記録ID: 4602004
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊
日程 | 2022年08月19日(金) [日帰り] |
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メンバー | |
アクセス |
利用交通機関
ロープウェイの駐車場は500円、1階が入口で、出口は5階。場内は照明がほとんどなく、ほぼ真っ暗。出口の案内は、車のヘッドライトを点けないと発見できません。5階が出口であることを鮮明に表示してほしいです。
車・バイク、
ケーブルカー等
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 5時間41分
- 休憩
- 1時間14分
- 合計
- 6時間55分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 基本的にコースは明確で道迷いの心配はほとんどありません。コースは、原則として危険個所もありませんが、ガレ・ザレ・ゴーロ混じり石・岩の急勾配を数百メートル登る肩の小屋の手前までは、下山で滑るリスクがあり、要注意です。 |
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過去天気図(気象庁) |
2022年08月の天気図 |
写真
感想/記録
by eikobo
◎さすがの谷川岳、文句ない快晴の大眺望
谷川岳は有名な山です。スキー場で有名な天神平までロープウェイを利用すると、ほぼ2000mの頂上まで往復で約7キロ。初心者やローレベルの登山者でも登れる山という印象がありました。2000m級の山は、低山では味わえない森林限界越えの天空の世界、遠大なスケールの大自然を堪能できます。
谷川岳は、群馬と新潟の間にあって、関東の山々から遠望できます。春に遠望すると最後まで残雪が見えるのが谷川岳です。百名山の中でもとりわけ有名な山の一つですから、私も一度は登ってみたかった山でした。
実は2年くらい前に、一度登ろうとロープウェイまで行きました。が、その時はロープウェイが故障で運休のため、近くの白髪門に変更しました。谷川岳は西黒尾根ルートがあり、そこから登ることができますが、そのルートは1000m超の超ハードな道で、体力が充分にある上級者でないと登れないと聞いています。私が登ったなら、途中で引き返すことになるでしょう。
そんな谷川岳の問題は、気象です。雨や風も問題ですが、晴れていないと折角の眺望が期待できず、登った意味が半減してしまいます。そこで[てんきとくらす]の高原天気予報で調べました。格好の登山日和でした。
ロープウェイからの道は、最初は木道が整えられていて、歩きやすいです。が、途中からガレやザレ、ゴーロも混じるV字の溝の狭い急登となり、それが延々と続く辛い道になりました。ほぼその厳しい道を数百メートルの登りです。もちろん途中にいくつか休憩できる展望の場がありますが、森林限界となる天神ザンゲ岩あたりから、木の枠のある階段となります。よく整えられた登山道ですが、私にとってはとても厳しい道でした。
◎課題:急登でやってきた脚部内側太股の痙攣(両脚)
今回の個人的な問題は、脚部の攣りが登り半ばで始まったことです。急登を登る時には、脚を大きく上げて岩の溝に引っかけ、体重を脚の筋肉で引き上げる動作を行います。これをくり返していたら、あるところで突然右の内側太股の筋肉が、ビビビッと攣りました。あわてて力を抜いて、痺れが紛れるまで待ちます。数分は必要です。下手に動いたら、強烈な攣りの痛みに登れなく、復活に数十分休憩が必要となります(自分の経験)。急登の狭い道でしたが、なんとかリュックをおろして、芍薬甘草湯(漢方ツムラ68番)を服用しました。筋肉の痙攣による体の痛みをとる漢方薬として、ほとんどの方が携帯している薬です。速効性があるというのですが、ほんとうに効果があるのかどうかは、私には確実な実感はありませんでした。なぜなら、攣ったときには10分ほど動かず、筋肉を休め、気持ちを落ち着かせると、治るからです。
この太股の痙攣は、一度起きると、連鎖的につぎつぎと、わずかなきっかけで起こります。ちょっと太股に力をいれたり、ストレッチをしようと伸ばしたりすることで、またまた攣るのです。全身の力を抜いてバランスをとり、リラックスすると痺れは引きます。が、登山では登ったときも、下りでも、脚部の筋肉は絶えず普段では起こさない動かし方を繰り返さなければなりません。それだけ、痙攣するリスクが多くなります。当日、10回以上の脚部とふくらはぎの攣りを経験しました。その都度、数分間程度休憩しました。攣り1回で5分間の休憩したとしたら、10回痙攣が起きたなら50分。脚部の攣りの症状が出たときには、登山時間はどうしても長くなってしまいます。そんなリスクのために、ゆとりが大切ですね。
太股の今回のような痙攣は、久しぶりです。1年以上、今回のような攣りは起きていません。今回は、急登が続いたため、私の体力がある意味で限界を越えてしまったのでしょう。もう一つ、塩分やミネラルの摂取が遅れたからかもしれません。この太股の攣りは、もし岩場を登らなければならない状況で起こったなら、そこで中吊りとなって、命に係わります。太股の痙攣を起こさないようにするには、内側の太股の筋トレが必要かもしれません。
ただし、前回と同様に、登山で脚部の筋肉で踵で蹴りだして進み登る歩き方をしたしめに、下山してみると脚部の筋肉痛は軽く、脚部の攣りを覗けば、個人的の評価として、とてもよく歩けるようになったと自負します。
◎
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この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 谷川岳 (1977m)
- 熊穴沢避難小屋 (1465m)
- トマノ耳 (1963m)
- 谷川岳・肩の小屋 (1912m)
- 天神平 (1319m)
- 天狗の留まり場 (1665m)
- 天神ザンゲ岩 (1820m)
- 天神尾根・田尻尾根分岐点 (1377m)
- 天神平・天神峠分岐点 (1403m)
- 富士浅間神社奥の院 (1961m)
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