロード。県道から外れると未舗装。
そこからは普通の登山で、思ったより整備されていて、杉峠までは刈払いもされており快適。
ただ杉峠〜六本檜までが結構な難所で、道は判別できるものの、場所によっては藪こぎをしなくてはいけない。
ギリギリ破線の手前みたいな道で、もう数年整備されないとまあまあきつい道になる気がする。
途中沼地が点々とあり、一度すねまで落ちてしまった。さいあく。
六本檜からはよく整備された登山道。
微妙な天気で、15時位まではなんとか持ってくれたが、ラスト2kmくらいで豪雨が降ってきてかなり降られてしまった。
この日は旧秘湯を守る会の宿の鳩ヶ湯温泉で一泊。携帯の電波も入らない宿だが、こんなところに温泉宿があるのはありがたい。
温泉はこじんまりとした湯船だが、泉質は良い。ただ加温循環消毒とちょっともったいなさは感じた。
食事はハズレ無しで美味しく、日本酒と合う。結構良い食材を使ってくれているが、地元のものだけでもいいかなとは思った。
・2日目
九頭竜川までは緩やかな下り。そこから川沿いに概ね越前美濃街道に沿って歩く。
トンネルやスノーシェッドで歩道が狭いところがあるが、上高地側の道に比べたら大したことはない。
途中、九頭竜湖駅付近と、キャンプ場付近に食事処や自販機があり補給ができる。
ただ50kmくらい国道を歩いていて補給がこれしかないのも本土では珍しい。北海道を思い出す。
油坂峠越えはある程度のアップダウンを覚悟していたが、思ったほど登りはなく、余裕を持って白鳥に降りることができた。
戻り梅雨ということで不安定な天気だったが、ちょうど昼休憩中にスコールが抜けてくれて、一度も降られることなく歩けた。
・3日目
郡上八幡まで20km弱の歩き。
泊まる場所や帰りの接続の制約がなければ2日で歩ききれたような気もするが、なかなかアクセスが悪いため3日目に半日程度の歩き。
なるべく旧道歩きたい気持ちはあるのだが、かなり分かりづらい。結局ほぼ新道を歩いていた。
郡上八幡の城下町のところだけすごい観光客で混んでいた。
50km級のオンロードはおそらくラストで、あと登山口から数10キロ程度山とセットで歩くところと、西吾妻山から米沢への道だけ残っているが、これほどオンロード特化の歩きはもう多分ない。
50km程度なら(天候やアップダウンは別にして)途中きついと思うこともなく歩けるようになっていて、よくここまで歩けるようになったなと思う。
しばらく山行が続くが、おそらく人生で今以上に歩ける状態は今後ないと思うので、節目を迎えたら一度調整を挟んで、ウルトラマラソン級の挑戦をしたいなと思った。
白山、荒島岳を接続するための石川県境山越えルート
以前から、白山と荒島岳は接続できるが、白山地をどう他の山地に接続するかが結構な難題だった。
山沿いに伊吹山地と接続したり、白川郷から高山・アルプスにつなぐやり方もあるのだが、どちらも一定日数がかかり結構難易度が高かった。
ところが、オンロードで中山道を歩くことによって、荒島岳と美濃方面が越前美濃街道で繋げられることがわかり、これが一番楽そうだったので採用した。
だが、越前美濃街道の油坂峠前後は今バスがなく、通しで歩くとアクセスが異常に悪くてどうしたもんかと思っていたのだが、今回東京での予定のついでに、東京〜金沢の夜行バスと、郡上〜高山〜松本のバスを使い、ぶち抜きで歩くことでここをクリアすることにした。
正直九頭竜湖駅〜白鳥間、タクシーを使っても良さそうなコースではある。
・1日目
東京八重洲発金沢着の夜行バスきまっし号で早朝金沢へ。
北陸新幹線のお先にとくダネが当たれば前日入りする予定だったが全部外れたので大人しく夜行バス。
ここ最近何度か夜行バスを利用しているが、だいぶ慣れてきてわりとしっかり寝れた。
耳栓と枕的なものが重要。
金沢からの0630急行白山登山バスは間に合わず、松任駅まで移動し7:30発のバスで一ノ瀬へ。
梅雨再開宣言もあって天気が不安定だからか、乗客は5、6人で高速バススタイルで空いてて快適だった(ここでもしっかり寝た)
一ノ瀬から三ツ谷川の登山口まではしばらくオンロード。県道から外れると未舗装。
そこからは普通の登山で、思ったより整備されていて、杉峠までは刈払いもされており快適。
ただ杉峠〜六本檜までが結構な難所で、道は判別できるものの、場所によっては藪こぎをしなくてはいけない。
ギリギリ破線の手前みたいな道で、もう数年整備されないとまあまあきつい道になる気がする。
途中沼地が点々とあり、一度すねまで落ちてしまった。さいあく。
六本檜からはよく整備された登山道。
微妙な天気で、15時位まではなんとか持ってくれたが、ラスト2kmくらいで豪雨が降ってきてかなり降られてしまった。
この日は旧秘湯を守る会の宿の鳩ヶ湯温泉で一泊。携帯の電波も入らない宿だが、こんなところに温泉宿があるのはありがたい。
温泉はこじんまりとした湯船だが、泉質は良い。ただ加温循環消毒とちょっともったいなさは感じた。
食事はハズレ無しで美味しく、日本酒と合う。結構良い食材を使ってくれているが、地元のものだけでもいいかなとは思った。
・2日目
九頭竜川までは緩やかな下り。そこから川沿いに概ね越前美濃街道に沿って歩く。
トンネルやスノーシェッドで歩道が狭いところがあるが、上高地側の道に比べたら大したことはない。
途中、九頭竜湖駅付近と、キャンプ場付近に食事処や自販機があり補給ができる。
ただ50kmくらい国道を歩いていて補給がこれしかないのも本土では珍しい。北海道を思い出す。
油坂峠越えはある程度のアップダウンを覚悟していたが、思ったほど登りはなく、余裕を持って白鳥に降りることができた。
戻り梅雨ということで不安定な天気だったが、ちょうど昼休憩中にスコールが抜けてくれて、一度も降られることなく歩けた。
・3日目
郡上八幡まで20km弱の歩き。
泊まる場所や帰りの接続の制約がなければ2日で歩ききれたような気もするが、なかなかアクセスが悪いため3日目に半日程度の歩き。
なるべく旧道歩きたい気持ちはあるのだが、かなり分かりづらい。結局ほぼ新道を歩いていた。
郡上八幡の城下町のところだけすごい観光客で混んでいた。
50km級のオンロードはおそらくラストで、あと登山口から数10キロ程度山とセットで歩くところと、西吾妻山から米沢への道だけ残っているが、これほどオンロード特化の歩きはもう多分ない。
50km程度なら(天候やアップダウンは別にして)途中きついと思うこともなく歩けるようになっていて、よくここまで歩けるようになったなと思う。
しばらく山行が続くが、おそらく人生で今以上に歩ける状態は今後ないと思うので、節目を迎えたら一度調整を挟んで、ウルトラマラソン級の挑戦をしたいなと思った。
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