記録ID: 460495
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ハイキング
日光・那須・筑波
竜頭の滝〜中禅寺湖西岸〜半月山〜華厳の滝〜剣が峰(いろは坂)〜馬返し
2014年06月03日(火) 〜
2014年06月05日(木)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 773m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
6/3
14:37 竜頭の滝
14:50 菖蒲ヶ浜キャンプ場
6/4
6:27 菖蒲ヶ浜キャンプ場
7:35 中善寺温泉
9:32 中禅寺湖展望台(到着)
9:47 中禅寺湖展望台(出発)
10:39 半月山
10:46 展望台
11:04 第二駐車場
11:34 中禅寺湖展望台
13:05 中善寺温泉(到着)
13:56 中善寺温泉(出発)
15:26 菖蒲ヶ浜キャンプ場
6/5
9:24 菖蒲ヶ浜キャンプ場
10:48 中善寺温泉
11:00 華厳の滝(到着)
11:15 華厳の滝(出発)
12:01 中の茶屋跡(到着)
12:30 中の茶屋跡(出発)
12:45 剣が峰
13:02 女人堂
13:23 馬返し
13:45 日光豊川稲荷
14:37 竜頭の滝
14:50 菖蒲ヶ浜キャンプ場
6/4
6:27 菖蒲ヶ浜キャンプ場
7:35 中善寺温泉
9:32 中禅寺湖展望台(到着)
9:47 中禅寺湖展望台(出発)
10:39 半月山
10:46 展望台
11:04 第二駐車場
11:34 中禅寺湖展望台
13:05 中善寺温泉(到着)
13:56 中善寺温泉(出発)
15:26 菖蒲ヶ浜キャンプ場
6/5
9:24 菖蒲ヶ浜キャンプ場
10:48 中善寺温泉
11:00 華厳の滝(到着)
11:15 華厳の滝(出発)
12:01 中の茶屋跡(到着)
12:30 中の茶屋跡(出発)
12:45 剣が峰
13:02 女人堂
13:23 馬返し
13:45 日光豊川稲荷
天候 | 6/3 快晴 6/4 曇り〜快晴〜曇り 6/5 曇り〜小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 東武日光駅(東武日光線/JR線)〜新宿(小田急線)〜最寄り駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全コース安全 |
写真
まずは列車とバスを乗り継ぎ、竜頭の滝に到着です。すでに14:00をまわっていますが、お昼ごはんがまだなので龍頭之茶屋でなにかいただきましょうか。本日はなかなかオーダーする機会のなかった「御雑煮」をチョイスしてみましょう。
「すみませーん、御雑煮くださーい」「はーい。5分ほどお待ちくださーい」と、ドキドキしながら数分待ちました。現れたのは揚げたおもちがサクサクのトロトロ、かなりおいしい御雑煮でした。大き目のおもち3個、すごい量。これで500円はありえない。うますぎる。
日が傾き始めてからかるく昼寝。目覚めてから夕食の準備。メニューはミートソースのペンネと食後の甘味の「ひぐらし餅」とコーヒー。お餅は龍頭之茶屋で買ったもので、おいしかったのですが、ちょっと小ぶりで1つでは足りませんでした。
テント内の温度は22℃と快適。熱いコーヒーをズズッと飲みながら持ってきた『エンデュアランス号漂流』のページをめくり始めます。南極で遭難したノンフィクションで、文庫になっているのを最近まで知らず、たまたま書店で見つけてすぐに買い求めました。眠くなるまでという感じで読み始めたところ、あっというまに2:00過ぎになってしまい「これは」とパタッと本を閉じました。おやすみなさい。
ナップザックに食料一式を詰め込んで、中禅寺湖の西岸の遊歩道をテクテクと歩き始めました。当初は男体山に登る予定でしたが、歩き始めると天気がやや崩れてきましたので悩みに悩んで二荒山神社をスルー。
霧に隠れて対岸はおろか、すこし先の岬も見えない状態になってしまいました。モチベーションがかなり低下してしまいましたが、気を取り直して適当な目的地を探して歩くことに。『山と高原地図』で半月山という適当におもえるところを発見。車道で快適に登れそうなので行ってみましょうか。
展望台に向かう車道にはいるとシカを何頭も見かけました。写真はおしりをこちらに向けたままこちらを振りかえるおなじみのポーズで2頭。
新緑もきれいで、車はほとんど通らないのでボーッとしながら歩いていると、ちかくでバタバタと聞きなれた音が。。。
新緑もきれいで、車はほとんど通らないのでボーッとしながら歩いていると、ちかくでバタバタと聞きなれた音が。。。
車道にはけっこうな数のハルゼミのような小さなセミがひっくり返っていました。近くを通るとバタバタとあばれて「はやく助けなさいっ!」と訴えてきます。そのままでは車にひかれてかわいそうなので、1匹ずつ拾い上げて空に放つのでなかなか先に進めません。
セミが居ないところでは、『エンデュアランス号漂流』のことを思い出しながら歩きました。15年ほど前に雑誌で「凍った崖をそりのように滑り降りた。皆が笑顔だった」という箇所が紹介されていて、つよく印象に残っていていちど読んでみたいと思っていました。
昨日は南極大陸の手前で船が流氷に押しつぶされ、食料やテント、救命ボート、犬などを流氷に運び出したところまで読みました。有名な話なので最後にどうなるのか、途中でなにが起きるのかは大体わかってはいたものの、ハラハラしっぱなしで読み出したら止まりません。
