青木鉱泉から鳳凰三山

2022年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: 25:23
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,169m
• 下り: 2,215m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:31
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:44

4:35 スタート地点
6:08 6:16 南精進ヶ滝
7:13 白糸の滝
7:41 7:42 五色の滝
8:20 8:36 鳳凰小屋
9:20 9:37 地蔵ヶ岳
9:50 アカヌケ沢の頭
10:21 鳳凰小屋分岐
10:45 11:00 鳳凰山
11:17 11:33 薬師岳
12:02 御座石
13:20 林道出合
13:48 中道ルート登山口
14:19 ゴール地点

天候

朝夕ガスが出たりもしましたが、上の方では快晴でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　登山口の青木鉱泉には広い有料駐車場（800円）があります。朝一で駐車、出発した場合、料金は下山後に支払うシステムです

コース状況／危険箇所等

　地蔵岳山頂直下は砂になっていて登りづらくはありますが、岩だらけの稜線も、h2600mくらいまで続くシラビソの森も、多少急なところもありますが、よく整備された歩きやすい道です

その他周辺情報

　青木鉱泉は日帰り入浴も可能です。1000円。

写真

8/11 4:28

東雲の青木鉱泉駐車場。カーナビ頼りに真っ暗な道を何とかやって来ました

8/11 4:43

出発します

8/11 4:57

八ヶ岳PAで寝ていたときは大粒の雨も降ってきて心配したのですが、朝焼けでは青空ものぞきます

8/11 5:49

上の方にも青空が！今後に期待大です

8/11 6:08

で、沢沿いを歩くこの滝の多いルート最初の滝。

8/11 6:08

南精進ヶ滝です
先に進みます

8/11 6:16

森の中にはマルバダケブキ畑や

8/11 6:44

苔の滝など

8/11 6:46

豊かな森を歩きます

8/11 7:14

2つ目の滝白糸の滝

8/11 7:41

そして五色の滝です。大分標高を上げてきました

8/11 7:55

シャクジョウソウかな

8/11 8:04

南アルプスらしいシラビソの森を抜けると

8/11 8:08

出ました！山頂！

8/11 8:08

オベリスクが見えます。もう一息ですが、

8/11 8:28

その前に鳳凰小屋で一休み

8/11 8:27

南アルプスの水出しコーヒーをいただきます

8/11 8:50

さあ、もう少しです

8/11 8:53

地面の様子が変わってくると

8/11 8:57

ついにやって来ました

8/11 9:00

地蔵岳山頂直下

8/11 9:05

振り返ると奥秩父の山々

8/11 9:05

金峯山とか甲武信ヶ岳とかですかね

8/11 9:05

この先向かう観音岳

8/11 9:11

そして聳え立つオベリスク。近く見えるのですが足元も悪いので結構時間がかかります

8/11 9:14

振り返ると富士山。が、この後瞬く間に雲に隠れてしまいました

8/11 9:16

タカネビランジも

8/11 9:20

咲き始めています

8/11 9:19

オベリスク直下到着です。真ん中あたりに登っている人がいるので、大きさが分かります

8/11 9:21

稜線のお地蔵様の奥には

8/11 9:22

雲海に浮かぶ甲斐駒に

8/11 9:22

仙丈が見えます

8/11 9:24

左はアサヨ峰

8/11 9:27

ビランジに

8/11 9:28

コバノコゴメグサ

8/11 9:30

青空の時に来れてよかった！

8/11 9:32

観音岳方面に向かう途中の広くなっている辺りが

8/11 9:38

賽の河原。いろんな方の思いの褄ったお地蔵様達が立ち並んでいます

8/11 9:39

で、そこが山頂扱いってことでいいのでしょうか
先に進むと

8/11 9:45

八ヶ岳も見えました

8/11 9:47

地蔵岳を顧みて

8/11 9:49

赤抜沢之頭に到着すると

8/11 9:49

白根三山が目前です

8/11 9:49

憧れの北岳。大樺沢、草すべり、そしてバットレス。全部一望できます

8/11 10:12

ビランジは稜線に延々咲いてましたし

8/11 10:13

イワインチンや

8/11 10:29

ヤハズヒゴタイ？北陸周辺では出会えない花を見ながら

8/11 10:37

最高峰、観音峰までもう少し

8/11 10:41

隠れていた富士山も姿を現し

8/11 10:45

到着です

8/11 10:46

一番高い所まで登ってみました。
白根方面にガスが上がってきました

8/11 11:07

で、三山最後の薬師岳は

8/11 11:17

意外に早く付けます

8/11 11:17

ここにもこんな岩があり

8/11 11:21

だだっ広い感じでもあります。さあ、下山しましょう

8/11 11:30

山頂直下にはミヤマゼンコや

8/11 11:30

イブキゼリ

8/11 11:32

キタダケトリカブト？なんかの花もありましたが

8/11 11:40

あっという間にシラビソの森になり

8/11 12:05

その後延々と森を下るのみ

8/11 12:27

途中ガスってきて

8/11 12:43

神々しい雰囲気になったりして

8/11 12:49

森を楽しめました

8/11 13:47

で、2時間以上森を下ってやっと林道到着。この後さらに40分ほど歩いて青木鉱泉到着です

撮影機器：

Canon EOS R10 Canon

感想

pattatta

　今年は「フライング梅雨明け」以降、微妙な感じの天候が続き、週間予報ではお盆周辺も不穏な感じ。が、11日の山の日はどうやら南東の方に向かえば好天を享受できそうな感じ。ということで南アルプスで日帰りできそうな所ということで、このコースを選びました。が、今回の山行には個人的には大きな意味がありました。それは、
　
　「人生初山梨上陸」

ということです。そんなに旅行であっちこっち行くタイプではないのですが、それでも関東、中部、近畿辺りはなんかの用事で一度は訪れていますし、「新幹線や高速バスで通過」くらいはしています。が山梨だけは全く足も踏み入れたことが無かったので、ようやく初山梨達成できました。

　行きの行程では前日仕事が終わってからの移動で真っ暗の中、カーナビに言われるがまま車を走らせたので、初山梨もくそも無かったのですが、帰りは違います。小武川を下って人里に近づくと目の前に金峯山がドーンとあり、とりあえず南に車を走らせると富士山が。右にはもう雲がかかっていますが南アルプスの山々が近い。そして帰りの高速からは「地面から生えた」ような八ヶ岳。
　石川県で白山を見ながら生まれ育ち、富山や飛騨の方にも親戚が多いので高山には慣れているつもりだったのですが、ちょっと標高と山の近さが違いましたね。「甲斐は山国」だと思いました。

　で肝心の山ですが、稜線では好天に恵まれ、甲斐駒や北岳なんかも目の当たりに出来ましたし、北陸方面の山では考えられない、h2500m越えを彩るまっすぐ伸びるシラビソの森なんかも堪能できました。ということで前回の「聖〜赤石〜悪沢」に続いて「6年ぶり2度目」の南アルプスでした。

　次はいつ来れるかな。