猛反省の常念岳(一ノ沢からミスルートで雪渓直登)
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- GPS
- 11:21
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,742m
- 下り
- 1,743m
コースタイム
天候 | 晴れ 風もなく天候に救われました・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午前6時時点で15台くらい停まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
注!)笠原の雪渓に出たら、赤い印のついた棒を辿ってルートを取って下さい。それが常念乗越までの通常ルートです。 別の方向にわかりやすいトレースがついていますが、そちらは標高差800mの雪渓を直登するルートです。12本爪アイゼン、ピッケルがないと危険です! |
写真
感想
やってしまいました。
笠原の雪渓に出てから、何の確認もせず、前を行く人の後について行ってしまいました。
そのルートは、常念乗越を経由せず、前常念〜常念をつなぐ尾根に出る雪渓の直登ルートだったのです。
少し経験のある人なら、下から雪渓を見上げた時点で、これはきちんとした装備が必要だとわかったのだろうと思います。
軽アイゼンしか持たず、低山での雪山経験しかない私達には、わかりませんでした。
何の疑いもなく、地図も、GPSも確認することなく前の人のトレースを踏んでいったのです。
その結果、アイゼンなしでも登れるという事前情報にしてはキツすぎる、おかしいと気づいた時には、引き返すことも危険な状態で、登りきるしか選択肢がなくなっていました。
同じように間違えて登ってきていた方がいましたが、12本爪アイゼンで装備もきちんとされていたので、かなり安定していました。
私達はというと夏靴、軽アイゼン、シングルストックという完全にこのルートには装備不足で、それはダイレクトに身の危険につながることを実感しました。
特に大足の相方には6本爪は頼りなく、何度も滑っていたので気が気ではなかったでしょう。
私も傾斜がきつくなってからは後ろを振り返ることができませんでした。恐怖で足がずっとゾクゾクしていました。
結局、登り始めてから4時間近く雪渓に取りついていたことになります。
傾斜がきつかった所だけでも2時間はいたと思います。その間、命の危険を感じ続けていました。
登りきった時には、本当に全てに感謝しました。生かしてくれてありがとう!と。
大袈裟かもしれませんが、もし滑落していたら・・・色んな人に迷惑をかけ、山にも二度と行けず、それどころか命を落としていたかもしれません。
今回は本当に反省しきり、です。
そして、同じ失敗を二度としないよう、事前準備をしっかり、安易に前の人についていかない、そして何より調子に乗らない、これを肝に命じたいと思います。
実は自分も4枚目の写真の雪渓、行けると思ってました・・。
なんとなくおかしいな?と思い地図と周りを見渡し事なきを得ましたが・。
常念山頂からの眺望は最高のご褒美になられてのはないでしょうか?
無事に下山されてホッとされていると思います。
お疲れ様でした。
-sky-さん、はじめまして。
あたたかいコメントありがとうございます!
私も早く「なんとなくおかしいな?」と気づける力と経験を養いたいです。
辛かった分、山頂からの風景は格別でしたが・・・
次からもっと気をひきしめて登ります!
色々、実感されたみたいですね^_^;
そして、無事の下山、何よりです。
今後も、安全登山で楽しみましょう!
makoto7675さん、コメントありがとうございます!
もう、色々実感しまくりです!
山をなめていたんだと思います。今まで何事もなかったのが不思議なくらいです。
これからも山を楽しめるよう、しっかり安全登山します!
私も同じ日に常念岳に登りました。
山頂から下山する際に前常念から来る男女2人組に声をかけさせていただきました。その方たちも間違えてしまったと仰っていたのでもしかしたらお会いしているかもしれませんね。
私の前後に居た人たちも騙されそうになったとみなさん言っていましたよ。
私も自分が間違っているんじゃないかと何度も思いましたし。
常念乗越へいくルートは一部水流の中でしたよね。加えて樹木で見えにくくなっていたし、はじめてきたのでしたらわかり難かったと思います。
とは言え、無事に下山できて何よりです。
下から見てもきれいな雪渓ルートでしたし、お写真を拝見したらちょっと行ってみたくなりましたよ。
odensobaさん、コメントありがとうございます!
あの、夏道がザレて危険な箇所があると教えてくださった方ですよね?
その男女2人組は恐らく私達です^^; ヘロヘロでろれつがまわっていなかったかもしれません、失礼しました
常念乗越へのルートは確かに木がビシビシ顔にあたってわかりづらかったですが、お話を伺っていたので迷わず下山できました。ありがとうございます。
あの雪渓ルートはしっかり準備をしていればとてもいいルートなのではないかと思います。
実は私達も経験を積んでいつかリベンジしたいねと話しています。
いつになるかはわかりませんが・・・
僕もこのルート歩きました(^∇^)!!
僕は選んででしたが、
迫力あるルートで軽装では怖かったでしょうね(>_<)
ご無事で何よりです。
僕はblogやっているので良かったら暇なときにでも覗きに来てください(^∇^)!!
http://ramuko11o.blog116.fc2.com/blog-entry-263.html
ramuko0110さん、コメントありがとうございます!
ブログ拝見しました、カメラが壊れたとは思えないほど、素敵な写真ばかりですね!
特に雷鳥の写真はとても雰囲気があって、相方が望遠が欲しい欲しいとうるさくなってしまいました^^;
これからもブログ更新を楽しみにしております
暇なときにでも、またのぞきに来ていただけたら嬉しいです(*^^*)
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