持ってきた固形食2食分のうちの1食分を食べていたところ、ほかの登山者の方2名に遭遇。「なんにも見えないね」と会話されていて、急にこちらを向いて「戻り?これから?半月山ですか?」と聞かれ、「これから半月です」と半月山方面を指差して回答。聞かれる準備をしていなかったので、ちょっと変な話し方になってしまい恥ずかしかったです。
だんだんと急になり、木の根をつかんで登ったほうがよい箇所もありました。やはり土の道はよいですね。駐車場から山頂まで40分程度の短い距離ですが、何人かのかたとご挨拶。人気があるとは知りませんでした。
回復してきた景色を眺めながら下り続けました。
テントに戻ってはやく『エンデュアランス号漂流』の続きが読みたいと思いながら坂をくだりました。海洋冒険小説というと、マクリーンの『女王陛下のユリシーズ号』がいちばん好きでしたが、『エンデュアランス号漂流』もかなり好きになりつつありました。
テントに戻ってはやく『エンデュアランス号漂流』の続きが読みたいと思いながら坂をくだりました。海洋冒険小説というと、マクリーンの『女王陛下のユリシーズ号』がいちばん好きでしたが、『エンデュアランス号漂流』もかなり好きになりつつありました。
ときおりバイクがビーンと通り過ぎていきます。気持ちよさそうだな。。。 ところどころでジャワジャワとハルゼミの大合唱が聞こえます。助けたセミも合唱に加わっているとおもうとすこしうれしい気持ちになりました。
中禅寺温泉に戻りました。見た目はレトロなこちらの立ち寄り湯で汗を流すことに決めました。洗い場でシャボンだらけになりさっぱりしたあとは、すこし熱めの湯にドボン。中禅寺温泉ははじめてですが、湯元の源泉近くの湯よりもお湯の質はよい気もしました。ただし肌にはちょっと刺激が強い気も。
ジャーン!二日続けての御雑煮ランチとなりました。昨日と違うのは外の自販機で買ったスプライトをあわせたことくらいでしょうか。「すみませーん、御雑煮くださーい」「はーい。5分ほどお待ちくださーい」
食事が済んだら読書のつづきです。いちばん有名な氷山からの脱出のストーリーが始まります。「ペミカン」や「プライマスのコンロ」といった、身近または身近だった言葉が出てきました。フリーズドライが発達してから、ペミカンはほとんど誰も食べなくなりました。テント内の温度は昨夜よりぐんと下がって16℃。すこし寒く感じます。
氷点下20℃とか30℃の本を読んでいながら、16℃で「寒い」は情けないですが、やはり寒いものは寒い。22:30ごろに本に習って体を温めるためにかるい食事をとることにしました。プリマスのストーブでコーンのスープをつくり、パンを2つ、袋から取り出しました。それにつめたい水。
食後に星が出ていないか外にでてみましたが、この日は前日に引き続き星がほとんど見えずガッカリ。星を探していたところ、キャンプ場に遊びに来ていたシカとバッタリ。急だったのでびっくりしました。0:00に本をとじて就寝。おやすみなさい。また明日。
気になる『エンデュアランス号漂流』ですが、あと数十ページを残すだけになりました。帰りの電車で読みましょう。その後が気になります。
氷点下の気温、濡れた寝袋、凍った衣服、少なくなる食料、荒れ狂う海、甲板のない小さなボート。。。
氷点下の気温、濡れた寝袋、凍った衣服、少なくなる食料、荒れ狂う海、甲板のない小さなボート。。。
華厳の滝に到着。小学校の修学旅行以来の対面です。日光にきても「いまさら」とスルーしていた華厳の滝ですが、あまりにもうつくしいのでびっくりしました。
今日は先を急ぎたいので無料ゾーンだけですが、次回は有料ゾーンで観たいとおもいます。
今日は先を急ぎたいので無料ゾーンだけですが、次回は有料ゾーンで観たいとおもいます。
ふしぎなことに、小学生のときに有料ゾーンで観たときのことをパタパタと思い出しました。ひんやり湿った通路のこと、大きな声で感想を言い合ったこと、怖いものが見えた見えないと騒いだこと、おみやげの木刀などなど。
25カーブ。ゐ(い)は休憩好適地。ただし広場の先は切れ落ちているので注意。ガードレールを乗り越えてひとやすみしようかどうしようか考えていると、なにやら背中に視線を感じました。パッと後ろを振り向くとパトカーがこちらにむかってきます。。。怒られる!ととっさに判断、写真を撮る振りというか、写真を撮るだけとって、そしらぬ顔で下り再開です。
剣が峰は踏み跡もあり、10分ほどで登り下りできますが、登りはじめの砂地で、300mくらい切れ落ちている箇所がありました。そっと覗き込むだけでクラクラしたほど。かなり怖かったです。。。
日光から2駅の下今市で特急に乗り換え、新宿への直通電車に乗りました。車窓には田園風景が広がります。『エンデュアランス号漂流』は栃木駅あたりで完読。うーん、これがノンフィクションとは信じられない。。。
といいつつ、もしこれがフィクションなら、話ができすぎていて誰も読まないというか、それ以前に本になっていない思います。
といいつつ、もしこれがフィクションなら、話ができすぎていて誰も読まないというか、それ以前に本になっていない思います。
撮影機器:
感想
舗装路が多かったですが、たっぷり歩いて楽しめました。
2014/6/6
地名wikiに下記を追加しました。
華厳の滝(滝/展望ポイント/トイレ/食事/駐車場)
馬返し(バス停/トイレ/駐車場)
剣が峰(山頂/展望ポイント)
中の茶屋跡(展望ポイント)
女人堂(展望ポイント)
第二駐車場(展望ポイント/トイレ/駐車場)
日本三大名瀑の華厳の滝が登録されていなかったとは。。。
でもこれでもう安心。
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